Vラインの脱毛
Vラインは、ビキニラインとも呼ばれ、太くしっかりした毛が生えている部位です。
Vラインの毛は下着や水着を着る際に影響しますし、生理時には蒸れやすく、衛生面も気になる人が多いです。
デリケートゾーンであり、自己処理をするのも難しいため、医療脱毛で処理をしてしまうという選択肢もあります。
医療レーザー脱毛を行うことで、長期間毛が生えにくくなり、デザインも調整できるメリットがあります。
Vラインの脱毛概要
Vラインの脱毛範囲 |
左右の骨盤(上前腸骨棘)と両足の付け根、割れ目付近をつないだ逆三角形の範囲 |
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Vライン脱毛の痛み |
毛が濃く密集しており、レーザーで多くの熱が発生するため |
Vライン脱毛の 施術回数・期間の目安 |
8~10回程度(1年半程度) ※1.5〜2ヶ月に1回施術を受けた場合 |
Vライン脱毛のリスクとケア |
皮膚の赤みや点状のむくみは正常な脱毛の反応で、ほとんどが翌日までに治まります。 |
Vライン脱毛のポイント |
Vラインの毛は、熱破壊式のレーザーで毛を作る組織を破壊します。色素の沈着など肌質や毛質によっては、蓄熱式のレーザーを使い分けることもあります。 |
Vライン脱毛の施術前に
知っておきたいこと
Vラインの自己処理の仕方
施術日前日の夜〜当日の朝までに自己処理する必要があります。
自己処理の方法は、刃が直接肌に触れない電気シェーバーがおすすめです。
Vラインの自己処理の手順は以下のとおりです。
①毛をハサミなどで1cm程度の長さまでカットする
②しゃがんで脚を開き、覗き込みながら、毛の流れに沿って剃る
Vラインは自分では見づらい部分なので、正面に鏡を置いて確認しながら剃りましょう。
Vライン脱毛の施術時の服装や体勢
VIOのみの脱毛施術であれば、上半身は洋服を着たままでも施術を行えます。
下半身は洋服と下着を脱いだ状態で、紙ショーツに着替えていただきます。
仰向けの姿勢でシェービングを確認後、肩幅と同程度に脚を開いた状態で施術を行います。
ジェルを塗布し、タオルで調整しながら部分的にショーツをずらしてVラインにレーザーを照射していきます。
また、施術後の部位は軽い炎症を起こし、敏感な状態になります。そのため、施術箇所に刺激を与えるような、肌に密着する下着やスキニーなどは避け、脱ぎ着もしやすいゆったりしたボトムスを選びましょう。
Vライン脱毛におけるQ&A
白髪がある場合にも脱毛できますか?
クリニックで使用されている脱毛機は、毛の黒い色素(メラニン)に反応し、熱を発生させて毛を作る組織を破壊するものです。
そのため、黒い毛には脱毛効果がありますが、メラニンがほとんどない白髪の脱毛はできません。
将来介護を受けることを想定し、アンダーヘアを処理する「介護脱毛」を考えている方は、白髪が増える前に脱毛施術を行うことをおすすめします。
もし、白髪もすべて脱毛したいという場合には、「ニードル脱毛」という選択肢もあります。これは針のような細い電極を毛穴に挿して行う施術方法で、メラニン色素の有無にかかわらず脱毛効果が見込めます。
ただし、非常に強い痛みを伴いますので、痛みに弱い方にはおすすめできません。
VIO脱毛の具体的な料金プランについては、以下をご確認ください。
黒ずみがあっても脱毛施術を受けられますか?
レーザー脱毛機は、基本的に毛の黒い色素(メラニン)に反応して熱を発生させるものです。レーザーによっては、皮膚の黒ずみのメラニンにも強く反応してしまい、やけどのリスクが高まるといわれています。
しかし、当院の脱毛機Lasya(ラシャ)※は、肌質に合わせて照射方法を切り替えることができます。黒ずみのある箇所には、幅広い肌質に対応できる蓄熱式のレーザーを使用するため、肌の色を問わず照射することができます。
弱めの出力のレーザーでじわじわと毛根を温めて破壊する方法のため、色素沈着や黒ずみがある部位でもやけどのリスクを軽減して脱毛を行うことが可能です。
※提携院に関しては、脱毛機が異なる場合があります。
VIO脱毛の具体的な料金プランについては、以下をご確認ください。
施術部位を見られるのが恥ずかしいのですが、どんな対応をしていますか?
そのため、全裸になる心配がなく、施術の際の恥ずかしさを抑えられます。
それでも、特にVラインはデリケートゾーンのため、見られるのが恥ずかしいという方も多くいます。
しかし実際のところ、当院のスタッフは、いろいろな患者さまの施術を行ってきておりますので、患者さまの体型や肌、毛の状態について、一切気にしておりません。
また、色素沈着がある方などへの施術経験もあるため、他人には相談しにくいような、患者さま一人ひとりのお悩みに合わせた施術をしっかりと提案いたします。
通い始めて最初のうちは慣れないかもしれませんが、回数を重ねてスタッフとだんだん打ち解けていくことで、気にならなくなるというケースも多いです。
VIO脱毛の具体的な料金プランについては、以下をご確認ください。
Vラインのデザインはどんなものがありますか?
それぞれの特徴は以下です。
ナチュラル:元の形を活かした自然なデザイン
Vラインの逆三角形を整えた自然なデザインです。余分な毛だけを取り除くので、脱毛したと気づかれにくい特徴があります。
トライアングル:より小さく自然な形のデザイン
Vラインの逆三角形を小さめに整えたデザイン。自然な印象ながら、下着などにも響きにくく、最低限のお手入れをしたい人におすすめです。
オーバル:柔らかい印象のデザイン
Vラインを縦長の楕円形に整えたデザインです。丸みを帯びている分、女性らしい柔らかい印象に仕上がります。
スクエア:縦長の個性的なデザイン
Vラインを縦長の長方形に整えたデザインです。個性的なデザインがお好みの人におすすめです。
Iライン:ハイジニーナに近い効果が得られるデザイン
Vラインを幅の狭い長方形に整えたデザインです。ハイジニーナにはしたくないけど、毛を極限まで少なくしたいという人におすすめです。
ハイジニーナ:毛をすべて処理するデザイン
Vライン・Iライン・Oラインの毛をすべて処理し、ツルツルに近い状態にします。下着や水着をすっきりと着こなしたい人や、介護脱毛を希望する人から人気があります。
VIO脱毛の具体的な料金プランについては、以下をご確認ください。
痛みが心配な場合はどうすればいいですか?
施術時の痛みは、照射部位やレーザーの出力、患者さまの体調などにも左右されますが、VIOは特に痛みを感じやすい部位です。
そのため、AND美容外科では、痛み対策として、麻酔クリームを使用しております。
皮膚に塗布後、20〜30分ほど経過してから効果が出ます。
麻酔をご利用する予定の方は、塗布してから施術に入るまでに、ある程度時間がかかることをご承知おきください。
なお、当院の全身脱毛プランでは麻酔の塗布に一切料金をいただいておりません(部分脱毛の場合は、各部位につき1,100円の料金がかかります)。痛みに弱い方や不安がある方は、事前カウンセリングにてお気軽にご相談ください。
VIO脱毛の具体的な料金プランについては、以下をご確認ください。
照射可能部位
プラン
脱毛の効果に関するよくある質問
医療脱毛でつるつるになるまで施術回数・期間はどれくらいかかりますか?
うぶ毛がなくなるまでの回数には個人差はあり、8回程度で満足される方が多いです。
個人差はあるものの、一般的な目安として、自己処理が不要になるまでには5〜8回程度、うぶ毛まで処理したい場合には8回以上の施術が必要とされています。
8回の施術を受ける際には、2ヶ月前後の間隔でクリニックに通っていただき、約1年半程度で終了する計算です。
ただし、8回の施術を行った場合でも、うぶ毛が残ってしまうケースもあるので、コースを追加される患者さまもいらっしゃいます。
部位や肌質、毛質によっても必要な期間は異なりますので、目安の施術回数や期間について詳しく知りたい方は、カウンセリングの際に医師にご相談ください。
医療レーザー脱毛施術後、すぐに毛がなくなりますか?
自己処理が不要になる程度に毛がなくなるまでには5〜8回程度の施術が必要です。
医療レーザー脱毛の施術後、毛が抜けるまでには2〜3週間ほどかかります。
特に蓄熱式で照射した場合は、施術後数日で毛が抜け落ちる「ポップアップ現象」は起こりません。
また、医療レーザー脱毛であっても1回ですべての毛がなくなるわけではなく、しばらくするとまた毛が生えてきます。
毛の1本1本には「毛周期」という生え変わりのサイクルがあり、レーザーに反応するのは「成長期」の毛だけだからです。
成長期の毛は全体の約10~15%ほどのため、一通り照射するには5〜10回程度の施術が必要になります。
▼医療脱毛の経過のイメージ
ちなみに、何回で満足できるかは個人差が大きく、どこまで脱毛したいかによって変わります。
定期的な自己処理が不要になれば良い人であれば5回程度で満足するかもしれませんが、うぶ毛まで完全にツルツルにしたい人の場合は10回以上の施術が必要になる可能性が高いでしょう。
医療脱毛で埋没毛を解消することはできますか?
医療脱毛を行い、自己処理を減らすことで、埋没毛が改善される可能性はあります。
埋没毛ができる主な原因に、ムダ毛の自己処理と肌の乾燥があります。
ムダ毛の自己処理をする際に、カミソリや毛抜きなどを使用すると、肌や毛穴に細かな傷がつきます。
この傷ついた皮膚が再生するときに、毛穴を塞いでしまうため、埋没毛が起こるのです。
医療脱毛を行うことで、自己処理をする回数が減れば、肌への負担も減り、結果的に埋没毛が生まれにくくなります。
また、肌が乾燥することで、傷つきやすくなり、古い角質が蓄積されやすくなるため、埋没毛を引き起こしやすくなります。
自分でできるセルフケアとして、角質のケアや肌の保湿が挙げられます。
気になるからといって、埋没毛を無理にほじくり出すと、毛穴に雑菌が入り、炎症を起こして「毛のう炎(もうのうえん)」になる恐れもあるのでやめましょう。
ニキビのように腫れてしまった場合は放置せずに、まずは皮膚科に相談してみましょう。
当院では、埋没毛がある場合にも医療脱毛施術を受けられます。
しかし、炎症が起きている場合や黒く濃く残っている場合には、照射を避けるケースもあります。
医師と女性カウンセラーによる無料のカウンセリングを行っていますので、埋没毛が気になっている方は、お気軽にご相談ください。
単発でお試しや体験をした場合、5回コースの1回分と同等の脱毛効果は得られますか?
1回の施術だけではあまり効果は期待できません。
医療レーザー脱毛の施術後、毛が抜けるまでには2〜3週間ほどかかります。
特に蓄熱式で照射した場合は、施術後数日で毛が抜け落ちる「ポップアップ現象」は起こりません。
また、医療レーザー脱毛であっても1回ですべての毛がなくなるわけではなく、しばらくするとまた毛が生えてきます。
毛の1本1本には「毛周期」という生え変わりのサイクルがあり、レーザーに反応するのは「成長期」の毛だけだからです。
成長期の毛は全体の約10~15%ほどのため、一通り照射するには5〜10回程度の施術が必要になります。
ちなみに、何回で満足できるかは個人差が大きく、どこまで脱毛したいかによって変わります。
定期的な自己処理が不要になれば良い人であれば5回程度で満足するかもしれませんが、うぶ毛まで完全にツルツルにしたい人の場合は10回以上の施術が必要になる可能性が高いでしょう。