耳介軟骨移植法
自分の軟骨で高い鼻を目指す
耳介軟骨移植法とは
耳の後ろから軟骨を採取し、鼻先に移植して高さを出す方法です。プロテーゼのような人工物を体内にいれることに抵抗がある方にも選ばれる施術です。
ご自身の組織を使用することで、アレルギー反応や拒絶反応などのリスクに配慮しています。
こんな方におすすめ
- 鼻を高くしたい
- プロテーゼに抵抗がある
- 鼻先の形にコンプレックスがある
- ぶた鼻に悩んでいる
- 鼻の穴を目立たなくしたい
施術の説明

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手術は麻酔を行い、痛みを感じないように配慮します。麻酔の効果を十分に確認してから、まず片耳の後ろの付け根を2cmほど切開し、耳の軟骨の一部を採取し、丁寧に縫合します。
次に鼻の穴の内側を3〜4mmほど切開し、採取した軟骨を鼻先に移植して形を整え、固定します。最後に切開した部位を丁寧に縫合します。
耳介軟骨移植法の特徴
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POINT01ご自身の軟骨でリスクに配慮
自分の体の一部を使うことで、感染症やアレルギーなどのリスクに配慮しています。人工物を入れることに抵抗がある方にも選択肢の一つとなります。
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POINT02定着のしやすさに期待できる
移植した軟骨はご自身の組織のため定着のしやすさに期待できます。長期的に形状を維持を目指す施術です。
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POINT03鼻先のお悩みにアプローチ
ご自身の組織を使用して、高い鼻を目指す施術です。人工物ではないためレントゲンには写りません。
耳介軟骨移植法と
併用されることの多い施術
鼻は一度施術すると組織が変化し、施術の難易度が上がります。そのため、耳介軟骨移植法と同時に、他の施術を組み合わせることも可能です。
小鼻を小さくしたい
鼻先をシャープにしたい
施術詳細
| 施術時間 | 1~2時間程度 |
|---|---|
| 副作用・リスク | 腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛 |
| 麻酔 | あり |
| 通院ペース | 治療回数:1回 治療期間:3〜6ヶ月程度(ダウンタイムを含みます) |
痛みについて
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施術中
痛みを和らげるため、麻酔を使用します。
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施術後
鎮痛剤を使用し、できる限り痛みに配慮しますが、麻酔が切れた後にはズキズキとした痛みを感じる場合があります。
痛みは手術当日~翌日がピークで、3日~1週間程度で和らいでいきます。
ダウンタイム
腫れやむくみは3日程度でピークを迎え、1~2週間で徐々に落ち着いてきます。
施術後の制限
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仕事1週間後から
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シャワー翌日から
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入浴1週間後から
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メイク1週間後から
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メガネ
当日から
(長時間の使用は避ける) -
飲酒1ヶ月後から
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運動1ヶ月後から
施術の流れ

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医師によるカウンセリング(無料)
医師が患者様それぞれのお悩み・症状を丁寧に確認し、施術内容をご説明します。
鼻整形に対する不安や疑問を解消し、患者様の希望に適している施術方法をご提案します。※カウンセリングを受けた後、施術の予約をせずにお帰りいただけます。
※無理に施術を勧めることはございません。

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施術日の決定
カウンセリング後、施術内容が決まりましたら、施術日の予約を承ります。
別途、費用のご案内や当日の注意事項をご説明します。

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消毒・麻酔
施術当日は体調を確認し、問題がなければ施術前にメイク落とし、洗顔をしていただきます。
施術着に着替えていただき、治療を開始します。
局所麻酔を行い、麻酔が効くのを待ちます。

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施術
麻酔の効果を確認できたら、施術を開始します。耳の後ろを切開し、耳介軟骨を採取します。その後、鼻先に移植して固定したのち、丁寧に縫合します。施術時間は1~2時間ほどです。
施術後はお休みしていただきながら、施術後の注意事項などをご説明いたします。
出血がないか確認し、問題がなければ着替えをし、ご帰宅いただけます。

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アフターケア
アフターケアの処方薬として、鎮痛剤と抗生物質をお渡しいたします。
3日間はテープで固定します。術後1週間後に抜糸を行います。
料金
※価格は税込みです。
よくあるご質問
- 施術後、メンテナンスの必要はありますか?
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長期間の効果持続が期待できますが、移植した耳介軟骨が一部吸収され、術後しばらくしてから高さが若干変わる可能性があります。
- 手術後に気を付けることはありますか?
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施術部を強く圧迫したり、こすったりすることは1ヶ月程度控えてください。
メガネは、念のためしばらくは長時間の使用を控えていただくのが良いと思います。
- 当日の服装や持ち物の注意点はありますか?
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服装は特に決まりはありませんが、できるだけ締め付けのない前あきの服装でご来院ください。
術後着替える際に、鼻に触れることがないようにするためです。また帽子やサングラス、マスクなど、顔を隠せるものがあると便利でしょう。










