クマ取り施術後に血の涙はなぜ出るの?原因と術後の過ごし方の注意点
クマ取り施術を受けた後、目から血の混じった涙が出て驚いた経験はありませんか。
「これは異常なサインなのでは」「いつまで続くのだろう」と不安を感じる方も少なくありません。
しかし、血の涙は多くの場合、施術に伴う一時的な現象であり、適切なケアを行えば自然に改善していくことが多いでしょう。
本記事では、クマ取り施術後に血の涙が出る原因や回復までの目安、術後の過ごし方における注意点を詳しく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年2月時点の情報をもとにまとめています。
※クマ取りは保険診療が適用されない自由診療となります。
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クマ取り後の血の涙は一時的?
クマ取り施術後に血の涙が出ると、多くの方が驚きや不安を感じることでしょう。
しかし、この現象は施術に伴う一般的な反応の可能性があります。
まずは血の涙とは何か、どのくらいで治まるのかを理解することで、落ち着いて対処することにつながるでしょう。
血の涙とは何か
血の涙とは、涙に少量の血液が混じって流れ出る現象を指します。
見た目としては、涙がピンク色や薄い赤色に見えることが多く、時には鮮やかな赤色になることもあります。
目の下の皮膚は非常に薄く、毛細血管が密集しているため、施術による小さな血管損傷が起きやすい部位です。
施術中に傷ついた細かな血管から滲み出た血液が、涙と一緒に排出されることで血の涙として現れることがあります。
特に就寝中は目を閉じた状態で圧がかかりやすくなることがあり、起床時に血の涙が出やすい傾向があります。
多くは術後数日〜1週間で改善する傾向
血の涙が続く期間は個人差がありますが、多くの場合は術後24〜48時間をピークに徐々に減少していきます。
一般的には数日から1週間程度で落ち着くケースが多いようです。
施術方法によっても回復期間は異なり、結膜側からのアプローチでは早く改善する傾向があります。
一方、切開を伴う施術では、縫合部からの滲出が続くことがあり、やや長引く可能性も考えられます。
いずれの場合も、時間の経過とともに自然に改善していく可能性が高いので、焦らず経過を見守ることが大切です。
大量出血や激しい痛み
血の涙自体は、術後の正常な経過として捉える場合が多いですが、注意が必要なケースもあります。
以下のような症状が見られた場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談してください。
- 血の涙が大量に流れ続けて止まらない
- 目の奥に激しい痛みを感じる
- 視界がぼやける、見えにくくなる
- 目の周囲が急激に腫れて眼球が前に押し出されるような感覚がある
- 1週間以上経過しても出血が減らない
特に「球後出血」と呼ばれる状態は、眼球の後ろで出血が起こる合併症です。
放置すると視力に影響を及ぼす可能性があるため、異変を感じたらすぐに医師の診察を受けましょう。
クマ取りで血の涙が起きる原因は?
血の涙が発生する背景には、施術方法の違いや個人の体質が関係しています。
原因を理解することで、事前の相談や術後のケアに役立てることができます。
ここでは、血の涙が起きる主な原因について詳しく見ていきましょう。
術式別のリスク
クマ取り施術にはいくつかの方法があり、それぞれ血の涙のリスクが異なります。
| 施術方法 | 特徴 |
|---|---|
| 経結膜脱脂法 | まぶたの裏側から脂肪を除去 |
| 切開法 | 皮膚を切開して脂肪や余分な皮膚を除去 |
| ヒアルロン酸注入 | 注射で凹みを改善 |
経結膜脱脂法は皮膚を切開しないため、外見上の傷跡が残りにくい傾向があります。
ただし、結膜側からのアプローチでも内出血が起きないわけではありません。
施術方法によるリスクの違いを事前に医師と相談しておくと、術後の不安の軽減につながるでしょう。
血の涙の直接的な原因とは
血の涙の直接的な原因とされるのは、施術中に起こる微細な血管損傷です。
目の下の皮膚は約0.5mmと体の中でも特に薄く、毛細血管が網目のように張り巡らされています。
脂肪を除去する際や縫合を行う際に、これらの小さな血管が傷つくことは避けられない場合があるようです。
傷ついた血管から滲み出た血液は、涙の通り道を通って目の表面に出てくることがあります。
これは体の自然な排出機能の一部であり、異常ではありません。
時間が経てば血管は修復され、出血も自然に止まっていきます。
出血しやすくなる人の特徴
同じ施術を受けても、血の涙の出方には個人差があります。
以下のような特徴がある方は、出血しやすい傾向があると考えられています。
- もともと内出血しやすい体質の方
- 血液をサラサラにする薬を服用している方
- サプリメント(ビタミンEやオメガ3脂肪酸など)を摂取している方
- アルコールを頻繁に摂取する習慣がある方
- 血圧が高めの方
血液をサラサラにする薬を服用している場合は、施術前に医師に必ず伝えてください。
必要に応じて、施術前後の一定期間は服用を中止するよう指示されることがありますが、自己判断での中止は危険なので、必ず担当医と相談の上で対応しましょう。
クマ取り後に血の涙が出たときはどうする?
血の涙が出た場合の適切な対処法を知っておくことで、回復を促進し、不安を軽減できる可能性があります。
自宅でできるケアと、クリニックでの対応について解説します。
初期の自宅ケア
血の涙が出た場合、まずは落ち着いて以下のケアを行いましょう。
- 清潔なガーゼやティッシュで優しく拭き取る
- 冷たいタオルや保冷剤をタオルで包んで目元を冷やす
- 就寝時は枕を高くして頭部を心臓より上に保つ
- 目をこすったり強く押さえたりしない
- 処方された点眼薬があれば指示通りに使用する
冷却は血管を収縮させて出血を抑えるサポートをすると考えられています。
ただし、直接氷を当てると凍傷の原因になる可能性があるため、必ずタオルなどで包んでから使用してください。
頭部を高くすることで、目元への血液の集中を防ぎ、腫れや出血を軽減できる可能性があります。
入浴や運動、飲酒は避けコンタクトは一時中止する
術後のダウンタイム中は、血流を促進する行動を控えることが大切です。
以下の行動は、血の涙や内出血を悪化させる可能性があるため、医師の指示があるまで避けましょう。
- 長時間の入浴やサウナ
- 激しい運動やスポーツ
- アルコールの摂取
- 重いものを持ち上げる動作
- 前かがみの姿勢を長時間続けること
シャワーは施術翌日から可能な場合が多いですが、目元を強くこすらないよう注意が必要です。
コンタクトレンズの使用は、一般的に1〜2週間程度は控えるよう指導されます。
メイクについても、目元への負担を考慮して医師の許可が出るまで待ちましょう。
病院での対応
出血が長引く場合や異常を感じた場合は、施術を受けたクリニックを受診しましょう。
クリニックでは状態に応じて以下のような対応が行われます。
- 出血部位の確認と止血処置
- 感染予防のための消毒や抗生剤の処方
- 縫合部の状態確認と必要に応じた再処置
- 内出血の程度に応じた追加のケア指導
球後出血のような重篤な合併症が疑われる場合は、緊急の処置が必要になることもあります。
視力に影響が出る可能性があるため、目の奥の痛みや視界の異常を感じたらすぐに連絡してください。
多くのクリニックでは術後の経過観察として再診の機会を設けているので、気になることがあれば遠慮なく相談しましょう。
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クマ取り施術後の血の涙についてよくある質問
血の涙が出ているときに市販の目薬を使用しても大丈夫ですか?
術後の目元はデリケートな状態のため、市販の目薬の使用は避けた方が無難です。
成分によっては傷の治りに影響を与える可能性があります。
目の乾燥が気になる場合は、クリニックで処方された点眼薬を使用するか、医師に相談してください。
血の涙と一緒に目やにが増えたのですが異常ですか?
術後は一時的に目やにが増えることがあり、これは体が傷を修復しようとする反応の一つです。
透明や白っぽい目やにであれば経過観察で問題ないことが多いでしょう。
ただし、黄緑色の目やにや強い痛みを伴う場合は感染の可能性があるため、早めに受診することをおすすめします。
術後どのくらい経てば仕事に復帰できますか?
デスクワークであれば、施術翌日から復帰される方も少なくありません。
ただし、内出血や腫れは1〜2週間程度続くことがあるため、人と接する機会が多い場合はサングラスやメガネで隠すことも一つの方法です。
体を動かす仕事の場合は、1週間程度は安静にすることが推奨されます。
【下眼瞼脱脂術 に関する法的記載事項】
治療内容:経結膜脱脂法(脱脂法)とは、目の下のたるみやクマの原因となる脂肪を、下まぶたの裏側から除去する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:19,800〜544,250円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:内出血、腫れ、充血、結膜浮腫
【表ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの皮膚を切開し、突出した眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させて固定する施術です。
標準的な治療回数:4~6回
標準的な費用: 548,000円
標準的な治療期間:3~6ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
【裏ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの裏側を切開し、目の下のクマやたるみの原因となる眼窩脂肪を移動させて整える施術です。
標準的な治療回数:3~5回
標準的な費用: 544,250円
標準的な治療期間:1~3ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
