【クマ取り】再発の可能性はある?後悔しないための術式選びと注意点
「クマ取りをしても、また戻ってしまうのでは?」と不安を感じていませんか。
クマ取りは適切な術式選びと医師の技術が確保できた場合、長期的な改善が期待できる施術です。
一方で、加齢や生活習慣、クマのタイプによっては再発と感じるケースもあります。
本記事では、クマ取りの再発メカニズムから術式の比較、後悔しないための選び方まで詳しく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年2月時点の情報をもとにまとめています。
※クマ取りは保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※クマ取りに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
クマ取り後の再発は起こり得る?
クマ取り施術を受けた後、「また元に戻るのでは」と心配される方は少なくありません。
結論として、クマ取りは一度行えば永久に持続するとは限らず、条件によって再発と感じる可能性があります。
ただし、再発の原因やメカニズムを理解しておくことで、適切な対策を取ることにつながるでしょう。
クマが再発する主な仕組み
クマの「再発」には、いくつかの異なるパターンがあります。
まず、加齢による新たなたるみや凹みの出現です。
施術で改善した部分とは別に、時間の経過とともに皮膚や組織が変化することで、新たなクマが生じる場合があります。
次に、術後早期の取り残しや左右差による矯正不足です。
脂肪の除去量が不十分だった場合、施術直後は改善しても時間が経つと「戻った」と感じる可能性があります。
また、下眼瞼脱脂術(脂肪注入)やヒアルロン酸注入では、注入した成分が体内で吸収されることでボリュームが減少し、再発のように見えることもあります。
再発に影響するリスク要因(年齢・術式・生活習慣など)
クマ取り後の再発リスクは、複数の要因によって変わってくる可能性があります。
年齢は要因の一つとされ、加齢に伴う皮膚のハリ低下や脂肪組織の変化が影響を与えることがあります。
選択した術式も重要で、脂肪を除去するだけの方法と移動させる方法では、長期的な安定性に違いが出る可能性があります。
生活習慣も見逃せないポイントの一つです。
睡眠不足、喫煙、紫外線への過度な露出、慢性的な眼精疲労などは、新たなたるみや色素沈着を促進する要因となり得るで しょう。
体重の大きな変動も、目元の脂肪量や皮膚の状態に影響を与えることがあります。
再発が起きやすい期間と早期に気づくサイン
クマ取り後に再発と感じやすい時期は、大きく分けて2つあります。
一つは施術後数ヶ月以内の比較的早い段階です。
この時期に「戻った」と感じる場合は、取り残しや矯正不足が原因である可能性が考えられます。
もう一つは施術から数年以上経過した後です。
この場合は、加齢による新たな変化が原因であることが多いでしょう。
早期に気づくサインとしては、目の下の影が再び目立ち始める、たるみ感が出てくる、左右差が気になり始めるなどがあります。
定期的に鏡で目元をチェックする習慣をつけておくと、変化に早く気付ける可能性があります。
再発の種類と見た目での判別方法
再発と感じる状態には、いくつかの種類があります。
クマのタイプ別に再発の見分け方を整理すると、以下のようになります。
影クマは脂肪のふくらみや凹みが原因で、光の当たり方で目立ちます。
青クマは目をこすったり、皮膚を引っ張ったりすると薄くなるのが特徴です。
茶クマは皮膚自体に色がついているため、引っ張っても色が変わりません。
自分のクマがどのタイプなのかを把握することで、再発時の適切な対処法を選びやすくなるでしょう。
再発しにくいクマ取りの方法を選ぶべき?
クマ取りで後悔しないためには、自分の状態に合った術式を選ぶことが重要です。
術式によって効果の持続性や再発リスクは異なり、それぞれに特徴があります。
ここでは代表的な術式の違いと、選び方のポイントを解説します。
下眼瞼脱脂の特徴と再発リスク
下眼瞼脱脂(経結膜脱脂)は、目の下の余分な脂肪を取り除く施術です。
まぶたの裏側から行うため、外側に傷が残らないというメリットがあります。
しかし、脂肪の除去量によっては将来的なリスクが異なるとされています。
取りすぎると目の下が凹んで老け見えすることがあり、取り足りないと効果を感じにくい場合があるでしょう。
適切な除去量の判断には、医師の経験と技術が求められます。
また、脂肪を取り除くだけでは、皮膚のたるみや凹凸が残ることもあるため、他の施術との組み合わせが必要になるケースもあります。
裏ハムラ法と表ハムラ法の違いと持続性
ハムラ法は、目の下の脂肪を取り除くのではなく、移動させる術式です。
ふくらんでいる部分の脂肪を凹んでいる部分に移動させることで、より自然な仕上がりを目指せる可能性があるでしょう。
- 表ハムラ法は皮膚側から切開するため、たるんだ皮膚も同時に除去することが期待できる
- 裏ハムラ法はまぶたの裏側から行うため、外側に傷が残りにくい
- どちらも脂肪を移動させるため、単純な脱脂より長期的な安定性が期待できる
ただし、加齢による新たなたるみの出現を完全に防ぐことは難しいとされ、10年程度の経過で新たな変化が生じる可能性はあります。
裏ハムラ法は傷が見えない反面、皮膚のたるみが強い場合には適さないこともあります。
あなたの目元の状態別に適した施術の選び方
クマ取りの術式選びは、あなたの目元の状態によって異なります。
目の下の脂肪のふくらみが主な悩みの場合は、経結膜脱脂やハムラ法が選択肢となります。
ふくらみに加えて凹みも気になる場合は、脂肪移動を伴うハムラ法や脂肪注入の併用が検討されることがあるでしょう。
皮膚のたるみが強い場合は、皮膚切除を伴う表ハムラ法が適している可能性があります。
色素沈着による茶クマや血行不良による青クマの場合は、施術だけでは改善が限定的であり、レーザーや外用薬、生活習慣 の改善などが必要になることもあります。
カウンセリングで自分のクマのタイプと原因をしっかり分析してもらうことが、術式選びの第一歩です。
医師とクリニック選びが再発を左右する理由
クマ取りの結果は、医師の技術とクリニックの方針によって影響を受ける可能性があります。
カウンセリングで確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 自分のクマのタイプと原因を詳しく説明してくれるか
- なぜその術式を勧めるのか、他の選択肢との比較を教えてくれるか
- 再発や満足度が低かった場合のリカバリー方針と費用について説明があるか
- 術後1年以上経過した症例写真を見せてもらえるか
再施術は初回より難易度が高くなる傾向があるため、最初から信頼できる医師を選ぶことが大切です。
クマの再発を減らす具体的な術後ケアと対処法
クマ取り後の結果を長く維持するためには、術後のケアが大切です。
適切なケアを行うことで、再発リスクを軽減し、より良い状態を保つことにつながるでしょう。
ここでは術後すぐのケアから長期的な予防法、再発時の対処法まで詳しく解説します。
術後すぐに行うべきケアと注意点
施術直後は、腫れや内出血を抑えるためのケアが大切です。
冷やしすぎは血行を悪くする可能性があるため、医師の指示に従った適度なクーリングを心がけましょう。
施術後数日間は、激しい運動、飲酒、入浴(長時間の湯船)を控えることが推奨されます。
目をこすったり、強く押したりすることは避けてください。
就寝時は頭を少し高くして寝ると、むくみの軽減に役立つことがあります。
処方された薬がある場合は、指示どおりに使用することが回復を早めるポイントです。
長期的に続ける生活習慣とスキンケアでの予防法
術後の良い状態を維持するためには、日常生活での習慣も重要になります。
睡眠不足は血行不良やたるみの原因となるため、十分な睡眠時間を確保しましょう。
紫外線は色素沈着や皮膚の老化を促進するため、日焼け止めの使用やサングラスの着用が推奨されます。
喫煙は血行を悪化させ、皮膚の老化を早める要因となり得るでしょう。
スキンケアでは、目元専用のクリームやアイセラムで保湿を行うことが推奨されます。
体重の急激な増減は目元の脂肪量にも影響を与えることがあるため、安定した体重管理を心がけましょう。
再発したときの非外科的な対処法と効果の目安
軽度の凹みや影には、ヒアルロン酸注入でボリュームを補う方法があります。
効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度が目安で、定期的なメンテナンスが必要になることがあるでしょう。
色素沈着による茶クマには、レーザー施術や美白効果のある外用薬が検討されることがあります。
青クマには、血行改善を目的とした光治療やビタミンK配合のクリームなどが用いられることもあるようです。
クマのタイプに合った対処法を選ぶことが、無駄な施術を避けるポイントとなるでしょう。
再発時の再施術や修正の判断基準とタイミング
上記のような方法では改善が難しい場合、再施術や修正施術が選択肢となります。
再施術を検討する判断基準としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 目の下の脂肪のふくらみが再び目立つようになった
- 凹みや段差が強く、ヒアルロン酸では対応しきれない
- 皮膚のたるみが進行して見た目に影響している
- 左右差が気になり、バランスを整えたい
再施術のタイミングは、初回施術から最低でも6ヶ月〜1年程度経過してからが望ましいとされています。
組織が安定してから行うことで、より正確な判断と施術が可能になります。
再施術は初回より組織の癒着などにより難易度が上がる傾向があるため、経験豊富な医師に相談することが大切です。
術後トラブルや疑問が出たときの受診目安とQ&A
術後に気になる症状が出た場合、早めに担当医師に相談することが重要です。
以下のような症状がある場合は、受診を検討してください。
- 術後の腫れや内出血が1ヶ月以上改善しない
- 強い痛みや発熱がある
- 視力に変化を感じる
- 左右差が大きく気になる
軽度の腫れやむくみは1週間程度で落ち着くことが多いですが、不安な症状があれば自己判断せず医師に確認しましょう。
術後の経過観察のために、定期的な診察を受けることも再発予防に役立ちます。
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クマ取りの再発についてよくある質問
クマ取り後、何年くらい効果が持続しますか?
術式や個人の状態によって異なりますが、ハムラ法などの脂肪移動を伴う施術では、10年前後の持続が期待できるケースもあるようです。
ただし、加齢による新たな変化は起こり得るため、永久的なものではありません。
定期的なメンテナンスを行うことで、より長く良い状態を維持できる可能性があります。
男性でもクマ取りの再発リスクは同じですか?
男性の場合、女性に比べて皮膚が厚く、脂肪のつき方にも違いがあることがあります。
また、生活習慣として睡眠不足やストレスを抱えやすい傾向があれば、再発リスクに影響する可能性があるでしょう。
男性特有の条件を考慮したカウンセリングを受けることをおすすめします。
クマ取りの再施術は何回まで受けられますか?
明確な回数制限はありませんが、再施術を繰り返すと組織の癒着が進み、施術の難易度が上がる傾向があります。
そのため、できるだけ初回の施術で良い結果を得ることが望ましいでしょう。
再施術が必要になった場合は、前回とは異なる術式や医師を検討することも一つの選択肢です。
【下眼瞼脱脂術 に関する法的記載事項】
治療内容:経結膜脱脂法(脱脂法)とは、目の下のたるみやクマの原因となる脂肪を、下まぶたの裏側から除去する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:19,800〜544,250円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:内出血、腫れ、充血、結膜浮腫
【表ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの皮膚を切開し、突出した眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させて固定する施術です。
標準的な治療回数:4~6回
標準的な費用: 548,000円
標準的な治療期間:3~6ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
【裏ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの裏側を切開し、目の下のクマやたるみの原因となる眼窩脂肪を移動させて整える施術です。
標準的な治療回数:3~5回
標準的な費用: 544,250円
標準的な治療期間:1~3ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
