クマ取りの失敗パターンとは?リスクを回避する方法と注意点
目の下のクマに悩み、施術を検討する際に「もし失敗したらどうしよう」「取り返しのつかない状態になったら…」と不安を感じる方は少なくありません。
クマ取りにはいくつかの術式があり、それぞれに起こりうるリスクや失敗のパターンが存在します。
大切なのは、事前にそのリスクを正しく理解し、信頼できる医師を見極めることです。
この記事では、後悔しないために知っておきたいクマ取りの失敗例やその原因、回避するためのポイントを解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年1月時点の情報をもとにまとめています。
※クマ取りは公的医療保険が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※クマ取りに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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クマ取りの失敗はどのように起きる?
クマ取りの失敗は、一つの理由だけでなく、いくつかの要因が重なって起こることが多いようです。
主な原因としては、「診断の誤り」「術式の不適合」「技術不足」「アフターケアの不足」の4つが考えられます。
失敗につながるおもな原因
クマ取りの失敗は、大きく分けて次のようなケースが考えられます。
- 診断の誤り
- 術式選択の不適合
- 技術的な問題
- 術後管理の不足
診断段階では、クマの種類(黒クマ、青クマ、茶クマ)や原因(脂肪の突出、皮膚のたるみ、色素沈着など)を見極めることが大切です。
誤った診断に基づいて術式を選択すると、期待した変化が得られない場合や、かえって見た目が変化してしまう可能性があるようです。
また皮膚の状態や骨格、年齢などの個別要因を考慮せずに画一的な施術を行うことも、リスクを高める要因になるでしょう。
診断と術式選択のずれ
クマには、脂肪の出っ張りが原因の「黒クマ」や血行不良による「青クマ」、色素沈着による「茶クマ」など、いくつかの種類があります。
例えば、本当は皮膚のたるみが原因なのに、脂肪だけを抜いてしまうと、かえってシワが目立ったり、目の下がくぼんで老けた印象を与えてしまったりすることがあります。
一人ひとりの骨格や肌質に合わせた診断と、術式の選択が重要です。
技術的な要因
施術中の細かな判断も、仕上がりに影響します。
脂肪を取りすぎて目の下がくぼんでしまったり、左右で除去量に差が出てバランスが悪くなったりするケースもあります。
また止血や縫合が不適切だと、ダウンタイムが長引いたり傷跡が目立ったりする可能性も考えられるでしょう。
施術法ごとの失敗パターン
クマ取りにはさまざまな施術法があり、それぞれに特徴とリスクが存在するとされています。
ここでは、代表的な術式ごとに想定される失敗パターンを整理しましょう。
経結膜脱脂や経皮脱脂で想定される失敗
「経結膜脱脂」とは、まぶたの裏側や表面から脂肪を取り除く方法です。
傷跡が残りにくいのがメリットですが、脂肪の取りすぎによる「くぼみ」や「左右差」が起こる場合があります。
また、脂肪がなくなったことで皮膚が余り、シワが目立つようになることもあります。
ハムラ法や裏ハムラでの想定される失敗
「ハムラ法」は、脂肪を除去せずに移動させてクマを目立たなくする施術です。
「裏ハムラ(経結膜ハムラ法)」は、まぶたの裏側から脂肪を移動させる方法です。
これらの施術では、脂肪の移動位置や固定が不適切だと、でこぼこした仕上がりになる恐れがあります。
また移動させた脂肪が生着せずに吸収されてしまい、変化が持続しないケースもあります。
ヒアルロン酸や脂肪注入で想定される失敗
「ヒアルロン酸注入」は、くぼみを埋めて影を目立たなくする目的で行われる方法です。
注入量が多すぎると、膨らみすぎて不自然な見た目になる可能性があるでしょう。
また注入位置が浅いと凹凸が目立ったり、青白く透けて見える「チンダル現象」が起こる場合があるようです。
脂肪注入では、注入した脂肪が生着せずに吸収されてしまう恐れや、しこりになる可能性が 考えられます。
レーザー・糸リフトなどで想定される失敗
「レーザー施術」や「糸リフト」は、切開を伴わない方法として選ばれる方法です。
レーザーは色素沈着や皮膚の質感へのアプローチを目的とすることが多いですが、脂肪の突出やたるみに対する変化は限定的な場合があるようです。
糸リフトは、皮膚を引き上げることでたるみにアプローチする方法ですが、糸の挿入位置や引き上げの強さが適切でないと、左右差や不自然なひきつれが生じる可能性があります。
また糸が透けて見えたり、異物感が残る場合も報告されているようです。
クマ取りの失敗をどうやって見分ける?
術後に違和感がある場合、それが「一時的なダウンタイム」なのか「修正が必要な状態」なのかを見極める必要があります。
以下で詳しく解説します。
術後短期と長期で現れる違いで見分ける
術後すぐに現れる問題としては、過度な腫れや内出血、痛み、感染症の兆候などが挙げられます。
これらは術後数日から数週間で落ち着く場合が多いようですが、症状が長引く場合は注意が必要かもしれません。
一方、術後数ヶ月以上経過してから現れることのある問題もあります。
例えばくぼみやたるみの変化、左右差、脂肪の状態などは、腫れが完全に引いた後に気づく場合があるようです。
見た目の変化で見分ける
術後3ヶ月〜6ヶ月が経過しても、以下の状態が続く場合は、医師に相談しましょう。
- 目の下のくぼみが深くなり、影が目立つ
- 左右の高さや形が明らかに違う
- 肌の表面にボコボコした凹凸がある
- 施術前よりシワやたるみが増えた
機能的な異常や自覚症状で見分ける
見た目だけでなく、機能面での問題が生じる場合もあるようです。
まぶたが閉じにくい、目が乾燥しやすい、涙が出やすい、視界に違和感があるなどの症状は、施術による影響の可能性が考えられます。
また慢性的な痛みや腫れ、しびれ、異物感などが続く場合も、医師に相談しましょう。
相談のタイミング
術後の経過には個人差がありますが、以下のような状況では早めに医師に相談するといいでしょう。
- 強い痛みや腫れが数日続く
- 熱感や膿が出るなど感染症の兆候がある
- 視力や視界に異常を感じる
また、術後3ヶ月以上経過しても左右差やくぼみが落ち着かない場合や、施術前よりも見た目が変化してしまった場合なども、セカンドオピニオンを含めて相談を検討しましょう。
定期的な検診を設けているクリニックであれば、経過を継続的に確認してもらうといいでしょう。
クマ取りの失敗を防ぐには
失敗を完全に避けることは難しいですが、リスクを減らすための準備はできるかもしれません。
ここでは、施術前の準備や選択の段階で確認しておきたいポイントを整理します。
医師・クリニック選び
クマ取り施術を検討する際は、医師の経験やクリニックの実績を確認することが大切です。
整形外科や美容外科の分野で経験を積んだ医師や、クマ取り施術に詳しい医師を選ぶといいでしょう。
また、施術前のカウンセリングで十分な時間をかけて説明を受けられるか、リスクや起こりうる問題について明確に説明があるかもポイントとなるでしょう。
クリニックの衛生管理体制、アフターケアの内容、万が一の場合の対応方針なども事前に確認しておきましょう。
術式選択とセカンドオピニオン
術式を選ぶ際は、クマの状態だけでなく、年齢、皮膚の質、骨格、生活スタイルなども考慮する必要があります。
例えば脂肪の突出が少なく、たるみが主な原因の場合、脱脂よりもたるみにアプローチする術式が適している可能性があります。
またダウンタイムを短くしたい場合は、非切開の方法が選択肢になり得るでしょう。
一つのクリニックだけで決定せず、複数の医師から意見を聞くセカンドオピニオンの活用も手段の一つです。
異なる視点からの診断や提案を受けることで、より納得のいく選択に近づくでしょう。
施術前後のケア
術前の準備としては、次のようなことに注意しましょう。
- 喫煙や飲酒を控える
- 十分な睡眠をとる
- 体調を整える
術後は、医師の指示に従って安静を保つ、冷却や圧迫などのケアを行う、処方された薬を正しく使用することが重要です。
定期的な検診を受けて、経過を医師と共有することも、問題の早期発見につながります。
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クマ取りの失敗についてよくある疑問
クマ取りの失敗について、よくある疑問と回答を紹介します。
失敗した場合修正はできる?
状態によりますが、くぼんだ場所に注入したり、左右差を微調整したりすることは可能です。
ただし、初回よりも難易度が上がるため、修正経験の豊富な医師に相談することが大切です。
修正はいつから可能?
組織が落ち着くのを待つ必要があるため、一般的には初回の施術から3〜6ヶ月後が目安となります。
【下眼瞼脱脂術 に関する法的記載事項】
治療内容:経結膜脱脂法(脱脂法)とは、目の下のたるみやクマの原因となる脂肪を、下まぶたの裏側から除去する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:19,800〜544,250円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:内出血、腫れ、充血、結膜浮腫
【表ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの皮膚を切開し、突出した眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させて固定する施術です。
標準的な治療回数:4~6回
標準的な費用: 548,000円
標準的な治療期間:3~6ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
【裏ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの裏側を切開し、目の下のクマやたるみの原因となる眼窩脂肪を移動させて整える施術です。
標準的な治療回数:3~5回
標準的な費用: 544,250円
標準的な治療期間:1~3ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染
【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype
<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。
<PCL molidng whale W 18G > ※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。
【フラクショナルレーザーに関する法的記載事項】
治療内容:肌表面に微細なレーザーを点状に照射し、意図的に皮膚に小さな穴を開けることで、肌の再生能力(自己治癒力)を活性化させるレーザー治療です。
標準的な治療回数:4〜6週間おきに3〜5回
標準的な治療期間:3〜6か月
標準的な費用:11,000〜75,000円(税込)
主なリスク・副作用:発赤、色素沈着、腫脹、水疱形成、肝斑悪化
使用機器:フラクショナルレーザーは未承認機器です。
※入手経路等:医師の判断のもと、個人輸入しています。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:米国FDA、韓国MFDS、ヨーロッパECマークで認証を取得しております。
【炭酸ガス(CO2)レーザーに関する法的記載事項】
治療内容:炭酸ガスで組織をを蒸発させ、ほくろやイボ、盛り上がったシミなどを治療します。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:8,800円(10mm以内1個)
※部位・契約プランによって異なります。
主なリスク・副作用:発赤、痛み、表皮剥離、くぼみ、色素沈着、色素脱失、内出血、傷跡
使用機器:エッジワンは認証機器です。承認番号:23000BZI00037000
