糸リフト(スレッドリフト)の金ドブを回避するには?失敗を防ぐ重要な注意点を紹介
「糸リフト(スレッドリフト)に興味があるけれど、金ドブになったら(費用に見合う効果がなかったら)どうしよう」と不安を抱えていませんか?
スレッドリフトはメスを使わずにたるみの改善が期待できる施術として人気がありますが、医師の技術や糸の選択を誤ると後悔につながる可能性もあります。
本記事ではスレッドリフトが金ドブと言われる原因を整理し、具体的な注意点を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
【資格】
国際血液成長因子再生医療学会 認定医(※任意団体による認定)
韓国美容外科学会(KSAS) 専門医(※外国学会による認定)
※本記事は2026年5月時点の情報をもとにまとめています。
※糸リフトは保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※糸リフトに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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糸リフト(スレッドリフト)は本当に金ドブなの?まずは基本を知っておこう
まずは金ドブの意味、施術の効果の目安、および金ドブと呼ばれやすい背景を順に解説していきます。
金ドブ整形とは何か
美容医療における金ドブとは、支払った費用に対して十分な効果が得られない状態を指します。
美容医療において、支払った費用に対して十分な満足度が得られなかった場合や、短期間で効果が失われた際に使われる表現です 。
スレッドリフトは1回の施術で数十万円かかることも珍しくないため、効果の持続期間や仕上がりへの期待と実際の結果にギャップが生じると金ドブと感じやすくなるのです。
つまり金ドブかどうかは、施術そのものの良し悪しだけでなく、事前の情報収集や期待値の設定にも大きく左右されます。
糸リフト(スレッドリフト)で期待される効果の目安
スレッドリフトの主な効果は、物理的なリフトアップと肌のハリ感の向上です。
「コグ」というトゲ付きの糸を皮下に挿入して行います。
糸の刺激によってコラーゲン生成が促進され、肌の引き締め効果が期待できる仕組みです。
メスを使わないのが魅力で、施術時間は30~1時間程度と短く、切開を伴う施術と比較してダウンタイムも抑えられる傾向にあります。
ただし効果の持続期間は使用する糸の素材によって異なり、一般的に1年~3年程度とされています。
なぜ糸リフトが金ドブと呼ばれることがあるか
スレッドリフトが金ドブと呼ばれる背景には、持続期間の短さと費用のバランスへの不満があります。
個人差や糸の種類によっては、効果の減退(戻り)を感じるケースもあり、定期的なメンテナンスが前提となることに驚く方も少なくありません。
さらに医師の技術不足により左右非対称や不自然な引きつれが生じると、追加の修正費用が発生する場合もあるでしょう。
こうした期待と現実のギャップが重なることで、金ドブという評価につながりやすいのです。
なぜ「金ドブ」と感じてしまうのか?4つの原因
スレッドリフトが金ドブに終わる原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っています。
事前に原因を理解しておけば、回避できるリスクも多いはずです。
ここでは代表的な4つの原因を具体的に見ていきましょう。
期待値と現実のギャップ
「一度で劇的に若返るはず!」と思っていませんか?
実は、スレッドリフトだけで全てのたるみは解決できません。
重度のたるみがある場合、効果を感じにくいことがあります。
また半永久的な効果は期待できず、糸が溶ける過程で徐々にリフトアップ効果が薄れていく点も把握しておく必要があります。
「一度で劇的に変わる」という過度な期待を持ったまま施術を受けると、金ドブと感じるリスクが高まるでしょう。
施術者の技術と経験不足による失敗
スレッドリフトの仕上がりは医師の技術力にも左右されます。
挿入深度が浅すぎるとひきつれやデコボコが生じ、深すぎると神経トラブルのリスクが出てきます。
また、たるみの原因が「下がり」なのか「ボリューム不足」なのかで適した施術は異なります。
一人ひとりの骨格や脂肪量に合わせた診断・設計ができる、経験豊富な医師を選ぶことが重要なポイントといえるでしょう。
術後管理不足やダウンタイムの誤認による不満
スレッドリフト後の見た目に関するダウンタイムは1〜2週間が目安とされ、腫れのピークは2〜3日程度です。
施術直後に腫れやむくみで仕上がりが分かりにくく、完成前に不満を感じてしまう方もいます。
糸が定着する前に顔を触りすぎたり口を大きく開けたりすると、糸がズレて効果が弱まるリスクも高まるでしょう。
術後の注意点を守り、焦らず経過を見守る姿勢が満足度を左右する大きな要素となります。
具体的な対策は?
施術を受けるにあたって大切なことは、自分の状態を正しく把握し、自分に合った糸の種類と本数を見極めることです。
具体的なポイントを押さえることで、後悔のない選択につなげていきましょう。
カウンセリングで必ず確認するチェックリスト
カウンセリングでは以下の項目を確認することで、信頼できるクリニックかどうかを判断しやすくなります。
- スレッドリフトが向いていない場合についても説明があるか
- 糸の素材やコグの種類に関して具体的な説明があるか
- 本数の根拠を顔の状態に基づいて提示してくれるか
- 他の施術との併用が必要な場合に正直に伝えてくれるか
- ダウンタイムやリスクについて具体的な説明があるか
施術をすすめるだけでなく、デメリットや限界も率直に伝えてくれるかどうかもチェックしておきましょう。
糸の種類別の特徴と使い分けの指針
現在主流の溶ける糸には主に3つの素材があり、それぞれに特徴があります。
- PDO糸 吸収が早く、ダウンタイムが短い傾向
- PLLA糸 コラーゲン生成を促しやすいとされる
- PCL糸 柔軟性があり、持続期間が長い傾向
素材選びだけでなく、コグ(トゲ)の強度もリフトアップ効果に影響するため、自分のたるみの度合いに合った組み合わせを医師に相談してみてください。
クリニックと医師の選び方の具体ポイント
スレッドリフトは医師の技術力で効果が大きく変わるため、価格の安さだけで判断せず、実績と技術力を重視して選ぶことが望ましいでしょう。
SNSやクリニックのサイトで公開されている症例数や症例写真の一貫性を確認すると、医師の実力を把握しやすくなります。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、それぞれの提案内容を比較検討することも有効な方法です。
術後ケアとトラブル時の具体的な対処法
施術後は以下の行為を避けることで、合併症のリスクを抑えやすくなります。
- 強く顔を擦ること
- 大きな口を開ける動作
- うつ伏せで寝ること
- 顔へのマッサージや美容鍼
- 激しい運動や長時間の入浴など血行を促す行為
糸が皮下組織に馴染む前に口を大きく開けると、糸がズレたり外れたりする可能性があるため注意が必要です。
万が一、強い痛みや広範囲の腫れ、発熱などの異常を感じた場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談してください。
術後の注意事項を事前に確認し、不安があればすぐに問い合わせられる体制のクリニックを選ぶと心強いでしょう。
糸リフトならAND美容外科へ
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■スレッドリフト
| スタンダード | やや硬めの19G糸を使用します。持続期間の目安は約12ヶ月です。 | 297,600円(12本〜) |
|---|---|---|
| プレミアム | やや柔らかい19G糸を使用します。持続期間の目安は約24ヶ月です。 | 477,600円(12本〜) |
| エグゼクティブ | 柔らかい18G糸を使用します。持続期間の目安は約36ヶ月です。 | 597,600円(12本〜) |
※料金は税込みです。
※上記価格は局所麻酔込みです。ご希望の際は静脈麻酔(55,000円)もございます。
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■ショッピングリフト
| 20本 | 部位例:ほうれい線/マリオネットライン | 44,000円 |
|---|---|---|
| 40本 | 部位例:口元 | 88,000円 |
| 50本 | 部位例:額/頰/アゴ下 | 110,000円 |
※料金は税込みです。
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糸リフトについてよくある質問
糸リフト(スレッドリフト)は何回まで繰り返し受けられますか?
スレッドリフトの施術回数に明確な上限は設けられていません。
前回挿入した糸が溶けていれば、同じ部位に再度施術を受けることが可能です。
一般的には半年〜1年ごとのメンテナンスが推奨されますが、繰り返すことでコラーゲンが蓄積され、リフトアップの状態を維持しやすくなることが期待されます。
糸リフト(スレッドリフト)後に歯科の施術は受けられますか?
施術直後は口を大きく開ける動作が糸のズレにつながる可能性があるため、歯科の受診は、一定期間控えるのが望ましいとされています。
一般的には施術後1ヶ月程度の期間を空ければ問題ないとされるケースが多いです。
歯科の予約がある場合は、事前に糸リフトの担当医師に相談してスケジュールを調整してみてください。
【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype
<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。
<PCL molidng whale W 18G > ※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。
