糸リフトで後悔する原因は?各施術のリスクと選び方の特徴を解説
「糸リフトを受けてみたいけれど、失敗しないかな…」と不安を感じていませんか?
切らずにリフトアップが期待できる人気の施術ですが、実は「思っていたのと違う」と後悔される方もいらっしゃいます。
後悔の原因は、糸の性質への誤解や医師とのミスマッチなどが考えられます。
この記事では、糸リフトで後悔する主な原因と、それを避けるための事前チェックポイント、万が一後悔した場合の対処法まで詳しく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年4月時点の情報をもとにまとめています。
※糸リフトは保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※糸リフトに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
糸リフトで後悔するおもな原因
糸リフトで後悔するケースには、いくつかの共通したパターンがあります。
ここでは、後悔につながりやすい5つの原因について、詳しく紹介します。
糸の効果の持続性
糸リフトの効果は永久ではありません。使用される糸の多くは体内で吸収される素材で、時間の経過とともに元の状態へ戻っていきます。
使用される糸の多くは吸収性素材であり、体内で徐々に分解されるため効果には持続期間の限界があるのです。
PDO糸の場合は約6〜12ヶ月、PCL糸でも約18〜24ヶ月程度が一般的な目安です。
加齢や体質でたるみが再発する
加齢による肌の変化は、施術後も止まることはありません。
また皮膚のたるみが非常に強い方や、皮下脂肪が厚すぎる方の場合、糸だけでは支えきれず、十分な変化を感じられないことがあります。
体質や肌状態によって効果の出方には個人差があるため、事前のカウンセリングでよく確認してみましょう。
デザインのやりすぎ
糸リフトは、糸の本数を増やせば効果が高まるとは限らないでしょう。
過度な引き上げは、ひきつれや左右非対称、表情の違和感といった不自然さを生む原因になります。
また、骨格や顔のバランスを考慮せずにデザインすると、仕上がりに違和感が生じるケースもあるでしょう。
ダウンタイムや合併症
腫れや内出血、痛みには個人差があります。
糸が皮膚から透けて見える、凸凹が生じる、感染症が起こるといった合併症のリスクもあるとされています。
ダウンタイムも考えられるため、仕事や生活への影響を考慮した計画が必要です。
糸リフトで後悔しないための事前チェックポイント
後悔を避けるためには、施術前の準備と情報収集が大切です。
ここでは、糸リフトを検討する際に確認しておきたい6つのポイントを紹介します。
理想のイメージを医師と共有する
施術への期待と実際の効果にギャップがあると、後悔につながってしまうでしょう。
あらかじめ「どの部位をどの程度リフトアップしたいのか」を医師に具体的に伝えることが大切です。
写真や画像を見せながら希望を伝えると、認識のずれを防げるでしょう。
自身の骨格と皮膚状態を把握する
糸リフトの効果は、骨格や皮膚の状態によって異なります。
ご自身の骨格や脂肪量で、本当に糸リフトがベストな選択肢なのかを医師に診断してもらいましょう。
皮膚のたるみが軽度であれば糸リフト単独で改善が期待できますが、重度の場合は他の施術との併用が適していることもあるでしょう。
糸の種類と特性を理解する
糸リフトにはさまざまな種類があり、糸の素材によって特性が異なります。
代表的な素材の違いを紹介します。
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| PDO糸 | 吸収が早く、ダウンタイムが短い傾向 |
| PLLA糸 | コラーゲン生成を促しやすいとされる |
| PCL糸 | 柔軟性があり、持続期間が長い傾向 |
目的に応じて、医師と相談しながら選ぶことをおすすめします。
長期的なメンテナンス計画を立てる
糸リフトは1回で完結するものではなく、効果を維持するためにはメンテナンスも必要になります。
施術間隔は糸の種類や肌の状態によって異なりますが、一般的には半年〜1年程度を目安に再施術を検討するケースが多いです。
初回施術時に、今後の施術計画についても確認しておくといいでしょう。
症例写真とアフターフォローを確認する
医師選びでは、症例写真が参考になるかもしれません。
ご自身と近い年齢や悩みを持つ方の症例があれば、仕上がりのイメージがつかみやすいでしょう。
施術後のフォロー体制も重要なポイントです。万が一のトラブル時に、すぐ相談できる体制かを確認してください。
費用の総額・内訳を確認する
糸リフトの費用は、クリニックや使用する糸の種類によって幅があります。
以下の点を事前に確認しておくと、後悔を防ぎやすいでしょう。
- 施術費用に含まれる内容(カウンセリング料、麻酔代など)
- 再施術やメンテナンス時の費用体系
- 万が一修正が必要な場合の対応と費用
料金の透明性があり、納得のいく説明を受けられるクリニックを選ぶことが大切です。
糸リフトで後悔した場合の対処法
万が一、糸リフトの結果に満足できなかった場合でも、対処法はあります。
もし仕上がりに満足できなかったときは、以下のステップで対応を検討してください。
まずは経過観察で自然回復を待つ
施術直後は腫れや引きつれ感があっても、時間の経過とともに馴染んでいくことが一般的です。
施術後数ヶ月程度は、経過を観察しましょう。
注入施術で微調整する
糸リフト後に凹みやボリューム不足が気になる場合、ヒアルロン酸等の注入施術で補正できることがあります。
脂肪注入も選択肢の一つで、より長期的なボリュームアップを期待する方に検討されています。
ただし、糸リフトとの相性や施術のタイミングについては医師の判断が必要です。
糸の抜去や修正を検討する
仕上がりに明らかな問題がある場合、糸を抜去する選択肢もあります。
吸収糸は時間とともに溶けますが、早期に改善したい場合は抜去も検討してみましょう。
再施術によって位置や本数を調整することで、改善が見込めるケースもあります。
異常があればすぐに受診する
施術後に強い痛み、発熱、赤みの拡大などがあれば、感染症の可能性が考えられます。
糸が皮膚から露出している、凸凹が目立つなどの症状も早めの対応が必要となります。
このような場合は放置せず、できるだけ早くクリニックを受診しましょう。
セカンドオピニオンを利用する
施術を受けたクリニックでの対応に不安がある場合、セカンドオピニオンに頼ることも考えてみましょう。
別のクリニックで客観的な意見をもらうことで、適切な対処法が見つかることがあるでしょう。
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■スレッドリフト
| スタンダード | やや硬めの19G糸を使用します。持続期間の目安は約12ヶ月です。 | 297,600円(12本〜) |
| プレミアム | やや柔らかい19G糸を使用します。持続期間の目安は約24ヶ月です。 | 477,600円(12本〜) |
| エグゼクティブ | 柔らかい18G糸を使用します。持続期間の目安は約36ヶ月です。 | 597,600円(12本〜) |
※料金は税込みです。
※上記価格は局所麻酔込みです。ご希望の際は静脈麻酔(55,000円)もございます。
■ショッピングリフト
| 20本 | 部位例:ほうれい線/マリオネットライン | 44,000円 |
| 40本 | 部位例:口元 | 88,000円 |
| 50本 | 部位例:額/頰/アゴ下 | 110,000円 |
※料金は税込みです。
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糸リフトについてよくある疑問
ここでは、糸リフトに関するよくある疑問と回答を紹介します。
施術後は運動や入浴はいつから可能?
シャワーは施術当日から可能ですが、湯船に浸かる入浴や激しい運動、サウナは血流を良くして腫れを強めるため、数週間ほど控えるのが理想的です。
医師の指示に従い、無理のない範囲で徐々に再開しましょう。
糸リフトは何本くらい入れるのが一般的?
お悩みの程度によりますが、片側4〜10本程度が目安です。糸の本数よりも「どこに配置するか」というデザインが重要になります。
カウンセリングで医師と相談し、適切な本数を決めることをおすすめします。
糸リフトと他の施術を同時に受けられる?
ハイフ(HIFU)やヒアルロン酸注入など、糸リフトとの併用が可能な施術もあります。
ただし施術の順番によって効果が変わるため、必ず医師と相談してスケジュールを組みましょう。
【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype
<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。
<PCL molidng whale W 18G >
※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。
