糸リフト(スレッドリフト)内出血はいつ消える?目立たせない対策と注意点を解説
「糸リフト(スレッドリフト)をしたいけれど、内出血がいつ消えるのか不安……」
「大事な予定があるのに、顔にアザが残って目立ったらどうしよう」
このように悩んでいませんか?
糸リフト(スレッドリフト)後の内出血は、軽度であれば3〜5日、やや広範囲でも10〜14日程度で目立たなくなるのが一般的です。
内出血は施術の失敗ではなく、皮下の毛細血管が刺激を受けることで起こる生理的な反応といえます。
本記事では、糸リフト(スレッドリフト)後の内出血が消えるまでの経過や色の変化、早く改善するためのケア方法、目立たせないメイクや隠し方まで解説します。
ダウンタイムを少しでも快適に過ごすための参考にしてみてください。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年5月時点の情報をもとにまとめています。
※糸リフトは保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※糸リフトに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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糸リフト(スレッドリフト)の内出血は毛細血管損傷が主な原因?
糸リフト(スレッドリフト)の内出血は、施術中に皮下の毛細血管が傷つくことで生じます。
顔は毛細血管が密集している部位のため、糸や針が通る際に血管壁が損傷し、血液が皮下組織に漏れ出すことで生じます。
ここでは、内出血が起こるメカニズムやリスクに影響する要因について詳しく解説します。
内出血になるメカニズム
糸リフト(スレッドリフト)の内出血は、皮下の毛細血管やリンパ管が刺激を受け、血管壁がわずかに損傷することで起こります。
損傷した血管から血液が皮下組織へ漏れ出し、これが内出血として皮膚の表面に透けて見えるのが特徴です。
漏れ出した血液に含まれるヘモグロビンが酸素を失うと、赤色から紫色、青黒い色へと変化します。
糸や針の種類と挿入法が内出血リスクに与える影響
挿入する糸の種類や本数によって、組織にかかる負担が異なるため内出血のリスクも変化します。
トゲのない滑らかな糸を使う施術では、皮下組織への刺激が抑えられ、ダウンタイムは3日〜1週間程度で落ち着く傾向にあ ります。
一方、バーブスレッド(トゲ付きの糸)は組織を物理的に引き上げるため、内出血や腫れが出やすく、ダウンタイムは1〜2週間と長くなりやすいでしょう。
また、糸の本数が多いほど皮膚への刺激も増えるため、内出血の範囲が広がる可能性があります。
個人の体質や服薬が内出血を増やす理由
同じ施術を受けても、内出血の出方には個人差があります。
もともと血管が脆い体質の方や、ビタミンKが不足しがちな方は、内出血が広がりやすい傾向があります。
特に注意が必要なのは、抗凝固薬や抗血小板薬を服用している場合です。
これらの薬は血液を固まりにくくする作用があるため、内出血が通常より広範囲に出やすくなる可能性があります。
部位別に内出血が出やすい場所と程度の違い
皮膚が薄く血管が密集している「目元」や「ほほ」などは、他の部位に比べて内出血が目立ちやすい傾向にあります。
- こめかみ(髪の毛で隠れることが多い)
- 目元(皮膚が薄く色が透けやすい)
- ほほ(範囲が広いと目立ちやすい)
- 口元やエラ周辺
こめかみは髪で隠れるため、実際にはそれほど気にならないケースも多いでしょう。
一方、目元やほほは視認性が高いため、メイクやマスクでのカバーが重要になります。
糸リフト(スレッドリフト)の内出血は数日から数週間で色が変わり消える?
糸リフト(スレッドリフト)後の内出血は、時間の経過とともに特徴的な色の変化をたどりながら自然に消えていきます。
一般的な目安として、軽度であれば3〜5日、やや広範囲でも10〜14日程度で目立たなくなります。
ここでは、施術直後から完全に馴染むまでの段階的な変化を確認していきましょう。
施術直後から3日目の見た目と対処の要点
施術当日から翌日にかけて、注射部位にわずかな赤みと腫れが見られます。
当日の夜から翌日にかけて赤紫色のアザとして内出血が現れ、2〜3日目に濃い紫色のピークを迎えるのが一般的です。
この時期は見た目が気になりやすく、心理的にもつらいと感じる方が少なくありません。
しかし、濃い色は治癒過程の正常な段階であり、ここからの改善が期待できます。
4日目から2週間の色の変化と経過の目安
施術後4〜7日目になると、内出血の色は黄緑色やくすんだ茶色へと変わり始めます。
これはヘモグロビンが分解され、体に再吸収されている証拠です。
8〜14日目には薄い黄色となり、メイクなしでも外出できる程度まで落ち着く傾向にあります。
2週間以降の回復過程と完全に馴染むまでの目安
施術後15日目以降には、内出血はほぼ気にならない程度まで落ち着くのが一般的です。
ただし、引きつれ感やむくみなどの自覚症状は、1ヶ月程度続くこともあります。
部位によってはわずかな色素沈着が残ることもありますが、時間の経過で徐々に馴染んでいくでしょう。
完全な消失までの期間には個人差があるため、焦らず経過を見守ることが大切です。
要注意の症状といつ医療機関に受診すべきか
以下のような症状が見られた場合は医師に相談しましょう。
- 2週間以上経過しても色味が残り続ける
- 赤みや熱感、発熱を伴っている
- しこりが触れる
- 痛みが1ヶ月以上続いている
- 急速な腫脹や疼痛の増悪がある
なお、内出血が重力で下方に広がって見えることがありますが、色が薄くなってきているなら回復途上といえます。
一方、強い腫れを伴う場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックへ連絡してください。
糸リフト内出血は正しい対処で早く改善し予防できる?
糸リフト後の内出血は、適切なケアを行うことで消退期間を短くできる可能性があります。
施術直後の初期対応からダウンタイム中の過ごし方、メイクでのカバー方法まで、実践しやすい対策をまとめました。
施術前にできる準備も含めて、順番に確認していきましょう。
施術後すぐにできる初期対応と冷却の方法
施術直後から24時間以内のケアが、内出血の広がりを抑えるうえで重要なポイントになります。
清潔なタオルで保冷剤を包み、1回10〜15分程度を目安に患部にあてましょう。
冷却によって血管が収縮し、出血の拡大を抑えやすくなります。
ただし、凍傷を防ぐため保冷剤の直当てや長時間の固定は避けてください。
飲酒や入浴、運動などダウンタイムで避けるべき行動
ダウンタイム中に以下の行動を避けることで、内出血の悪化を防ぎやすくなります。
- 飲酒(施術後1週間程度は控える)
- 長時間の入浴やサウナ
- 激しい運動
- 施術部位のマッサージやエステ(1ヶ月程度控える)
- 口を大きく開ける動作
- 歯科での施術(施術後1ヶ月程度は控える)
これらは血管拡張作用や血流促進により、赤みや腫れを悪化させるおそれがあります。
施術当日は軽いシャワー程度にとどめ、洗顔時もやさしく触れるようにしましょう。
薬やサプリの注意点と施術前の服薬指示の重要性
抗凝固薬や抗血小板薬を服用している場合、内出血が広がりやすくなる可能性があります。
施術前のカウンセリングで、現在服用している薬やサプリメントを必ず医師に伝えておきましょう。
自己判断で薬の中止や変更を行うと健康上のリスクにつながるため、医師の指示に従うことが大切です。
栄養と睡眠で内出血回復を促すポイント
ビタミンCやビタミンKなどの栄養素を積極的に摂ることで、血管の修復を支える可能性があります。
十分な水分補給もリンパの循環をスムーズにし、内出血の吸収を助ける要因の一つです。
睡眠時は枕を高めにし、仰向けで寝ることで患部への血液流入を減らしやすくなります。
横向きやうつ伏せは施術部位に圧力がかかり、内出血を悪化させるおそれがあるため避けましょう。
メイクのカバー術とカラーコントロールの基本
内出血をメイクで隠す際は、色理論に基づいた反対色のコンシーラーを使うのがポイントです。
赤みが強い場合は緑色、青紫色の場合はオレンジや黄色のコンシーラーが適しています。
内出血は赤から青、緑、黄と色が変化していくため、複数色対応のコンシーラーパレットがあると段階に合わせて対応しや すいでしょう。
リキッドファンデーションの場合は、ファンデーションの後にコンシーラーを重ね、フェイスパウダーで仕上げるのがおすすめです。
マスクや髪型など物理的な隠し方のアイデア
メイクだけでなく、物理的にカバーする方法も活用しましょう。
マスクを着用すれば、頬やフェイスラインの内出血を自然に隠すことができます。
こめかみの内出血は髪の毛で隠れることが多く、ヘアスタイルを工夫するだけで気にならない場合もあるでしょう。
大きめのサングラスも、目元周辺の内出血をカバーする手段として活用できます。
施術前にできる内出血を減らす準備とクリニック選びの基準
内出血を少しでも減らすには、施術前の準備も大切です。
施術者の技術力は内出血の程度に影響するため、糸リフトの経験が豊富な医師を選ぶことがポイントになります。
血管の位置を考慮しながら慎重に糸を挿入する技術により、ダウンタイムの短縮につながる可能性があるでしょう。
また、カウンセリングの段階でダウンタイムの見通しやアフターケア体制について丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶ と、施術後も安心して過ごしやすくなります。
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| やや硬めの19G糸を使用します。持続期間の目安は約12ヶ月です。 | 297,600円(12本〜) | |
| やや柔らかい19G糸を使用します。持続期間の目安は約24ヶ月です。 | 477,600円(12本〜) | |
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※料金は税込みです。
※上記価格は局所麻酔込みです。ご希望の際は静脈麻酔(55,000円)もございます。
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| 部位例:口元 | 88,000円 | |
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※料金は税込みです。
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糸リフト 内出血についてよくある質問
糸リフト後に内出血が出なかったのですが、施術がうまくいっていないのでしょうか
内出血が出ないからといって、施術がうまくいっていないわけではありません。
血管の位置や密度には個人差があり、毛細血管への接触が少なかった場合は内出血がほとんど出ないこともあります。
気になる場合は、施術を受けたクリニックでの経過観察時に医師へ確認してみてください。
糸リフト後の内出血がある間にハイフやレーザーなどの美容施術は受けられますか
内出血が残っている間は、ハイフやレーザー脱毛、ピーリングなどの施術は避けたほうがよいでしょう。
糸の位置が安定する前に刺激を加えると、糸がよれたり引き上げの作用が低下したりするおそれがあります。
一般的には、糸リフト施術後2〜4週間程度の間隔を空けることが推奨されています。
糸リフト後の洗顔はいつからできますか。具体的な洗い方も教えてください
糸リフトの洗顔は、一般的に施術当日から可能とされているクリニックが多いです。
ただし、当日は針を刺した「針穴」が完全に塞がっていないことがあります。
そのため、以下の手順で慎重に行うのが望ましいでしょう。
- 洗顔料をしっかり泡立て、手で直接肌をこすらずに「泡のクッション」で洗う
- すすぎはシャワーを直接顔に当てず、手に溜めたぬるま湯でやさしく流す
- タオルで拭く際は、顔を押さえて水分を吸収させるだけにとどめる
糸が馴染むまでの1ヶ月程度は、顔を横に引っ張るような強い摩擦は避けてください。
刺激を最小限に抑えることが、内出血の悪化を防ぐポイントと言えます。
【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype
<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
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※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
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※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。
<PCL molidng whale W 18G > ※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
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https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。
