頭皮が赤いとはげるって本当?炎症と薄毛の関係性と対処法を徹底解説!
「最近、頭皮が赤くなってきた気がするけれど、このまま放置したらはげてしまうのでは?」と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
頭皮の赤みと薄毛の関係性については、さまざまな情報が飛び交っているため、正確な理解が難しいのが現状です。
本記事では、頭皮の赤みが薄毛につながる可能性やそのメカニズム、具体的な対処法について解説していきます。
日常生活で取り組める改善策から医療機関での施術まで、幅広い選択肢を紹介しますので、ご自身に合った方法を見つける参考にしていただければ幸いです。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年1月時点の情報をもとにまとめています。
※植毛は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※植毛に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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頭皮が赤いのははげのサインなの?
頭皮が赤いからといって、必ずしも薄毛が進行するわけではありません。
しかし、頭皮の赤みが長期間続いている場合や、他の症状を伴っている場合には注意が必要です。
まずは、頭皮の赤みと薄毛の関係性について基本的な知識を確認していきましょう。
赤い頭皮が必ずしも薄毛につながらない理由
頭皮の赤みは、一時的な刺激や軽度の炎症によって生じるケースが見受けられます。
例えば、シャンプーのすすぎ残しや紫外線によるダメージなどが原因で、一時的に頭皮が赤くなることもあるでしょう。
このような一時的な赤みであれば、適切なケアを行うことで改善が期待できます。
ただし、赤みが長期間続く場合や、かゆみやフケなどの症状を伴うようであれば、頭皮環境が悪化している可能性があるため警戒しなければなりません。
赤い頭皮の状態と特徴
赤い頭皮とは、皮膚の血管が拡張していたり、何らかの炎症が起きていたりする状態を指します。
対して、健康な頭皮は青白い色をしているのが一般的とされています。
頭皮の赤みは、鏡で直接確認するのが難しいこともあるため、家族や友人に見てもらうか、スマートフォンのカメラで撮影して確認することをおすすめします。
赤みの程度や範囲、他の症状の有無によって、必要な対応が異なってくるでしょう。
赤い頭皮がはげに影響する仕組み
頭皮の炎症が長期間続くと、髪の毛を生み出す毛根周辺の環境が悪化してしまう可能性があります。
炎症によって毛根への栄養供給が妨げられたり、毛根組織がダメージを受けたりすることで、髪の成長サイクルに影響が出る可能性も否定できません。
特に、脂漏性皮膚炎や頭皮湿疹などの皮膚疾患が原因で炎症が起きている場合には、薄毛につながるリスクがあります。
また、炎症が起きると頭皮のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなるため、さらに炎症が悪化するという悪循環に陥る恐れがあるのです。
頭皮が赤いときの主な原因は何なの?
頭皮が赤くなる原因には、さまざまな要因が挙げられます。
皮膚疾患や生活習慣、ヘアケア方法など、複数の要素が関係していることがあります。
ここでは、頭皮の赤みを引き起こす主な原因について見ていきましょう。
頭皮の炎症と皮膚疾患による赤み
脂漏性皮膚炎は、頭皮の赤みを引き起こす代表的な皮膚疾患の一つです。
この疾患は、皮脂の分泌が過剰になることで、マラセチアという真菌が増殖し、炎症を引き起こす原因となります。
症状としては、頭皮の赤みに加えて、黄色っぽいベタついたフケやかゆみを伴うことがあります。
また、以下のような疾患も頭皮の赤みや炎症の要因となり得ます。
- 頭皮湿疹
- アトピー性皮膚炎
- 接触性皮膚炎
血行不良や生活習慣が引き起こす赤み
睡眠不足やストレス、栄養バランスの偏った食事などは、頭皮の血行不良を招く可能性があります。
血行不良によって老廃物が蓄積されると、炎症が起きやすくなり、頭皮が赤く見えてしまうことがあるようです。
また、喫煙や過度な飲酒も、血管を収縮させて血行不良を招く要因として指摘されています。
誤ったヘアケアや接触性皮膚炎による赤み
洗浄力の強いシャンプーを使用したり、爪を立ててゴシゴシ洗ったりすることは、頭皮を刺激して炎症につながってしまうことがあります。
シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しも、頭皮トラブルの原因となるでしょう。
また、ヘアカラーやパーマ液などに含まれる化学成分が合わない場合には、接触性皮膚炎を起こして頭皮が赤くなることがあります。
このような場合には、使用している製品を見直す必要もあるでしょう。
紫外線やアレルギー反応によるダメージによる赤み
頭皮は顔の皮膚よりも紫外線の影響を受けやすい部位だと言われています。
紫外線を浴びると、頭皮が炎症を起こして赤くなったり、乾燥したりする原因となる場合があります。
特に、髪が薄い部分や分け目は紫外線が直接当たりやすいため、注意すべきでしょう。
また、特定の食べ物や花粉などに対するアレルギー反応が、頭皮の炎症や赤みを引き起こすケースもあると言われています。
頭皮の髪の毛が薄くなった場合の具体的な対処法は?
頭皮の赤みとともに薄毛が気になる場合には、適切な対処法を選択することが大切です。
生活習慣の改善から医療機関での施術まで、さまざまな選択肢が存在します。
ここでは、薄毛に対する主な対処法について解説します。
生活習慣と食事による対処法
バランスの良い食事は、健康な髪の成長をサポートしてくれます。
以下の栄養素を含む食品を意識的に摂取するよう心がけましょう。
- タンパク質(髪の主成分)
- ビタミン(頭皮環境を整える)
- ミネラル(亜鉛や鉄など)
また、十分な睡眠やストレス管理、適度な運動なども、頭皮環境の改善につながる可能性があります。
薬による対処法
医療機関では、薄毛の進行を抑えたり、発毛を促したりする薬が処方されることもあります。
代表的な薬として、ミノキシジルやフィナステリドなどが知られていますが、これらの薬は使用上の注意を守らなければなりません。
薬の使用には医師の診断が必要であり、効果や副作用には個人差もあります。
また、頭皮の炎症が原因で薄毛が進行しているケースでは、炎症を抑える薬が併用されることもあります。
植毛による対処法
植毛は、自分の髪の毛を薄毛が気になる部分に移植する施術です。
この方法は、移植した髪が定着すれば、生え変わり続ける作用が期待できるとされています。
ただし、植毛を行う前には頭皮の炎症を改善しておく必要があるでしょう。
頭皮が赤くなった場合の具体的な対処法は?
頭皮の赤みを改善するためには、原因に応じた適切な対処が必要です。
日常生活で取り組める方法から、医療機関での施術まで、選択肢は多岐にわたります。
ここでは、頭皮の赤みに対する具体的な改善方法について確認していきましょう。
生活習慣と食事による対処法
頭皮の赤みの改善を目指す方法の一つは、生活習慣を見直すことです。
十分な睡眠を取ることで、頭皮の新陳代謝が促進されることが期待されます。
また、ストレスを軽減するために、趣味の時間を持ったり、リラックスできる時間を作ったりすることも大切です。
食事面では、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEを含む食品、オメガ3脂肪酸を含む魚などを摂取することが、頭皮環境の改善に役立つでしょう。
適切なヘアケアによる対処法
頭皮に優しいシャンプーを選ぶことは、頭皮の赤みを改善する上で大切なポイントとなります。
洗浄力が強すぎない、低刺激性のシャンプーを選ぶと良いでしょう。
シャンプーをする際には、指の腹を使って優しくマッサージするように洗い、十分にすすぐことを意識してください。
また、頭皮マッサージを取り入れることで、血行促進が期待できます。
| 低刺激性のシャンプーを使用 | 洗浄力が強すぎる製品の使用 | |
| 指の腹で優しくマッサージ | 爪を立ててゴシゴシ洗う | |
| 十分な時間をかけてすすぐ | すすぎ残しがある状態 | |
| タオルで優しく押さえて水分を取る | 高温のドライヤーを長時間使用 |
医療機関での施術による対処法
頭皮の赤みが長期間続く場合や、セルフケアでは改善しない場合には、医療機関への受診をご検討ください。
皮膚科では、頭皮の状態を詳しく診察し、原因に応じた施術を提案してもらえることでしょう。
また、薄毛の進行が気になるようであれば、AGA診療を専門とするクリニックに相談してみると良いかもしれません。
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※処方:医薬品のため、処方には医師の診療が必要です。診療は無料ですのでお気軽にご来院下さい。
※服用方法:1日1回少量の水で服用します。
※リスク・副作用:食欲減退・全身倦怠感(肝機能障害)・性欲減退・勃起機能不全・乳房障害・抑うつ症状
※処方にあたっては、事前に血液検査にて肝機能や腎機能などの状態を確認させていただく場合があります。医師が服用を中止したほうがよいと判断した際は、その指示に従っていただくことになります。
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頭皮の赤みや薄毛についてよくある質問
赤い頭皮はどれくらいで改善しますか?
頭皮の赤みが改善するまでの期間は、原因や症状の程度によって異なります。
軽度の炎症であれば、適切なケアを行うことで数日から数週間で改善する可能性があるでしょう。
一方、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患が原因の場合には、医療機関での施術を受けながら、数ヶ月かけて改善を目指すケースもあります。
頭皮が赤いとき、育毛剤や頭皮マッサージは行っても良いですか?
頭皮に炎症がある状態でアルコール成分の強い育毛剤を使用したり、強い力でマッサージを行ったりすると、症状が悪化する恐れがあります。
赤みやヒリヒリ感があるときは、刺激の強いケアは一旦お休みし、頭皮を安静に保つことが優先されるでしょう。
まずは保湿などの優しいケアに留め、医師の指示を仰ぐのが賢明です。
ヘアカラーや白髪染めは、頭皮の赤みが引くまで控えるべきですか?
カラー剤やパーマ液に含まれる薬剤は刺激になりやすいため、赤みがある状態での使用は控えることが推奨されます。
無理に使用すると、接触性皮膚炎を引き起こし、さらに炎症が広がってしまうリスクがあるでしょう。
美容師さんに相談して頭皮に薬剤がつかないように塗布してもらうか、頭皮の状態が落ち着くまで施術を延期することをおすすめします。
【ミノキシジルに関する法的記載事項】
治療内容:主にAGA(男性型脱毛症)や薄毛治療において、頭皮や毛包への血流を増加させ栄養供給を改善し、毛髪の成長期を延長させることで発毛を促進します。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:5,000〜15,000円/月(処方量・製剤により変動)
主なリスク・副作用:動悸・頻脈、血圧低下・めまい、浮腫(むくみ)、体重増加、心不全の悪化、頭痛、倦怠感、吐き気、眠気
使用薬剤:Dongkwang MINOXIDIL Tab. 5mg(未承認薬)
※入手経路:Dongkwang Pharm. Co., Ltd.より医師が個人輸入しております。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度について・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在、重大なリスクは報告されておりません。
【デュタステリドに関する法的記載事項】
治療内容:男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生を抑制することで進行を遅らせます。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:6,000〜12,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、射精障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:デュタステリドは承認薬です。
【フィナステリドに関する法的記載事項】
治療内容:脱毛を引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害し、薄毛の改善に効果が期待できます。
標準的治療期間・回数:3~6ヶ月
標準的な費用:5,000〜8,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:フィナステリドは承認薬です。
【植毛(シェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。シェーブン法では、ドナーとなる部分の毛髪を短く刈り上げて(シェービングして)から株を採取します。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:5~7回程度
標準的な費用:660,000〜1,980,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕
※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。
【植毛(ノンシェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:6~8回程度
標準的な費用:935,000〜3,180,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕
※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。
