鼻の整形は痛いって本当?術後ケアのポイントと痛みを和らげる方法を解説
「鼻の整形を考えているけれど、痛みが心配で一歩踏み出せない」という悩みを抱えていませんか?
鼻の施術における痛みは、手術中の麻酔方法や術後の管理によって異なるとされています。
この記事では、施術中から術後にかけての痛みの実態や、その痛みを和らげるための具体的な方法を詳しく解説していきます。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
※鼻の美容施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※鼻の美容施術に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
鼻整形は手術中が一番痛いの?
「手術中が一番痛いのでは?」と不安に思うかもしれませんが、鼻の整形において、手術中の痛みは麻酔によって軽減できる場合があります。
どのような麻酔が使われるのか、詳しく見ていきましょう。
麻酔の種類と手術中の痛みの有無
鼻の施術では、局所麻酔または全身麻酔が選択されます。
局所麻酔の場合、施術部位に直接麻酔薬を注入するため、注入時にチクッとした痛みを感じる場合があるでしょう。
全身麻酔では、意識がない状態で施術が進みます。
局所麻酔と全身麻酔の違い
局所麻酔は、施術部位の周辺のみに麻酔をかけるものです。
意識がある状態で施術を受けるため、医師とのコミュニケーションが取れる場合もあります。
一方、全身麻酔では基本的に完全に意識がなくなります。
全身麻酔は、施術の範囲が広い場合や、長時間にわたる施術で選ばれることがあります。
手術中に感じる不快感とその原因
局所麻酔で施術を受ける場合、痛みは感じにくいものの、圧迫感や引っ張られる感覚を覚えることがあります。
これは、皮膚や組織を操作する際に生じる物理的な刺激によるものです。また、施術中の音や振動が不快に感じられる場合もあるでしょう。
鼻の整形で術後が痛い期間はどれくらい?
術後の痛みは、施術の種類や個人差によって異なりますが、多くの場合、数日から1週間程度で落ち着く傾向があります。
施術直後の痛みの強さとピーク時期
施術直後は、麻酔が切れるタイミングで痛みを感じ始めることがあるでしょう。
多くの場合、施術後24時間から48時間がピークとされ、その後は徐々に軽減していく傾向です。
ただ、痛み止めを適切に服用することで、この時期の不快感は軽減できる可能性があります。
腫れや内出血が引き起こす痛みの特徴
術後の腫れやむくみは、施術部位周辺の圧迫感や鈍い痛みを引き起こす場合があります。
内出血が生じると、皮膚の色が変わり、触れたときに痛みを感じることもあるでしょう。
これらの症状は、炎症反応が収まるにつれて自然に改善していく傾向があります。
また冷却パックなどを使用することで、腫れや内出血による不快感を軽減する助けになる場合もあります。
抜糸や固定解除時の痛み
施術後、縫合部分の抜糸や固定具の解除を行うことがあります。
抜糸時には、糸を引き抜く際にチクチクとした痛みを感じる場合があるでしょう。
固定具を外すときも、圧迫されていた部分が解放されることで、一時的に痛みや違和感が生じることがあるかもしれません。
鼻の整形で痛みを和らげる方法はあるの?
術後の痛みを和らげるためには、適切なアフターケアと痛み止めの服用が大切です。
日常生活でのちょっとした工夫も、回復期間を過ごす助けになるでしょう。
術後に使う痛み止めの種類と使い方
術後には、医師から処方された鎮痛薬を服用するケースが多いでしょう。
鎮痛薬には、炎症を抑えるタイプや痛みの信号を和らげるタイプなどがあり、服用のタイミングや量を守ることで、痛みをコントロールできる可能性があります。
以下の注意点を守り、他の薬と併用したりすることは避けるようにしましょう。
- 医師の指示通りに服用する
- 痛みが強いときは、追加で服用できるか医師に確認する
- アレルギーや副作用がある場合は事前に相談する
冷却や固定などのセルフケアで行える対策
術後の腫れやむくみを抑えるために、冷却パックを使用するという方法もあります。
冷却は、炎症反応を落ち着かせ、痛みを軽減する助けになる場合もあります。
ただし、冷やしすぎると逆に組織にダメージを与える恐れがあるため、適度な時間で行うことが推奨されます。
また、固定具やテープをしっかりと装着することで、施術部位が安定し、痛みが和らぐ可能性もあるでしょう。
痛みが強いときの受診目安と対処法
痛みが日常生活に支障をきたすほど強い場合は、医師に相談することをおすすめします。
痛み止めを服用しても改善が見られない場合や、発熱や異常な腫れが伴う場合、施術部位に異常な色の変化や分泌物が見られる場合などは、早めの受診が望ましいでしょう。
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▪️鼻整形の料金
| 施術 | 金額 |
|---|---|
| 鼻プロテーゼ | 370,000円 |
| 小鼻縮小術(鼻翼縮小術) | 500,000円 |
| 鼻のヒアルロン酸注入 | 77,000円 |
| 鼻尖縮小術 | 320,000円 |
| 鼻中隔延長術 | 500,000円 |
| 耳介軟骨移植(鼻尖形成術) | 500,000円 |
※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。
※鼻プロテーゼ、小鼻縮小術(鼻翼縮小術)、鼻尖縮小術の価格は局所麻酔込みです。ご希望の際は、静脈麻酔(33,000円)もございます。
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鼻整形の痛みについてよくある質問
麻酔が切れた後も痛みが続くときはどうすればいいですか?
麻酔が切れた後に痛みが続く場合は、処方された鎮痛薬を適切に服用してください。
痛みが強い場合は、医師に連絡して追加の対処法を相談することが望ましいでしょう。
安静にして、患部を冷却することも、痛みを和らげる助けになる場合があります。
痛みが仕事や日常生活に与える影響はどれくらいありますか?
術後の痛みは、個人差や施術内容によって異なりますが、多くの場合、数日で軽減する傾向があります。
デスクワークなどの軽い作業であれば、数日後から復帰できる場合もあるでしょう。
ただし、体を動かす仕事や激しい運動は、医師の指示があるまで控えることをおすすめします。
術後に運動や旅行を再開してもいいタイミングはいつですか?
軽い運動は、術後2週間から1か月程度を目安に再開できる場合があります。
激しい運動や長時間のフライトを伴う旅行は、術後1か月以上経過してから検討することが望ましいでしょう。
医師の許可を得てから、徐々に活動を再開することをおすすめします。
【鼻プロテーゼに関する法的記載事項】
治療内容:鼻プロテーゼは、シリコンなどの人工物を鼻筋に入れ、鼻を高く通った形に整える手術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:370,000円
標準的な治療期間:1〜2週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
使用機器:SA・UN・SI は未承認機器です。
※入手経路等:韓国SUN MEDICAL社のものを医師が個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDA中国CFDA、ベトナムVFA、台湾TFDA、タイTFDA、インドネシアBPOMの認証を取得しています。
【鼻尖縮小術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻尖縮小術は、丸みを帯びて広がった鼻先の軟骨や脂肪にアプローチして形を整える施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:320,000円
標準的な治療期間:1〜3ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
【鼻翼縮小術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻翼縮小術は、小鼻の広がりや鼻の穴の大きさをバランスよく整える施術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:1〜2週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
【鼻のヒアルロン酸注入に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸注入によって、鼻筋を自然に高く見せたり、鼻根や鼻先の形を整える施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:77,000円
標準的な治療期間:数日程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
使用薬剤:ジュビダームビスタ ボラックスXC(承認薬)
【鼻中隔延長術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻中隔延長術は、鼻の中心にある鼻中隔軟骨を延ばして、鼻先の高さ・角度・形を整える施術です。
※オープン法のみ提供
標準的な治療回数:2回(1週間後のタイミングで抜糸をします)
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:3〜6ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
【耳介軟骨移植(鼻尖形成術)に関する法的記載事項】
治療内容:耳介軟骨移植は、耳の軟骨を採取し、鼻先へ移植させる手術です。鼻先を高くしたり、前に出すことで鼻の形を整える施術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:2回(1週間後のタイミングで抜糸をします)
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:3〜6ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
