美容整形

ほうれい線の整形は半永久?注意点を徹底解説

「ほうれい線は整形で半永久的に消せるの?」「広告で半永久と見たけど本当?」とお思いではありませんか?

結論からお伝えすると、整形によってほうれい線を半永久的に消すことは難しいでしょう。

ほうれい線は加齢や骨格など複合的な原因で深くなるため、一つの施術だけで永続的に改善することは難しいのです。

この記事では、ほうれい線整形における「半永久」の意味や、注意点、原因別の施術選びのポイント、そして施術後のケアなどを詳しく解説します。

あなたに合った選択肢を見つけるための参考にしてみてください。

監修者
AND美容外科 監修医師/韓国美容外科学会会長
林 鍾学
【経歴】
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師

【資格】
国際血液成長因子再生医療学会 認定医(※任意団体による認定)
韓国美容外科学会(KSAS) 専門医(※外国学会による認定)

※本記事は2026年7月時点の情報をもとにまとめています。
※ほうれい線の整形は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

整形でほうれい線を半永久的に改善できる?

ほうれい線の改善効果がどの程度長く続くかは、「施術法」と「肌の状態」などによって左右される可能性があります。

「半永久」という言葉は魅力的ですが、その意味を正しく理解しないまま施術を受けると後悔につながる可能性があります。

まずは施術ごとの持続性の違い、選び方の優先順位を整理していきましょう。

半永久の意味とは

美容医療における「半永久」とは、一般的に数年から10年程度の長期持続を意味することが多いです。

しかし、これを「一生効果が続く」と解釈してしまうと、施術後の不満や後悔につながるでしょう。

施術後も加齢によるお肌の変化は進行し続けるため、いずれメンテナンスが必要になるという前提を持つことが大切です。

施術法による持続性の差

切開を伴う施術は長期間持続しやすいですが、注入施術は半年〜1年程度で徐々に効果が落ち着いていく傾向にあります。

おもな施術法の特徴を比較してみましょう。

施術法 特徴
ヒアルロン酸注入 手軽だが定期的な再注入が必要
脂肪注入 定着率に個人差がある
糸リフト 切開不要だが持続はやや短め

※当院では口元への脂肪注入は提供していません。

効果が薄れていく原因

施術の効果が薄れていく理由には、加齢による変化があります。

  • 真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少
  • 表情筋の衰え
  • 頬の脂肪の下垂

これらが複合的に重なることで、ほうれい線が再び目立ち始めます。

さらに紫外線による光老化や、日常の姿勢・表情癖なども影響を与えます。

施術で一時的に改善しても、これらの原因によって再び目立ちやすくなる可能性もあるでしょう。

長期持続を期待する施術の注意点

「半永久」という広告に惹かれて、施術を決めてしまうことは避けましょう。

持続期間はあくまで目安であり、個人の体質や生活習慣によって異なります。

また、ほうれい線を無理に消そうとすると周囲のたるみが目立ったり、不自然な仕上がりになるなど、新たな悩みが生じるリスクも考えられます。

カウンセリングの段階で、医師から施術の限界やリスクについて具体的な説明があるかを確認してください。

施術法を選ぶ際の優先順位

ほうれい線整形の選び方の優先順位は、まず原因を特定し、次に許容できるダウンタイムや予算と照らし合わせることです。

持続期間の長さだけで判断せず、顔全体のバランスやリスクを総合的に考えることが大切なのです。

可能なら複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の説明に納得したうえで選ぶといいでしょう。

ほうれい線に向いている施術法は

ほうれい線は、単なる肌表面のシワではなく、頬のたるみや骨格など構造的な問題が原因であることが多いとされています。

原因を正しく見極めないまま施術を受けると、期待した結果が得られない可能性があります。

原因別に、どのような施術法が向いているのかを見ていきましょう。

皮膚のたるみが原因の場合

加齢によって頬全体がたるみ、その影としてほうれい線が深くなっている場合は、皮膚を引き上げる施術が候補に挙がります。

おもにつぎのような施術法があります。

  • 糸リフト:切開をせずに皮下組織を引き上げる。持続性は数年程度

ボリューム不足が原因の場合

頬や口元の皮下脂肪が減少し、凹みが目立つことでほうれい線が深く見えるケースもあります。

この場合は、ボリュームを補うアプローチが検討されます。

おもにつぎのような施術法があります。

  • ヒアルロン酸注入:手軽ですが定期的なメンテナンスが前提
  • 脂肪注入:ご自身の脂肪を使うため定着率には個人差があり、複数回の施術が必要になることもある

※当院では口元への脂肪注入は提供していません。

骨格や鼻翼基部の影響がある場合

骨格的に上顎や鼻翼基部(小鼻の付け根)が後退している方は、構造的にほうれい線が目立ちやすい傾向があります。

この場合では、貴族手術と呼ばれるプロテーゼ挿入や、鼻翼基部へのヒアルロン酸注入が選択肢に入ることがあります。

骨格が原因の場合は注入施術だけでは限界があるため、医師に相談したうえで施術を選ぶことが重要です。

左右差が出ている場合は

咀嚼や強い表情癖が原因でほうれい線に左右差が出ている場合、整形だけでは根本解決が難しいケースもあります。

ボトックス注射で咬筋(エラ)の張りを和らげる方法も検討されますが、ほうれい線そのものへの改善効果は限定的とされています。

生活習慣や癖の改善を並行して行わなければ、施術の効果が長続きしにくいため、施術だけでなく生活改善を心がけましょう。

効果を維持するための施術後ケア

施術の効果を長く維持するためには「施術直後の適切なケア」と「日常的な紫外線・保湿対策」の継続が欠かせません。

優れた施術を受けても、施術後の過ごし方次第で結果に差が出ることがあります。

ここでは実践的なケアと長持ちのコツをまとめました。

日常生活で再発を防ぐケア

ほうれい線の再発を防ぐためには、次のようなケアを心がけてみましょう。

  • 紫外線対策:真皮層のコラーゲンを破壊する光老化を防ぐ
  • 保湿の徹底:肌のバリア機能を保ち、乾燥による小ジワを防ぐ
  • 生活習慣の改善:猫背や横向き寝など長期的にほうれい線を悪化させる姿勢を見直す
  • 表情筋エクササイズ:補助的なケアとして取り入れる

施術直後のケアの注意点

施術直後は組織が不安定な状態にあるため、医師の指示を守ることが重要です。

施術の効果をしっかり引き出すには、おもに次のポイントを意識しておきましょう。

  • 施術部位への強いマッサージや圧迫を避ける
  • 糸リフトの場合は仰向けで寝ることを心がける
  • 激しいスポーツは施術後は控える
  • 洗顔やスキンケアは優しく行う

万が一異常を感じた場合は、すぐに施術を受けたクリニックへ相談してください。

信頼できるクリニックの選びかた

信頼できるクリニックを選ぶには、以下のポイントを確認しましょう。

  • カウンセリングで施術の限界やリスクを正直に説明してくれるか
  • ほうれい線だけでなく顔全体のバランスを考えた提案があるか
  • 症例写真や実績が確認でき、複数の選択肢を提示してくれるか
  • 使用する薬剤や素材について具体的に説明してくれるか
  • 施術後のフォロー体制が明確であるか

複数のクリニックで比較検討し、焦らず判断してみましょう。

ほうれい線の整形についてよくある疑問

ここでは、ほうれい線の整形についてよくある疑問と回答を紹介します。

Q ほうれい線の整形は何歳から検討する人が多い?

30代後半から40代にかけて検討し始める方が多い傾向にあります。

コラーゲンの産生が低下し始める30代頃から、ほうれい線が気になり始めるケースが多いためです。

Q ほうれい線の施術を受けた後に元に戻せる?

ヒアルロン酸注入の場合は、ヒアルロニダーゼという分解酵素で溶解し、修正を試みることが可能とされています。

一方で脂肪注入や切開リフト、プロテーゼ挿入などは、一度行うと完全に元に戻すことは困難なケースが少なくありません。

施術法によって「やり直しのしやすさ」は大きく異なるため、リスクを含めて事前に医師へ確認しておくことが大切です。

【ヒアルロン酸注入に関する法的記載事項】
治療内容:ジェル状のヒアルロン酸製剤を、シワや溝が気になる部分の皮下に直接注入する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:38,500円~77,000円(税込)
主なリスク・副作用:アレルギー反応

<ジュビダーム>
※使用薬剤:ジュビダームビスタ
「ジュビダームビスタ ボルベラ XC」医療機器承認番号:23000BZX00331000(2018年)
「ジュビダームビスタ ボリフトXC」 医療機器承認番号:23000BZX00159000(2018年)
「ジュビダームビスタ ボリューマXC」 医療機器承認番号:22800BZX00338000(2016年)
「ジュビダームビスタ ボラックスXC」 医療機器承認番号:30200BZX00254000(2020年)
※諸外国における安全性等に係る情報:以下の認証を取得しております。
・米国FDA ・そのほかEU諸国、カナダ等

<クレイヴェエル・スタイレージ>
※使用薬剤:クレヴィエル、スタイレージ(いずれも未承認医薬品)
※入手経路:PharmaResearch Products Co., Ltdで製造されたものを国内代理店より当院で個人輸入しております。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について: 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:以下の認証を取得しております。
・韓国MFDS ・ヨーロッパCEマーク

<テオシアル>
※使用薬剤:テオシアル リデンシティⅠ、テオシアル リデンシティⅡ、テオシアル RHA2、テオシアル グローバルアクション、テオシアル ウルトラディープ(いずれも未承認医薬品)
※入手経路:TEOXAN社で製造されたものを国内代理店より当院で個人輸入しております。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について: 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:以下の認証を取得しております。
・ヨーロッパCEマーク(テオシアルRHA2)

【ヒアルロン酸溶解注射に関する法的記載事項】
治療内容:注入したヒアルロン酸を分解する酵素「ヒアルロニダーゼ」を注射することで、不要なヒアルロン酸を取り除きます。

標準的な治療回数:1〜3回
標準的な治療期間:1日〜2ヶ月
標準的な費用:21,780円~38,280円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・赤み・かゆみ・内出血

使用薬剤:ヒアルロニターゼは、未承認医薬品です。
※入手経路等:医師の判断のもと、個人輸入しています。
個人で輸入した医薬品の使用等によるリスクに関する情報は、下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:本製品と同一の成分・効能・性能を有する国内承認医薬品等は存在しません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について: 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:以下の国で認証を取得しております。
・韓国MDFS ・米国FDA

【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype

<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。

<PCL molidng whale W 18G > ※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。