高校生のマウスピース矯正の値段はいくら?相場と注意点を解説
「高校生の子どもにマウスピース矯正をさせたいけれど、実際の費用がどのくらいかかるのかわからない」と悩んでいませんか。
高校生のマウスピース矯正は、永久歯が生え揃っているため大人と同じ価格帯が適用されます。
部分矯正で10万円から40万円程度、全体矯正で60万円から100万円程度が相場として提示されることが多いです。
この記事では、高校生のマウスピース矯正の具体的な値段や相場、部分矯正と全体矯正の違いや注意点、クリニック選びのポイントまで詳しく解説します。
東京医科歯科大学歯学部付属病院にて臨床研修医
東京医科歯科大学歯学部付属病院摂食機能構築学専攻生修了
医療法人社団世航会デンタルオフィス 分院長勤務
九段下スターデンタルクリニック 勤務
医療法人社団有心会クリア歯科モノリス院 勤務
南青山矯正歯科クリニック 院長
【資格】
インビザラインGo ディプロマ取得
スリーアイインプラント ディプロマ取得
Biotouch Japan dental lip course ディプロマ取得
terna japan ヒアルロン酸注入・ボツリヌス治療 ディプロマ取得
※本記事は2025年11月時点の情報をもとにまとめています。
※マウスピース矯正は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※マウスピース矯正に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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高校生のマウスピース矯正の値段はいくら?
高校生のマウスピース矯正の値段は、施術の範囲や期間によって異なります。
永久歯が生え揃った高校生は、成人と同じ価格帯が適用されることが一般的とされています。
まずは部分矯正と全体矯正の費用相場を詳しく見ていきましょう。
部分矯正の値段相場
部分矯正は、前歯の軽度なガタつきやすきっ歯など、見た目の改善が主な目的の矯正方法です。
部分矯正の費用相場は10万円から40万円程度で、全体矯正と比較して費用を抑えられるケースが多いです。
施術期間は3カ月から1年程度が目安となり、こちらも全体矯正と比べると短期間で済む場合が多いといえます。
ただし、部分矯正では奥歯や噛み合わせの施術は含まれないため、対象となる症例が限られます。
全体矯正の値段相場
全体矯正は上下すべての歯を対象とした包括的な矯正方法です。
全体矯正の費用相場は60万円から100万円程度となり、部分矯正よりも高額になるケースが多いです。
施術期間は1年から2年以上が目安で、より複雑な歯並びの改善にも対応できる可能性があります。
噛み合わせも含めた総合的な改善を目指すため、長期的な口腔内の健康につながる場合もあるでしょう。
ブランド別の価格帯比較
マウスピース矯正には複数のブランドがあり、それぞれ価格帯が異なります。
| ブランド名 | 部分矯正 | 全体矯正 |
|---|---|---|
| インビザライン | 30万円~50万円 | 80万円~120万円 |
| 国内ブランド | 10万円~30万円 | 60万円~80万円 |
| 費用を抑えたブランド | 10万円~20万円 | 40万円~60万円 |
ブランドによって価格差がありますが、費用の安さだけでなく施術内容やリスクも含めて検討することが重要です。
高校生のマウスピース矯正で知っておくべき注意点
高校生のマウスピース矯正には、費用以外にも把握しておくべき重要な注意点があります。
施術を検討する前に、リスクや制約について正しく理解しておきましょう。
格安プランの注意点
格安プランを提供するクリニックが増えていますが、いくつか注意すべき点があります。
格安プランでは施術範囲が限定されていることが多く、初回限定価格や条件付きの料金設定である場合があります。
また、アフターフォローが不十分だったり、追加費用が発生したりする可能性もあるでしょう。
格安プランを検討する際は、施術内容の詳細や総額費用を事前に確認することをおすすめします。
マウスピース矯正のリスクと副作用
マウスピース矯正には、知っておくべきリスクや副作用があるとされています。
虫歯や歯周病のリスク、ブラックトライアングル(歯と歯の間にできる隙間)の発生、歯根吸収や歯肉退縮などが起こる可能性があります。
1日20時間以上の装着が必要で、装着時間が不十分だと期待した結果が得られない場合もあるでしょう。
施術中に痛みを感じたり、噛み合わせに不具合が生じたりすることもあるため、定期的な歯科医師によるチェックが重要です。
リテーナー着用の必要性
マウスピース矯正の施術後は、歯の後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)の着用が推奨されます。
リテーナーの費用は一般的に3万円から10万円程度で、矯正費用とは別に必要となります。
適切な期間リテーナーを使用することで、施術で得られた歯並びの維持につながる可能性があるでしょう。
リテーナーの種類や装着期間については、担当の歯科医師と相談して決めることが大切です。
高校生向けの支払い方法や学割はある?
高校生のマウスピース矯正では、費用の支払い方法や学割制度について理解しておくことが重要です。
基本的に自由診療であるため保険適用外となりますが、さまざまな支払い方法が用意されている場合があります。
家計への負担を軽減するための支払いオプションを確認してみましょう。
分割払いとデンタルローン
多くのクリニックでは、高額な矯正費用に対応するため分割払いやデンタルローンを提供しています。
分割払いでは月額1万円から3万円程度での支払いが可能で、家計への負担を分散できる可能性があるでしょう。
デンタルローンを利用する場合は、金利や審査条件を事前に確認することをおすすめします。
支払い方法については、複数のクリニックで比較検討することが賢明でしょう。
学割制度の有無
一部のクリニックでは、学生向けの割引制度を設けている場合があります。
学割の適用条件や割引率はクリニックによって異なるため、カウンセリング時に確認することが大切です。
一般的には学生証の提示が条件として必要になることが多く、割引率は5%から10%程度となっています。
学割制度がないクリニックでも、初回相談無料や検査費用割引などのサービスを提供している場合もあるでしょう。
医療費控除の対象
マウスピース矯正は医療費控除の対象となる可能性があります。
国税庁の規定によると、歯列矯正が美容目的ではなく歯科医師が施術上必要と認めた場合は控除対象となることがあります。
医療費控除を受けるためには、領収書や診断書などの書類を保管しておくことが重要です。
年間の医療費が10万円を超える場合は、確定申告時に医療費控除の申請を検討してみましょう。
信頼できるクリニック選びのポイント
高校生のマウスピース矯正をスムーズに進めるためには、信頼できるクリニック選びが重要です。
費用の安さだけでなく、リスク管理や施術の質を総合的に判断することが必要でしょう。
後悔しないクリニック選びのためのチェックポイントを詳しく解説します。
歯科医師の経歴と実績確認
マウスピース矯正の経験豊富な歯科医師を選ぶことが、リスクに配慮した施術につながる重要な要素の一つです。
歯科医師の矯正歯科に関する専門資格や研修歴、マウスピース矯正の症例数などを確認することをおすすめします。
クリニックのウェブサイトや初回カウンセリングで、担当医師の経歴について確認しましょう。
複数の歯科医師が在籍する場合は、実際に施術を担当する医師について詳しく聞くことが大切です。
施術内容の詳細説明
信頼できるクリニックといえるのは、施術内容について詳細でわかりやすい説明を行ってくれるところです。
施術期間、使用するマウスピースの種類、通院頻度、予想される結果について具体的に説明してもらいましょう。
特にリスクや副作用についても率直に説明してくれるクリニックは、信頼性が高いといえます。
説明が曖昧だったり、質問に対して適切な回答が得られなかったりする場合は注意が必要です。
口コミと評判の確認
実際にそのクリニックで施術を受けた人の口コミや評判は、クリニック選びの参考になります。
インターネット上の口コミサイトやSNSでの評判をチェックしてみましょう。
施術の結果だけでなく、スタッフの対応やアフターケアの質についても確認することをおすすめします。
ただし、口コミは個人の感想であるため、複数の情報源から総合的に判断することが重要です。
マウスピース矯正ならAND美容外科へ
AND美容外科は、マウスピース矯正をはじめとした豊富なメニューをご用意しています。
AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。
無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合ったマウスピース矯正方法をご提案します。
カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。
まずはお気軽にご相談ください。
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■マウスピース矯正(税込)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| インビザラインGo(片顎) | 572,000円 |
| インビザラインGo(両顎) | 748,000円 |
| 初診料(カウンセリング) | 5,500円 |
| クリンチェック | 44,000円 |
| リテーナー(片顎) | 44,000円 |
| リテーナー(両顎) | 88,000円 |
| 毎回の診察料 | 5,500円/回 |
※自由診療(保険適用外)・税込価格
※副作用・リスク:歯肉の退縮や、歯根吸収、虫歯、歯周病、歯肉炎、歯の脱灰
※治療回数:2~24回、治療期間:3ヶ月~2年
詳しい情報を見る
マウスピース矯正についてのよくある質問
矯正期間中の部活動に影響はありますか?
マウスピース矯正は装置を取り外しできるため、激しいスポーツの際には一時的に外すことが可能です。
ただし、1日20時間以上の装着が必要なため、部活動の時間を考慮した装着スケジュールを立てる必要があります。
担当医師と相談して、部活動と矯正施術を両立できる計画を作成しましょう。
矯正中の食事制限はありますか?
マウスピース矯正では、食事の際にマウスピースを取り外すため、基本的に食事制限はありません。
ただし、虫歯や歯周病のリスクを下げるため、食後の歯磨きやマウスピースの清掃が重要になります。
糖分の多い飲み物やお菓子の摂取は、矯正期間中は特に注意が必要でしょう。
通院頻度はどのくらいですか?学校行事や受験期と両立できますか?
一般的に1〜3か月ごとのチェックが想定されますが、症例やブランドにより間隔は異なります。
大会・修学旅行・受験期などは、事前にスケジュールを共有することで来院日や交換周期を調整できる場合があります。
オンライン診療や写真送付のフォローを案内している医院もあるため、活用の可否を相談すると良いでしょう。
【マウスピース矯正に関する法的記載事項】
施術内容:マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の装置を用いて歯並びを整える矯正治療です。短期間での改善を目指せる「インビザラインGo」は、前歯の軽度な乱れやすき間など、特定の症状に対応したプログラムです。
標準的な治療回数:2〜24回
標準的な治療期間:3か月~2年(治療回数、期間には個人差があります)
標準的な費用:572,000〜841,500円
おもなリスク:副作用:歯肉の退縮や、歯根吸収、虫歯、歯周病、歯肉炎、歯の脱灰
※マウスピース型矯正システム「インビザラインGO」は未承認機器です。
※入手経路等:アメリカのAlign Technology, Inc.が開発した製品を、正規の販売代理店を通じて入手しています。
輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法の承認を受けているものは複数存在します。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。
