糸リフト(スレッドリフト)は何本くらい必要?部位別本数の目安と選び方のポイントを解説
「糸リフトに興味があるけれど、何本くらい入れれば良いのだろう」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
糸リフト(スレッドリフト)の本数は、改善したい部位や症状の程度、受けられる方の年齢や肌質によって変わるようです。
本記事では、糸リフトの目安とされる本数を部位別に解説し、本数を決める際のポイントや、持続期間やリスクとの関係についてもご紹介します。
初めて糸リフトを検討している方にとって、自分に合った本数を選ぶための判断材料となりましたら幸いです。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
※糸リフトは保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※糸リフトに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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糸リフトは何本が適しているの?
糸リフト(スレッドリフト)の本数は、受けられる方の顔の状態や希望する仕上がりによって変わるとされています。
目安や、本数の数え方について確認しておきましょう。
平均的な本数の目安
糸リフトを受ける方が使用する本数は、施術部位や目的によって異なります。
顔全体を対象とした施術では、片側あたり3本から6本程度の糸を使用する場合が多いといわれています。
ただし、これはあくまで目安であり、個人差が大きい点に注意を払う必要があるでしょう。
変化が期待できる本数
軽度のたるみや部分的な改善を希望する場合、片側2本から3本程度でも変化を感じられる場合はあるようです。
糸リフトの施術において、本数が多ければ多いほど良い結果が得られるわけではないという点を理解しておきましょう。
少ない本数で施術を始めることで、費用を抑えながら糸リフトの仕上がりを確かめられる可能性があります。
状況に応じて後から追加する方法も検討できるため、まずは少ない本数から始める選択肢もあるでしょう。
片側と両側の本数の数え方
糸リフトの本数を表現する際、片側ごとに数える場合と、顔全体の合計本数で表す場合があります。
例えば、「片側4本」と記載されている場合、両側では合計8本となります。
クリニックによって表記方法が異なるため、カウンセリング時には確認するようにしましょう。
料金プランも片側単位か両側単位かで大きく変わってくるため、見積もりの際に誤解が生じないよう注意を払うと良いでしょう。
糸リフトの本数はどう決めるべきなの?
糸リフトの本数を決める際には、改善したい症状や糸の種類、受けられる方自身の年齢や肌質など、複数の要素が関係します。
個々の状態や希望するデザインに合わせ、適した本数を医師と相談して決めるとよいでしょう。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
改善したい症状による本数の判断
糸リフトで改善を目指す症状の種類や程度によって、適した本数は変わってくることでしょう。
例えば、軽度のたるみや部分的な引き上げを希望する場合は少なめの本数でも対応できる場合があるようです。
一方、頬全体のリフトアップや複数の部位を同時に改善したい場合は、広範囲を支えるためにより多くの糸が用いられる傾向にあります。
ただし、単に本数を増やせば効果が高まるわけではありません。
必要以上に多くの糸を使用すると、かえって不自然になったり、違和感が出たりする可能性もあります。
糸の種類と太さによる本数の違い
使用する糸の種類や太さによっても、施術に用いられる本数が変わる場合があります。
例えば、糸リフトで使用される糸には、ポリジオキサノン(PDO)やポリカプロラクトン(PCL)といった種類が挙げられます。
また、糸の太さや構造(コグの有無や形状など)も、施術に用いる本数に影響を与える要素となるでしょう。
年齢や肌質が本数に与える影響
受けられる方の年齢や肌の状態も、糸リフトの本数を決める要素の一つとされています。
50歳以上の方では、皮膚のたるみが進行している場合が多く、合併症のリスクも若い方と比べて高まる傾向があるようです。
そのため、年齢が高い方ほど慎重な本数設定が求められる場合があります。
また、皮膚の弾力性や厚みといった肌質の違いによっても、糸の本数や配置を調整する必要が出てくる可能性があります。
部位別に糸リフトは何本くらいなの?
顔の部位によって、たるみの現れ方や皮膚の構造が異なるため、用いられる糸の本数にも違いがあるようです。
ここでは、主要な部位ごとの本数目安をご紹介します。
フェイスラインに用いられる本数目安
フェイスラインのもたつきや頬のたるみを改善したい場合、片側2本から4本程度の糸が使用される場合が多いようです。
中顔面(頬の部分)は糸リフトで施術されることが多い部位の一つで、多くの方が関心を持つ領域でしょう。
頬の高い位置から下方に向けて糸を配置することで、フェイスラインを引き上げる作用が働くとされています。
ただし、個人の骨格や脂肪の分布によって適した本数は変わってくるため、カウンセリングでの相談が大切でしょう。
ほうれい線に用いられる本数目安
ほうれい線の改善を目的とした糸リフトでは、片側2本から3本程度の糸が使用される場合があります。
糸リフトとヒアルロン酸注入を組み合わせた施術では、単独で行う場合よりも持続期間が長くなる場合もあるようです。
複数の施術を組み合わせることで、使用する糸の本数を抑えられる可能性も考えられます。
顎下や二重顎に用いられる本数目安
顎下や二重顎の改善を目的とする場合も、片側2本から4本程度の糸が使用される場合が多いようです。
この部位は皮膚が薄めであり、血管が豊富に分布しているため、慎重な施術が求められます。
下顔面の糸リフトでは、合併症として糸の位置のずれが生じる場合があるとされています。
顎下の施術を希望する場合は、経験豊富な施術者に相談することが大切です。
こめかみや鼻まわりなど特殊部位の本数目安
こめかみや鼻まわりといった特殊な部位では、用いる本数の目安も他の部位とは異なる場合があります。
特にこめかみ部分への固定や、眉の位置を調整する施術では、通常の頬の施術とは異なるアプローチが取られることがあります。
これらの部位では、深い組織層に糸を配置する技術が用いられる場合があり、より専門的な知識が求められるでしょう。
特殊な部位の施術を希望する場合は、その部位の施術実績が豊富なクリニックを選ぶのもよいかもしれません。
糸リフトの本数で持続性やリスクは変わるの?
糸リフトの本数は、施術の仕上がりが続く期間や、起こりうるリスクにも関係してくる可能性があります。
本数と持続期間、合併症との関係について理解しておきましょう。
本数と持続期間の関係
糸リフトの仕上がりが持続する期間は、使用する糸の本数だけでなく、糸の種類や個人の組織の反応によっても変わってくるとされています。
糸リフト単独の場合、施術直後には多くの方が良いと感じるものの、6ヶ月後には効果を実感しにくくなる傾向があります。
1年後にはさらに仕上がりを感じにくくなる場合もあるようです。
本数を増やしても持続期間が大きく延びるわけではないため、定期的なメンテナンスや他の施術との組み合わせを検討する必要があるでしょう。
本数による合併症や失敗リスク
糸リフトの本数が多くなると、合併症のリスクも変化する可能性があります。
例えば、使用する糸の本数が必要以上に多くなると、皮膚組織への負担が大きくなり、術後のひきつれ感や違和感が強まることが懸念されます。
ただし、こうした合併症のリスクは本数だけでなく施術の技術や個人の体質によっても左右されると考えられます。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 腫れ
- 皮膚の凹み
- 感覚の変化
本数が増えると変わるダウンタイムの長さ
腫れや内出血といったダウンタイムの症状は、本数が多いほど強く出る場合があるでしょう。
なぜなら、使用する糸の本数が増えると施術時間が長くなり、組織への影響も大きくなる可能性があるからです。
糸リフトのダウンタイムは数日から1週間程度といわれていますが、本数や施術部位によって個人差があるとされています。
初めての糸リフトは何本から始めるべきなの?
初めて糸リフトを受ける場合、どのくらいの本数から始めるのが良いのか迷う方も多いでしょう。
少ない本数から始める利点と、追加する場合の考え方についてご説明します。
少数から始めるメリットとデメリット
初回の施術で少ない本数から始めると費用を抑えられるため、糸リフトがどのような施術なのかを試してみやすくなるのがメリットです。
一方で、改善したい症状が複数ある場合や、広い範囲の引き上げを希望する場合は、少ない本数では物足りなく感じる可能性も否定できません。
追加で本数を増やすタイミングと考え方
初回の施術後、仕上がりを確認してから追加の糸を入れることも選択肢の一つです。
追加する場合は、前回の施術から数ヶ月程度空けることが推奨される場合が多いようです。
施術部位の組織が安定してから次の施術を受けることで、より適切に本数を調整できる可能性が高まるとされているためです。
追加のタイミングや本数については、施術を担当する医師と相談しながら決めていくことが大切です。
費用と仕上がりのバランスの考え方
糸リフトの費用は、使用する糸の本数や種類、クリニックによって異なります。
本数が多いほど費用も高くなる傾向がありますが、前述の通り本数が多いからといって必ずしも仕上がりが良くなるわけではありません。
自分の希望する改善箇所や予算を考慮しながら、適切な本数を選ぶことが求められるでしょう。
カウンセリング時には、費用の内訳や追加料金の有無についても確認しておくと良いでしょう。
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■スレッドリフト
| スタンダード | やや硬めの19G糸を使用します。持続期間の目安は約12ヶ月です。 | 297,600円(12本〜) |
|---|---|---|
| プレミアム | やや柔らかい19G糸を使用します。持続期間の目安は約24ヶ月です。 | 477,600円(12本〜) |
| エグゼクティブ | 柔らかい18G糸を使用します。持続期間の目安は約36ヶ月です。 | 597,600円(12本〜) |
※料金は税込みです。
※上記価格は局所麻酔込みです。ご希望の際は静脈麻酔(55,000円)もございます。
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■ショッピングリフト
| 20本 | 部位例:ほうれい線/マリオネットライン | 44,000円 |
|---|---|---|
| 40本 | 部位例:口元 | 88,000円 |
| 50本 | 部位例:額/頰/アゴ下 | 110,000円 |
※料金は税込みです。
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糸リフトについてよくある質問
本数によって料金や保証はどう変わりますか?
使用する糸の本数が増えるほど料金も高くなる傾向がみられます。
クリニックによっては、本数に応じたセット料金や、保証制度を設けている場合もあるようです。
料金体系や保証内容は施設ごとに異なるため、事前に詳しく確認しておくことをおすすめします。
妊娠や持病がある場合に本数は影響しますか?
妊娠中や授乳中の方、特定の持病がある方は、糸リフトの施術を受けられない場合があります。
また、年齢や健康状態によって、推奨される本数が変わる可能性も考えられます。
持病や服用している薬がある場合は、カウンセリング時に医師に伝え、施術の可否や適した本数について相談してください。
入れる本数によって、施術中の痛みは変わりますか?
糸リフトの施術は、麻酔を使用しながら行う場合が多いようです。
本数が増えると針を刺す回数や施術時間が長くなるため、その分違和感や負担を感じる可能性は否定できません。
痛みの感じ方には個人差がありますが、不安な場合は麻酔の方法や本数について、事前に医師と相談しておくと良いでしょう。
施術後の「ひきつれ感」は本数と関係がありますか?
施術後に、顔がひきつれるような感覚や違和感が出ることがあります。
これは糸が組織に馴染む過程で生じることが多いとされています。
本数が多いからといって必ずしもひきつれ感が強くなるわけではないようですが、挿入する位置や糸の種類によっても感じ方は変わる可能性があります。
通常は時間とともに馴染んでいくことが多いといわれていますが、長く続く場合は施術を受けたクリニックに相談しましょう。
【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype
<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。
<PCL molidng whale W 18G >
※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。
【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。
