脂肪豊胸後のしこりが心配?知っておきたい原因と予防法を解説
「脂肪豊胸後にしこりができるって本当?」
「もしできてしまったらどう対処すればいいの?」
脂肪注入豊胸を検討している中で、術後にしこりができる可能性を知り不安に思われている方は少なくないでしょう。
脂肪注入豊胸におけるしこり形成は、適切な知識と技術によりリスクの低減が期待できます。
この記事では、しこりが形成される原因から具体的な予防策、万が一できてしまった場合の対処法まで詳しく解説していきます。
※本記事は2025年10月時点の情報をもとにまとめています。
※豊胸施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※脂肪注入豊胸に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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脂肪豊胸後のしこりはなぜできる?
脂肪注入豊胸後にしこりができる理由を理解することで、予防策へとつながるでしょう。
しこり形成の原因は複数ありますが、主要な要因を把握しておくことが重要です。
注入した脂肪に含まれる不純物が原因となる
しこり形成の主要な原因の一つには、注入する脂肪に混入する不純物があるとされています。
採取した脂肪には血液、麻酔液、老化細胞、死滅細胞などの不純物が含まれている場合があり、体内で異物として認識されると免疫システムが反応します。
その結果、異物を包み込むように被膜が形成され、しこりとなって現れる可能性があるのです。
特に肥大化した老化細胞や、すでに活性を失った死滅細胞は壊死を起こしやすく、しこり形成のリスクを高めることがあります。
一ヵ所に集中注入すると脂肪の塊ができやすい
注入方法によっては、しこり形成の重要な要因になりうるとされています。
1ヵ所に脂肪を集中して注入すると、バスト内で脂肪の塊が形成される場合があります。
塊の中央部分では酸素や栄養素の供給が不足し、脂肪細胞の壊死を引き起こす可能性が高まります。
壊死した脂肪組織は体内で異物として認識され、周囲に被膜を形成してしこりとなることがあります。
分散注入の重要性は、このようなメカニズムを防ぐために必要といえるでしょう。
注入量が多すぎると定着不良を起こしやすい
注入量の過多もしこり形成の原因として挙げられます。
一度に大量の脂肪を注入すると、すべての脂肪細胞に十分な血管新生(既存の血管から新たな血管が形成される現象)が起こりにくくなります。
血管新生が不十分な部分の脂肪は壊死を起こし、結果的にしこりの原因となる可能性があります。
脂肪注入豊胸において、注入できる量には生理学的な限界があること、それによってリスクが生じることを理解しておくことが大切です。
この限界を超えた注入は、しこり形成のリスクを高める要因となるでしょう。
脂肪豊胸のしこりを防ぐ方法はある?
しこり形成のリスクを軽減するための予防策をご紹介します。
適切な技術と術後管理により、しこりが生じるリスクを抑えられるでしょう。
コンデンスリッチ法で脂肪の純度を高める
コンデンスリッチ法は、採取した脂肪から不純物を除去し、健全な脂肪細胞(CDF/濃縮脱油脂肪)のみを濃縮する脂肪注入豊胸の技術(※)です。
通常の遠心分離に加えて、圧力をかけるウェイトフィルターを使用することで精製を行います。
この過程で老化した脂肪細胞や死滅細胞が除去され、定着に有利な脂肪細胞のみが残るとされています。
さらに、1mlあたりの脂肪密度が上がることで、注入後の定着率向上が期待できます。
また、脂肪吸引から注入まですべての工程を空気に触れない閉鎖環境(シリンジ内)で行い、無菌環境を保つ配慮がされる場合が多いので、感染症リスクの低減も期待できるでしょう。
※参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39014232/
精密な分散注入技術で血管新生を促進
適切な分散注入技術により、しこり形成のリスク軽減が期待できます。
バスト全体に多数の層に分けて少量ずつ脂肪を注入することで、各部分の脂肪に十分な酸素と栄養が供給され、健全な血管新生が促進されるでしょう。これにより、脂肪の定着率向上につながる可能性が高まります。
経験豊富な医師による精密な分散注入技術は、しこり形成リスクの軽減につながるでしょう。
経験豊富なクリニック選びが重要
クリニック選びは、しこり形成予防において重要な要素となります。
脂肪注入に精通した医師が在籍し、豊富な症例数を持つクリニックでは、リスクを抑えた施術が期待できます。
CRF協会の認可を受けたコンデンスリッチファット(CRF)認定クリニックでは、技術の標準化に努めています。
ていねいなカウンセリングにより、あなたの希望と現実的な仕上がりのギャップを事前に調整することも大切です。
脂肪豊胸後のケアで注意すべきポイントは?
術後の適切な管理は、しこり形成の予防に重要な役割をはたします。
注入直後から脂肪が定着するまでの期間中は、特に慎重なケアが必要になります。
脂肪豊胸ではマッサージを控える
注入した脂肪が定着するまで、術後3ヶ月までは、胸部のマッサージを控えることが重要です。
脂肪細胞の血管再生は、一般的に3日目から始まるため、マッサージをしてしまうと注入した脂肪の定着が物理的な刺激により阻害される可能性があるからです。
まだ不安定な状態の脂肪細胞に過度な刺激を与えることで、しこり形成のリスクが高まる可能性もあります。
医師の指示に従い、適切な期間をおいてからマッサージを再開することが大切です。
禁煙により脂肪の定着率向上を図る
術前術後の禁煙は、脂肪の定着率向上を促すとされています。
タバコに含まれるニコチンは血流を悪化(※)させ、脂肪の定着率を大幅に低下させる可能性があります。
しこりができやすくなるだけではなく、注入した脂肪の定着不良により元のサイズに戻ってしまうリスクも高まります。
最低でも術後1ヶ月間の禁煙が推奨されています。
禁煙することによって、健全な血流が維持でき、注入した脂肪の定着がより良好になることが期待できます。
※参考:http://xn--kennet-v08ny80j.mhlw.go.jp/information/information/tobacco/t-03-002
定期検診による早期発見システムを活用する
術後の定期検診は、問題の早期発見と対処において重要な役割を果たすでしょう。
医師による定期的な触診や必要に応じた画像診断により、異常の早期発見が期待できます。
万が一しこりが形成されても、早期に発見することで適切な対処ができるからです。
より詳細な評価が期待できる超音波検査やMRIの画像診断など定期的なフォローアップは、長期的なリスク軽減につながるでしょう。
脂肪豊胸のダウンタイムはどのくらい?
脂肪注入豊胸のダウンタイムは、注入部位と吸引部位で異なる経過をたどるとされています。
適切な期間の把握により、術後の計画を立てやすくなるでしょう。
注入部位(バスト)の回復期間
注入部位であるバストは、術後1〜2週間で内出血やむくみが徐々に改善されるといわれています。
約1ヶ月程度で見た目や感触が落ち着いてくることが一般的でしょう。
しかし、完全な回復には個人差があります。
ただし、脂肪豊胸施術の中でも、コンデンスリッチ豊胸は回復期間が約1週間を目安として案内されることがあります。
高密度な脂肪の使用により、炎症反応が軽減され、結果的にダウンタイムが短縮される場合があるからです。
吸引部位の詳細な回復経過
吸引部位のダウンタイムは、注入部位よりも長期間に及ぶ場合があります。
内出血やむくみ、腫れ、筋肉痛のような痛みが術後1〜2週間続くことがあり、見た目や感覚の回復までにはさらに期間を要する場合もあります。
この期間中は圧迫下着の着用が必要で、最初の1〜2週間は24時間装着することが推奨されています。
その後は症状の改善に応じて着用時間を調整し、医師の指示に従った適切な管理を行うことが大切です。
個人差によるダウンタイムの変動要因
ダウンタイムの個人差は、体質、術式、術後管理の方法により変動するとされています。
以下がダウンタイムに影響するおもな要因です。
- 年齢と体質
- 注入量と吸引量
- 術後の生活習慣
- 禁煙の徹底度
- 圧迫下着の適切な着用
圧迫下着は術後3ヶ月間、24時間の着用が推奨されています。痛みや腫れが予想よりも長引く場合は、感染症やその他の合併症の可能性も考えられます。
異常を感じた際は、早期にクリニックに相談することが重要です。
脂肪豊胸でしこりができてしまった場合の対処法は?
万が一、脂肪豊胸でしこりができてしまった場合の対処法をご紹介します。
早期の対応により、問題の解決につながりやすくなるでしょう。
医師への早期相談が重要
しこりを発見した場合は、施術を行った医師に早期に相談することが重要です。
自己判断による対処は避け、専門的な診断を受けることをおすすめします。
医師による触診やエコー検査・MRIなどの画像診断により、しこりの性質や大きさなどより詳細な状態を正確に把握できるでしょう。
早期の相談により、あなたの状態に合った対処法の検討につながりやすくなります。
経過観察による自然吸収の可能性
小さなしこりの場合、時間の経過とともに自然に吸収される場合があります。
炎症性のしこりや軽度の脂肪壊死によるしこりの場合は、数ヶ月から1年程度で改善されることもあるので、定期的な検診でしこりの変化を注意深く観察しましょう。
サイズの変化や触感の変化を記録し、経過観察中も定期的な専門医による評価を受け、医師と情報共有することが大切です。
必要に応じた除去施術の検討
しこりが大きい場合や自然吸収が期待できない場合は、除去施術が選択肢の一つとなるでしょう。
除去方法は、しこりの大きさや位置により異なり、小切開による直接的な除去や、吸引による除去などの方法があります。
除去施術のリスクとメリットについて医師と十分に相談し、施術後の経過や再発の可能性についても、事前に理解しておくことが大切です。
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▪️豊胸の料金(1回あたり)
| 施術 | 金額 |
|---|---|
| 脂肪注入豊胸 (100ccあたり) |
275,000円 |
| ヒアルロン酸豊胸 | 440,000~715,000円 |
| シリコンバッグ豊胸 | 1,265,000円 |
※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。
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豊胸についてよくある質問
脂肪豊胸のしこりについて、よくある質問にお答えします。
しこりが石灰化することはありますか?
壊死した脂肪が長期間体内に残ると、その周囲にカルシウムが沈着し石灰化する可能性があります。
石灰化したしこりは自然に消失することが少ないとされ、除去が必要になる場合があるでしょう。
早期の対処により、石灰化のリスクを軽減できる可能性があるため、術後の定期検査は重要です。
しこりがあってもマンモグラフィー検査は受けられますか?
しこりがあってもマンモグラフィー検査は可能とされていますが、事前に医師に伝える必要があります。
脂肪注入の履歴を検査技師に知ってもらうことで、適切な検査につながるからです。
必要に応じて超音波検査やMRI検査も併用される場合があります。
しこりができやすい体質はありますか?
個人の体質により、しこり形成のリスクに差がある可能性はあります。
過去の手術で癒着や瘢痕形成が起こりやすかった方は、事前に医師に相談しましょう。
術前のカウンセリングで、自身の体質について詳しく相談し、個人に適した施術計画を立ててもらうことが大切です。
【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化
【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化
【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化
