美容整形

クマ取りの脂肪注入でしこりはなぜ起こる?原因と注意点

「目の下のクマ取りをしたあとに、しこりができてしまった」「触ると硬い部分があって不安…」というお悩みは、実は少なくありません。

クマ取り(経結膜脱脂術)と脂肪注入をセットで行う治療は、目の下のふくらみと凹みにお悩みの方に人気の施術です。

しかし、注入した脂肪がうまく馴染まずに「しこり」になってしまうケースもあるため、その理由を正しく知っておくことが大切です。

この記事では、脂肪注入でしこりができる仕組みや、受診すべき目安、修正方法についてわかりやすく解説します。

これから施術を考えている方も、今の症状が気になっている方も、ぜひ参考にしてください。

監修者
AND美容外科 監修医師/韓国美容外科学会会長
林 鍾学
【経歴】
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師

※本記事は2026年3月時点の情報をもとにまとめています。
※クマ取りの脂肪注入は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※クマ取りに用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

クマ取りの脂肪注入でしこりができる原因

脂肪注入後にしこりができてしまうのは、注入した脂肪がうまく定着しなかった場合に起こります。

その原因は一つではなく、注入の仕方や脂肪の質、術後の経過など、様々な要因が関係していると考えられています。

ここでは、しこりができてしまう具体的な原因と、そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

注入量の集中や過剰注入

脂肪注入でしこりができやすくなる原因の一つに、一度にたくさんの脂肪を注入したり、同じ場所に集中して注入したりすることが挙げられます。

注入された脂肪が元気でいるためには、周りの血管から酸素や栄養をもらう必要があります。

しかし、脂肪が塊のように注入されてしまうと、塊の中心部まで血流が届きにくくなり、脂肪細胞がダメージを受けてしまうことがあるのです。

脂肪に不純物が多い

脂肪注入は、ご自身の脂肪を採取して注入します。

しかし採取した脂肪には、血液や麻酔液、古くなった細胞といった、脂肪以外の成分が混ざっていることがあります。

これらの不純物をしっかりと取り除かずに注入してしまうと、脂肪の質が低下し、定着しにくくなることがあります。

不純物が多いと、体が「異物」だと感じてしまい、免疫反応が起こることで、線維質の膜で脂肪を囲んでしまうことがあるのです。

オイルシストや石灰化への変化

注入した脂肪に十分な血液が届かないと、脂肪細胞が壊死してしまうことがあります。

壊死した脂肪細胞の中身は液状化し、それが集まったものが「オイルシスト」と呼ばれる状態です。

このオイル状の物質を異物として排除しようと、炎症を起こすことがあります。

その過程で、周囲にコラーゲンという丈夫な膜が作られ、この膜に包まれた状態が、触ると分かる「しこり」として感じられることがあるのです。

術後の炎症や感染が結節化

施術後に強い炎症が起こると、壊死した脂肪の周りに「肉芽腫(にくがしゅ)」というものができることがあります。

これは、体が傷を治そうとする防御反応の一つですが、時間が経つにつれて硬い「結節(けっせつ)」に変化することがあります。

さらに時間が経つと、石灰化といって石のように硬くなるケースもあるようです。

ダウンタイム中の硬さとしこりの違い

施術後数ヶ月は、注入した部分全体が硬く感じられることがあります。

これは定着する脂肪と、体の一部として吸収されていく脂肪が混在しているためで、自然に柔らかくなっていくことがほとんどです。

一方長期的に硬さが残っていたり、硬さが増しているように感じる場合は、注意が必要です。

病的なしこりの可能性も考えられます。この違いを理解しておくことで、医療機関に相談すべきかの判断がしやすくなります。

生活習慣や服薬もリスクを高める

喫煙をされている方は、タバコのニコチンが血管を収縮させるため、脂肪への血流が悪くなりやすい傾向があります。

また急激なダイエットをしてしまうと、注入した脂肪も体の他の脂肪と一緒に減ってしまう可能性があります。

血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬など)を服用されている場合は、必ず事前に医師に相談するようにしましょう。

生活習慣や服薬が、しこりのリスクに影響する可能性があることを知っておきましょう。

しこりができた時の診断と受診の目安

脂肪注入後に気になる硬さを感じたとき、それが「一時的なもの」なのか「注意が必要なもの」なのかを見極めることが大切です。

ここでは、病院へ相談すべきかのサインや、診断について解説します。

正常経過と異常を見分ける

施術後は、腫れや硬さは時間とともに徐々に軽減していくことが一般的です。

しかし痛みを伴う硬さや、日に日に大きくなるしこりは異常のサインである可能性があります。

とくに赤みや熱感を伴う場合は、感染が疑われるため早急に医療機関を受診しましょう。

早めに受診すべきサイン

一般的に、施術後数ヶ月程度は経過観察の期間とされています。

この期間は、ある程度の硬さは自然な反応として様子を見てもいいでしょう。

ただし、以下のような症状がある場合は早めに受診することを検討してください。

  • しこりが急激に大きくなる
  • 強い痛みや押すと痛みがある
  • 皮膚に赤みや熱感がある
  • 発熱を伴っている

超音波などの画像診断でしこりの状態を確認

医療機関では、超音波検査(エコー)を使って、しこりの内部の状態を確認します。

オイルシストは液体を含んだ袋状の構造として、それ以外のしこりとは異なる画像に映ります。

しこりの性質を正確に把握することで、どのような治療法が適しているかを見極めることができるでしょう。

感染や血腫など他の病変との鑑別

しこりのように感じる硬さが、実は施術後の出血が溜まった血腫(けっしゅ)や、感染による腫れである場合もあります。

血腫は、時間とともに自然に吸収されることが多いです。

感染が原因の場合は、放置すると悪化するリスクもあります。医師による診察で、しこりの原因を特定することが、適切な対応につながります。

クマ取りに伴う脂肪注入のしこりの治療と修正法

しこりができてしまった場合でも、適切な対処法によって改善を目指せる可能性があります。

しこりの状態や大きさによって、治療法は異なります。ここでは、具体的な治療法や修正施術について説明します。

保存的治療と経過観察

まずは、次のように切らずに対処する方法を検討しましょう。

  • 経過観察: 術後間もない小さなしこりは、自然に吸収されるのを待つ
  • 穿刺(せんし)吸引:しこりの中身が液体のオイルシストの場合は細い針で内容物を吸い出す
  • ステロイド注射:炎症を抑え、しこりを柔らかくする

外科的摘出による修正

石灰化して硬くなったものや大きなしこりは、小さな切開を加えて直接取り出すことがあります。

また、しこりを除去した後の凹みが気になる場合は、再度少量の脂肪を丁寧に注入することもあります。

施術法 適応するしこり 特徴
穿刺吸引 オイルシスト型 針を刺す施術
ベイザーリポ吸引 充実性でやや硬いもの 超音波で脂肪を柔らかくする
切開摘出 石灰化、大きなしこり 直接除去する

修正施術のタイミング

修正施術を行う場合、炎症が十分に落ち着いてから受けることが大切です。一般的には、しこりを除去した後、3~6ヶ月程度の期間を空けることが望ましいでしょう。

組織がまだ安定していない状態で施術を行うと、リスクが高まる可能性があります。

医師とよく相談しながら、ご自身にとって最適なタイミングを見極めることが重要です。

クマ取りならAND美容外科へ

AND美容外科は、クマ取りをはじめとした豊富な美容医療メニューをご用意しています。

AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。

無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合ったクマ取り方法をご提案します。

カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。

まずはお気軽にご相談ください。

AND美容外科の
詳しい情報を見る

■下眼瞼脱脂術(目の下のクマ・たるみ取り)

メニュー/範囲 価格
小(袋 2個) 19,800円
中(袋 4個) 39,800円
大(袋 6個) 69,800円
パーフェクトプラン 250,500円

※パーフェクトプラン:お目元に適した最適量を取ります。
※静脈麻酔は、別途費用5,500円(税込み)がかかります。

■目の下のたるみ取り・クマ取り(ハムラ法)

術式 価格
表ハムラ法 548,000円
裏ハムラ法 544,250円
AND美容外科の
詳しい情報を見る

クマ取りについてよくある疑問

ここでは、クマ取りについてよくある疑問と回答を紹介します。

しこりが気になるできることは?

クリニック選びの際は、脂肪を細かく精製する技術(ナノファット等)があるか、複数の層に分散して注入する丁寧な手法をとっているかを確認しましょう。

また施術後はタバコを控えることも、脂肪の定着を助け、しこりリスクを下げることにつながります。

【下眼瞼脱脂術に関する法的記載事項】
治療内容:経結膜脱脂法(脱脂法)とは、目の下のたるみやクマの原因となる脂肪を、下まぶたの裏側から除去する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:19,800〜544,250円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:内出血、腫れ、充血、結膜浮腫

【表ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの皮膚を切開し、突出した眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させて固定する施術です。
標準的な治療回数:4~6回
標準的な費用: 548,000円
標準的な治療期間:3~6ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染

【裏ハムラ法に関する法的記載事項】
治療内容:下まぶたの裏側を切開し、目の下のクマやたるみの原因となる眼窩脂肪を移動させて整える施術です。
標準的な治療回数:3~5回
標準的な費用: 544,250円
標準的な治療期間:1~3ヶ月
主なリスク:目の違和感・腫れ・痛み、皮下出血・血腫、感染

【スレッドリフト(糸リフト)使用機器・医薬品および注意事項】
治療内容:スレッドリフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を内側から引き上げてリフトアップする切らないたるみ治療です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:297,600〜597,600円(局所麻酔を含みます)
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、突っ張り感、左右差・凹凸、神経損傷、血管損傷
使用機器:<スタンダード>Cutting king Cobra Cog PDO 19G 100-170 Ltype、<プレミアム>Cutting King Cobra Cog PCL 19G 100-170 Ltype、<エグゼクティブ>Canula dynamic mold PLCL 18G 100-180 Ltype

<PDO cog 21G 90-160>
※PDO cog 21G 90-160は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

<PDO cog 19G 100-170>
※PDO cog 19G 100-170は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

<PCL modling arrow 18G >
※PCL modling arrow 18G は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。

<PCL molidng whale W 18G >
※PCL molidng whale W 18Gは未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国Skin medience社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDAの認証を取得しております。

【ショッピングリフト(糸リフト)の医薬品および注意事項】
治療内容:ショッピングリフトとは、極細の吸収糸を皮膚の浅い層に多数挿入することで、肌のハリや弾力を高め、小ジワやたるみを改善する施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:44,000〜110,000円
※部位・契約プランによって異なります。
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・つっぱり感・左右差・凹凸・ひきつれ、アレルギー反応・感染症
使用機器・医薬品および注意事項
<PDO 30G 38-50>
※PDO 30G 38-50は未承認医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、韓国DermaLine社のものを個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:ヨーロッパCE、韓国KFDAの認証を取得しております。

【フラクショナルレーザーに関する法的記載事項】
治療内容:肌表面に微細なレーザーを点状に照射し、意図的に皮膚に小さな穴を開けることで、肌の再生能力(自己治癒力)を活性化させるレーザー治療です。
標準的な治療回数:4〜6週間おきに3〜5回
標準的な治療期間:3〜6か月
標準的な費用:11,000〜75,000円(税込)
主なリスク・副作用:発赤、色素沈着、腫脹、水疱形成、肝斑悪化
使用機器:フラクショナルレーザーは未承認機器です。
※入手経路等:医師の判断のもと、個人輸入しています。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。

※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:米国FDA、韓国MFDS、ヨーロッパECマークで認証を取得しております。

【炭酸ガス(CO2)レーザーに関する法的記載事項】
治療内容:炭酸ガスで組織を蒸発させ、ほくろやイボ、盛り上がったシミなどを治療します。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:8,800円(10mm以内1個)
※部位・契約プランによって異なります。
主なリスク・副作用:発赤、痛み、表皮剥離、くぼみ、色素沈着、色素脱失、内出血、傷跡
使用機器:エッジワンは認証機器です。承認番号:23000BZI00037000