二重埋没のやり直しはいつから可能?抜糸の必要性や手順を解説
「二重埋没法を受けたけれど、イメージと違う仕上がりになってしまった」「糸が取れてしまったけれど、やり直しはいつからできるの?」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
二重埋没法は検討しやすいとされる施術ですが、時間の経過とともに糸が緩んだり、希望していたラインと異なる仕上がりになったりすることがあります。
やり直しを検討する際には、適切なタイミングや抜糸の必要性、具体的な手順を理解しておくことが大切です。
本記事では、二重埋没法のやり直しが可能になる時期や抜糸の判断基準、再施術の流れについて詳しく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年3月時点の情報をもとにまとめています。
※二重埋没法は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※二重整形に用いられる医療機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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二重埋没のやり直しとは何か?
二重埋没法のやり直しとは、一度受けた埋没法の仕上がりに満足できない場合や、糸が緩んでラインが崩れた場合に再度施術を行うことです。
埋没法はメスを使わない施術であるため、条件が整えばやり直しに対応できる可能性があります。
ただし、まぶたへの負担を考慮しながら慎重に判断することが重要です。
やり直しを検討する主な理由
やり直しを検討する理由として多い傾向があるのは、糸が緩んで二重ラインが薄くなったり消えたりするケースです。
埋没法で作った二重は通常2〜3年程度で緩みやすくなるとされており、まぶたの状態によっては早期にラインが崩れることもあります。
また、希望していた二重幅と実際の仕上がりが異なる場合も、やり直しを検討する理由の一つです。
その他にも、左右差が気になる、糸玉が目立つ、目をこする癖によって糸が外れてしまったなど、さまざまな理由でやり直しを希望するケースがあります。
糸がまぶたの表面から出てきてしまった場合は、細菌感染のリスクがあるため、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
埋没法の種類とやり直しへの影響(瞼板法と挙筋法)
埋没法には主に「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」の2種類があり、やり直しの際にはこれらの違いを理解しておくことが大切です。
瞼板法は、まぶたの裏側にある瞼板という硬い組織に糸を固定する方法です。
挙筋法は、瞼板よりも奥にある挙筋腱膜に糸を固定する方法で、自然なラインを目指しやすいとされています。
やり直しの際は、前回どの方法で施術を受けたかによって抜糸の難易度や再施術の方針が変わる場合があります。
前回の施術内容をクリニックに正確に伝えることで、より適切な対応につながる可能性があるでしょう。
二重埋没のやり直しができる回数と適切なタイミングは?
やり直しを検討する際に気になるのが、何回まで可能なのか、いつから再施術できるのかという点です。
まぶたへの負担を抑えながら、適切な判断をすることが大切です。
ここでは、やり直しの回数の目安と適切なタイミングについて解説します。
やり直し可能な回数の目安
埋没法のやり直しは理論上は複数回可能とされますが、回数を重ねるごとにまぶたへのダメージが蓄積されることを理解しておく必要があります。
一般的には2〜3回程度が目安とされており、それ以上の回数になると切開法への切り替えを提案される場合もあります。
まぶたの皮膚が薄くなったり、組織が硬くなったりすると、糸が留まりにくくなる可能性があるためです。
やり直しの回数が増えるほどリスクも高まる傾向があることを踏まえ、慎重に判断することが重要です。
術後どの時期からやり直しを検討すべきか
やり直しを検討する際は、前回の施術から十分な期間をあけるよう案内されることが多いでしょう。
具体的には、ダウンタイムが落ち着いてから1ヶ月前後(場合によってはそれ以上)の間隔をあけることが推奨されています。
腫れやむくみが残っている状態では正確な仕上がりを判断しづらいため、焦らず経過を見守ることが大切です。
また、瘢痕拘縮(傷跡が硬くなる現象)が落ち着くまで待つことで、再施術がスムーズに進む可能性があります。
個人差がありますので、クリニックでの診察を受けてから判断することをおすすめします。
抜糸が必要かどうかの判断ポイント
やり直しの際に抜糸が必要かどうかは、まぶたの状態や前回の施術内容によって異なります。
基本的には、前回の糸を除去してから新たに埋没法を行う場合が多いでしょう。
抜糸が必要となる主なケースは以下の通りです。
- 糸がまぶたの表面から出てきている場合
- 二重幅を変更したい場合
- 糸玉が目立って気になる場合
- 前回の糸が残っていることでラインが安定しない場合
ただし、抜糸をした当日に再施術を行うことも可能なケースがあります。
抜糸の必要性については、カウンセリング時に医師と相談して決定することが大切です。
二重埋没のやり直し方法とリスク対策は?
やり直しをスムーズに進めるためには、具体的な方法や起こりうるリスクを事前に把握しておくことが重要です。
抜糸の有無や施術の選択肢、費用面についても確認しておきましょう。
ここでは、やり直しの具体的な方法とリスク対策について詳しく解説します。
抜糸してから再埋没する方法と手順
抜糸してから再埋没を行う場合、以下のような手順で進められることが一般的です。
- カウンセリングで前回の施術内容と失敗の原因を確認する
- 希望する二重幅についてシミュレーションを行う
- 前回の糸を抜糸する
- 二重幅を再設計し、新たに糸を埋没する
失敗の原因を分析し、シミュレーションで仕上がりを確認してから施術に進むことで、納得度の高い結果につながる可能性があります。
抜糸と再埋没を同日に行えるかどうかは、まぶたの状態によって異なりますので、医師の判断を仰ぎましょう。
やり直しで起こりやすい失敗例と具体的な対処法
やり直しで起こりやすい失敗には、以下のようなものがあります。
- 糸の留め方が緩く、再び二重ラインが崩れてしまう
- 目元の骨格やバランスに合っていない幅を選んでしまう
- 左右差が解消されない、または新たに生じる
- 内出血や腫れが前回より強く出る
カウンセリング時に十分なシミュレーションを行い、自分の目元に合った二重幅を選ぶことが重要です。
また、施術後は目をこすらないように注意し、医師の指示に従ってケアを行うことで、トラブルのリスクを軽減できる可能性があるでしょう。
切開法へ切り替えるべきケースの見極め方
埋没法でのやり直しを複数回繰り返しても糸が外れやすい場合は、切開法への切り替えを検討するタイミングかもしれません。
切開法が適している可能性があるケースとしては、以下のようなものが挙げられます。
- まぶたの皮膚が厚い、または脂肪が多い
- 埋没法を3回以上やり直している
- まぶたの組織が硬くなり、糸が留まりにくくなっている
- 長期的な二重を希望している
どちらの方法が自分に合っているか、カウンセリングで相談してみてください。
保証制度の確認ポイント
やり直しにかかる費用は、クリニックや施術内容によって異なります。
また、クリニックによっては保証制度が設けられている場合があるので、契約前に確認しておくことをおすすめします。
保証の適用条件や範囲はクリニックごとに異なるため、詳細をしっかり把握しておきましょう。
クリニックと医師を選ぶときのチェックポイント
やり直しをスムーズに進めるためには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが大切とされています。
選ぶ際に確認したいポイントは以下の通りです。
- 埋没法のやり直し実績が豊富かどうか
- カウンセリングで十分な時間を取ってもらえるか
- シミュレーション技術を用いて仕上がりを確認できるか
- 皮膚や皮下組織を傷つけにくい専用器具を使用しているか
- アフターケアや保証制度が充実しているか
経験豊富な医師によるカウンセリングを受け、疑問点を解消してから施術に臨むことが大切です。
複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも、良い選択につながる可能性があります。
やり直し後の術後ケアと回復の目安
やり直し後は、前回の施術時と同様にダウンタイムが生じます。
腫れや内出血を軽減するために、以下のケアを心がけましょう。
- 患部を冷やす(片目15分ずつを目安に)
- 枕を高くして眠る
- 目をこすらないように注意する
- 激しい運動や飲酒は控える
回復期間中は医師の指示に従い、無理のない生活を心がけることが大切です。
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■二重埋没法
| 術式 | 価格 |
| 2点自然癒着法 | 49,800円 |
| 4点自然癒着法(トライアングル) | 288,000円 |
| 4点自然癒着法(スクエア) | 368,000円 |
| 4点自然癒着法 | 448,000円 |
| 4点自然癒着法 デザイン変更あり |
528,000円 |
※局所麻酔代を含みます。
■二重切開法
| 術式 | 価格 |
| 全切開 | 327,800円 |
| 部分切開 | 217,800円 |
※局所麻酔代を含みます。
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二重埋没のやり直しについてよくある質問
やり直しは何年後まで可能ですか?
前回の施術から数年経過していても、まぶたの状態が良好であれば再施術を検討できる場合があります。
ただし、年齢とともにまぶたの皮膚がたるんでくると、埋没法よりも切開法が適している場合もありますので、現在の状態を医師に診てもらうことが大切です。
他院で受けた埋没法のやり直しはできますか?
多くのクリニックでは、他院で受けた埋没法のやり直しにも対応しています。
ただし、前回の施術内容が不明な場合は、糸の位置や本数を確認するために時間がかかることがあります。
可能であれば、前回の施術に関する資料やカルテの情報を持参すると、スムーズにカウンセリングが進む可能性があります。
【二重埋没法に関する法的記載事項】
治療内容:埋没法は、二重まぶたを形成する方法の1つで、切開を行わずに糸をまぶたの組織に通して二重のラインを作る手術法です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:49,800〜528,000円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、内出血、目のゴロゴロ感
【二重切開法に関する法的記載事項】
治療内容:二重切開法は、まぶたを直接切開し、不要な脂肪や皮膚を取り除きながら理想的な二重ラインを形成する方法です。
標準的な治療回数:2回
標準的な費用:217,800〜327,800円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:1時間〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、合併症、皮下出血、血腫、目の違和感、感染、疼痛、肥厚性瘢痕、ケロイド
