埋没法のデメリットが気になる?後悔しないための重要な注意点とは
「埋没法を受けたいけど、デメリットが気になる」「糸が取れたらどうしよう」と不安を感じていませんか。
埋没法はメスを使わずに二重ラインを形成することを目指す施術として知られていますが、効果の持続性や仕上がりに関する後悔の声もゼロではありません。
この記事では、埋没法の本質的なデメリットや失敗が起こる原因、後悔を避けるための具体的な対策について詳しく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年4月時点の情報をもとにまとめています。
※二重埋没法は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※二重埋没法に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
埋没法のデメリットは持続性?
埋没法は検討しやすいとされることがありますが、いくつかの本質的なデメリットを理解しておく必要があります。
特に効果の永続性がないことや、体質によっては取れやすい傾向があることは、事前に知っておくべき重要なポイントです。
ここでは、埋没法の主なデメリットについて詳しく説明します。
効果が半永久的ではないこと
埋没法のデメリットの一つは、効果が永続的ではないとされる点です。
この施術は医療用の糸でまぶたを留めるだけの方法であり、時間の経過とともに糸が緩んだり、ラインが浅くなったりする可能性があります。
持続期間には個人差が大きく、1年未満で取れてしまう方もいれば、10年以上持続する方もいるようです。
平均的には3〜5年程度とされていますが、まぶたの厚さや脂肪量、目をこする癖の有無など、さまざまな要因が影響するとされています。
そのため、二重を維持をしていくためには複数回の施術を受ける可能性があることを想定しておく必要があります。
二重ラインが不自然になることがある
埋没法の仕上がりは、医師の技術や経験に影響される傾向があります。
カウンセリング時のシミュレーションが正確に行われていないと、術後の仕上がりが想像と異なってしまうケースがあります。
特に広すぎる二重幅を希望した場合、不自然なハム目になってしまい後悔するというケースもあります。
また、糸の結び目(糸玉)がまぶた内部にしっかり埋め込まれていないと、皮膚表面にぽこっと浮き出てしまうこともあります。
このような仕上がりの問題は、医師のシミュレーション技術と埋没処理の精度に関わってくるとされています。
腫れや感染などの副作用リスクがある
埋没法は切開を伴わない施術ですが、ダウンタイムがゼロではありません。
術後2〜3日は腫れのピークを迎え、内出血が1週間程度続くことがあります。
糸の結び目が完全に埋没できていない場合、身体の異物排除反応により糸がまぶた表面に出てくる可能性があるでしょう。
その場合、感染症や炎症を引き起こすリスクがあります。
術後に強い痛みが続いたり、異常な腫れや膿が見られたりする場合は、速やかに医療機関に相談することが大切です。
やり直しや追加処置で費用がかかる可能性がある
埋没法は初期費用が抑えられる傾向がありますが、繰り返し施術が必要になると総額が増えていく可能性があります。
また、やり直しのたびにまぶた内部に糸が増えていくため、表面がボコボコになるリスクも高まります。
一般的には埋没法は3回程度までが上限とされており、それ以上の繰り返しは切開法への移行を検討されることもあります。
その場合、最初から切開法を選んだ方が、長期的なコストや持続性の面で納得感が高いという可能性もあるでしょう。
施術を検討する際は、将来的な費用計画も含めて考えることをおすすめします。
埋没法で起こる具体的なトラブルとその原因は?
埋没法では、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
糸が取れる、左右差が出る、感染が起こるなど、具体的なトラブルとその原因を理解しておくことで、事前の対策が取りやすくなる場合があるでしょう。
ここでは、埋没法で起こりやすいトラブルとその仕組みについて解説します。
糸が取れる・緩む具体的な原因
埋没法の糸が取れたり緩んだりする原因は複数あるとされています。
主な原因として、以下のようなものが挙げられます。
- まぶたの厚さや脂肪量が多い場合
- 目を開く力が弱い場合
- 目をこする癖がある場合
- 骨格に対して広すぎる二重幅で施術した場合
- 過去に複数回埋没法を受けている場合
特に目をこする癖がある方は、糸に負担がかかりやすく、取れやすい傾向にあります。
糸の露出や感染が起こる仕組み
糸が皮膚表面に出てきてしまう「糸の露出」は、埋没法特有の合併症です。
これは、糸の結び目をまぶた内部にしっかり埋め込む処理が不十分であることが主な原因です。
身体には異物を排除しようとする反応があり、埋没処理が不完全だと糸が表面に押し出されてしまうことがあります。
糸が露出すると、そこから細菌が侵入し、感染症や炎症を引き起こすリスクがあります。
このようなトラブルを防ぐためには、埋没処理の技術が高い医師を選ぶことが重要です。
左右差やラインのズレが生じる理由
埋没法後に左右差が出てしまうケースもあります。
その原因として、術前のシミュレーションが両眼で異なる条件で行われていることが挙げられます。
また、施術中に左右の対称性を十分に確認していない場合も、ラインのズレにつながることがあるでしょう。
ただ、もともと目の形や大きさには左右差がある方が多く、その差を埋没法で完全に解消することは難しい場合もあります。
医師が術前に左右差について説明し、現実的な仕上がりを提示できるかどうかが、信頼できる医師かどうかの判断基準にな るでしょう。
まぶたの厚さや加齢で起こる影響
まぶたが厚い方や脂肪が多い方は、埋没法での二重ラインが安定しにくい傾向があります。
糸による固定が効きにくいため、取れやすくなったり、ラインが浅くなったりしやすいのです。
また、加齢によるまぶたの変化も持続性に影響することがあるでしょう。
年齢とともにまぶたの皮膚がたるんでくると、埋没法で作った二重ラインが変化することがあります。
ただし、加齢によって癒着が起こりやすくなるという側面もあり、時間が経っても二重ラインが残存するケースもありま す。
埋没法のデメリットに関する対策とは??
埋没法のデメリットを理解した上で、リスクを減らすための対策を知っておくことが大切です。
ここでは、具体的な対策と代替手術との比較について説明します。
術前の適応判断で確認すべきポイント
埋没法での後悔を避けるためには、事前の適応判定が重要です。
カウンセリングで確認すべきポイントとして、以下のような項目があります。
- まぶたの厚さと脂肪量の評価
- 眼瞼下垂の有無の診査
- 希望する二重幅が骨格に合っているかの確認
- 過去の美容医療の履歴
医師が直接まぶたを診査し、複数の選択肢を提示してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
術式や糸の選び方で取れにくくする方法
埋没法にはいくつかの術式があり、それぞれ異なる特性を持っています。
挙筋法と瞼板法では糸をかける位置が異なり、長期的な持続性にも違いがあるとされています。
また、点留めよりも線留めの方が、力を分散できるためラインが安定しやすい傾向がありますが、点数を増やせば取れにく くなるわけでもありません。
むしろ、まぶたへのダメージが増える可能性があるため、医師と相談して適切な術式を選ぶことが重要です。
術後ケアと生活習慣でリスクを下げる方法
埋没法の結果には、術後のケアが影響する可能性があります。
術後72時間以内は適切に冷却し、炎症を抑えることが重要で、この期間は入浴や飲酒、運動など体を温める行為は避けるべきとされています。
72時間以降は逆に温めることで、血流を良くして回復を促進することが期待されます。
目を強くこすらないこと、塩分の多い食事を控えること、枕を高くして寝ることなども、ダウンタイムの短縮につながる可 能性のあるポイントです。
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デザイン変更あり |
※局所麻酔代を含みます。
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埋没法についてよくある質問
埋没法を受けた後にドライアイになることはありますか?
埋没法によってドライアイの症状が出る可能性はあります。
糸がまぶたの裏側に影響を与え、瞬きの際に違和感が生じることがあるためです。
症状が続く場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。
埋没法の施術後に頭痛や肩こりが起こることはありますか?
施術後に頭痛や肩こりを感じる方がいます。
まぶたの状態が変わることで、目の開き方や使い方に慣れるまでに時間がかかることが原因の一つと考えられます。
通常は時間の経過とともに軽減していきますが、気になる場合は医師に相談してください。
埋没法は何歳くらいから受けられますか?
まぶたの成長が落ち着く10代後半から受けられる場合がありますが、未成年の場合は保護者の同意が必要となります。
年齢よりも、まぶたの状態や希望するデザインが埋没法に適しているかどうかが重要な判断基準となるでしょう。
【二重埋没法に関する法的記載事項】
治療内容:埋没法は、二重まぶたを形成する方法の1つで、切開を行わずに糸をまぶたの組織に通して二重のラインを作る手術法です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:49,800〜528,000円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、内出血、目のゴロゴロ感
【二重切開法に関する法的記載事項】
治療内容:二重切開法は、まぶたを直接切開し、不要な脂肪や皮膚を取り除きながら理想的な二重ラインを形成する方法です。
標準的な治療回数:2回
標準的な費用:217,800〜327,800円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:1時間〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、合併症、皮下出血、血腫、目の違和感、感染、疼痛、肥厚性瘢痕、ケロイド
