二重埋没の取れかけのサインは?再施術のために知っておきたい注意点を解説
「最近、二重の幅が狭くなってきたかも…」「朝起きるとラインが消えている日がある」二重埋没施術後に、こんな変化がありませんか?
二重埋没法は、医療用の糸でまぶたを固定する人気の施術ですが、時間の経過とともに糸が緩んでしまうことがあります。
「取れかけかな?」と思ったら、 適切なタイミングでメンテナンスを検討しましょう。
この記事では、埋没法が取れかけているときに出やすいサインや原因、再施術を考える際のポイントを、わかりやすく解説します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年4月時点の情報をもとにまとめています。
※二重埋没法は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※二重埋没法に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
二重埋没が取れかけのサイン
埋没法の糸が緩み始めると、まぶたにはいくつかの変化が現れます。
ここでは、取れかけのときによく見られるサインを7つご紹介します。
ご自身の状態と照らし合わせながら確認してみてください。
二重幅が変わってきた
糸の固定が弱まると、二重の幅が以前より狭くなったり、逆に広くなったりすることがあります。
鏡を見て「印象が変わったな」と感じたら、施術直後の写真と見比べてみましょう。1mm以上の差がある場合は、糸が緩んでいる可能性があります。
食い込みが弱くなった
まぶたを留めている糸が緩んでくると、二重ラインの食い込みが浅くなる傾向があります。
施術直後と比べて、ラインがぼんやりしてきたら要注意です。これは糸のキープ力が落ちているサインといえます。
二重ラインが消えることがある
朝のむくみが引いてもラインが戻らなかったり、夕方になると一重のようになったりしていませんか?
日によって二重の状態が安定しないのは、糸がまぶたを支えきれなくなっている兆候かもしれません。
このような大きな変化は、糸の保持力が弱まっている兆候かもしれません。
瞬きでゴロゴロした違和感がある
「目がゴロゴロする」「瞬きのたびにつっぱる」といった異物感は、内部で糸の結び目がズレたり、状態が変化したりしている可能性があります。
以前はなかった引きつれ感や異物感が続くようであれば、まぶたの状態を確認したほうがよいでしょう。
違和感が長く続く場合は、クリニックへの相談を検討してみてください。
左右差が目立ってきた
片方のまぶただけ糸が緩むと、二重ラインの幅に左右差が出てくることがあります。
両目が同時に緩むことは珍しく、多くは片目から変化が始まります。「片方だけ幅が違う」「片目だけ目が小さく見える」と感じるようになったら、片方の糸が緩んでいる疑いがあります。
目の大きさが左右で違って見えるようになった場合も、経過観察が大切です。
糸の膨らみや露出が見える
目を閉じたときに結び目の部分が以前より目立つようになった場合、糸が表面に浮き出てきている可能性があります。
まぶたの表面にポコッとしたしこりが見えたり、糸が透けて見えたりする場合、固定が不安定になっています。
見た目の変化だけでなく、肌トラブルの原因にもなるため、早めの確認がおすすめです。
三重まぶたや不自然な折れ目が出る
糸が皮膚を正しく支えられなくなると、本来のラインの上に別の線が入り、三重まぶたになることがあります。
一時的なむくみではなく、継続的に続く場合は取れかけのサインといえるでしょう。
二重埋没が取れる原因と放置のリスク
なぜ二重埋没法は取れてしまうのでしょうか。
ここでは取れる原因や、放置した場合に考えられるリスクについて解説します。
糸のゆるみや抜けが起きる
二重埋没法は、医療用の糸でまぶたの内部組織を固定し、二重ラインを形成する施術です。
糸で二重の仕組みを作っているため、時間の経過とともに糸が緩んだり、固定が外れたりする可能性があります。
どのような施術を用いても、糸が取れる可能性はゼロにはならないでしょう。
まぶたの脂肪や厚みが影響する
まぶたの厚みや脂肪の量、選んだ施術式によっても持ちは変わります。
まぶたが厚い方や脂肪が多い方は、糸に大きな負担がかかりやすい傾向があります。
目の上の窪みが強い方は糸にかかる角度が異なるため、同様に取れやすくなることがあります。
ご自身のまぶたの特徴を把握しておくと、施術方法を選ぶ際の参考になるかもしれません。
施術方法や留め数によって取れやすい
糸の掛け方や留め方によっても、持続性に差が出ることがあります。
以下は施術方法による違いの一例です。
| 施術方法 | 特徴 | 持続性の傾向 |
|---|---|---|
| 点留め | 数ヶ所を点で固定 | やや取れやすい場合がある |
| 線留め | 線状に糸を通して固定 | 負荷が分散され持続しやすい |
まぶたを擦るなどの日常の刺激
目をこする癖や、クレンジング時の強い摩擦は糸を緩ませる大きな原因です。
花粉症や眼精疲労で無意識に目を触ってしまう方は、注意が必要です。
長時間のスマートフォン使用による眼精疲労も、まぶたへの負担につながる可能性があるでしょう。
体重増減やむくみでラインが変わる
体重の増減によってまぶたの脂肪量が変化すると、二重ラインに影響が出ることがあります。
また、日常的なむくみが繰り返されることで、糸にかかる負担が増加する場合もあるでしょう。
特に施術直後は、腫れた状態で目をこすると糸の固定が外れやすくなることがあります。
放置すると感染や慢性的な違和感に発展することも
取れかけの状態を放置すると、見た目の問題だけでなく、身体的なトラブルにつながる場合があります。
糸が露出したまま放置すると、感染のリスクが高まる可能性があるでしょう。
また、違和感が続くことで目を無意識にこすってしまい、さらに状態が悪化する恐れもあります。
二重埋没が取れかけたときの正しい対処法とは?
取れかけのサインに気づいたら、まずは落ち着いて状態を確認しましょう。
ここでは、セルフチェックの方法から受診の判断基準、再施術時の注意点まで詳しく解説します。
自分でできるセルフチェック
取れかけを判断するために、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 施術直後の写真と現在の二重幅を比較する
- 朝と夕方で二重ラインに大きな差がないか確認する
- 左右の二重幅に明らかな違いがないか見る
- 目を閉じたときに糸の膨らみや凹凸がないか触って確認する
- ゴロゴロ感やつっぱり感が続いていないか確認する
これらの変化が1〜2週間以上続いている場合は、取れかけの可能性を考えてよいでしょう。
医師の診断を受けるべき症状
以下のような症状がある場合は、早めにクリニックで医師の診断を受けることをおすすめします。
- 糸の露出が見られる
- まぶたの赤みや腫れが続く
- 強い違和感や痛みがある
やってはいけないNGケア
クリニックを受診するまでの間、気をつけるべきNG行為があります。
市販の二重まぶた化粧品や二重用テープやでラインを作るのは避けましょう。まぶたへの刺激となり、皮膚が伸びたり炎症を起こしたりして、再施術の仕上がりに影響する恐れがあります。
原則として一度緩んだ糸が自然に戻ることはないため、自身の判断で無理に復活させようとせず、クリニックで相談してください。
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| 施術方法 | 価格 |
|---|---|
| 2点自然癒着法 | 49,800円 |
| 4点自然癒着法(トライアングル) | 288,000円 |
| 4点自然癒着法(スクエア) | 368,000円 |
| 4点自然癒着法 | 448,000円 |
| 4点自然癒着法 デザイン変更あり | 528,000円 |
※局所麻酔代を含みます。
| 施術方法 | 価格 |
|---|---|
| 全切開 | 327,800円 |
| 部分切開 | 217,800円 |
※局所麻酔代を含みます。
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二重埋没についてよくある疑問
ここでは、二重埋没についてよくある疑問と回答を紹介します。
再施術の料金は初回よりも高くなる?
クリニックによりますが、保証期間内であれば無料や低価格で受けられることが多いです。
他院でのやり直し(他院修正)の場合は、通常の初回料金より割高になる傾向があります。事前に見積もりを確認しましょう。
カウンセリングの際に、前回の糸の抜糸費用が含まれているかどうかも含めて、トータルの見積もりを確認しておくことが推奨されます。
取れかけの状態でコンタクトレンズを使ってもいい?
糸がまぶたの裏側に露出している場合、レンズを傷つけたり目を炎症させたりするリスクがあります。
ゴロゴロ感や充血があるときはコンタクトレンズの使用は控え、早めに医師の診察を受けてください。
片目だけ取れかけている場合、両目ともやり直すべき?
片目のみの施術も可能ですが、左右のバランスを合わせるなら両目同時が推奨されることもあります。
新しい糸と古い糸では固定力が異なるため、将来的なズレを防ぐためです。医師としっかりシミュレーションを行いましょう。
【二重埋没法に関する法的記載事項】
治療内容:埋没法は、二重まぶたを形成する方法の1つで、切開を行わずに糸をまぶたの組織に通して二重のラインを作る手術法です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:49,800〜528,000円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、内出血、目のゴロゴロ感
【二重切開法に関する法的記載事項】
治療内容:二重切開法は、まぶたを直接切開し、不要な脂肪や皮膚を取り除きながら理想的な二重ラインを形成する方法です。
標準的な治療回数:2回
標準的な費用:217,800〜327,800円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:1時間〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、合併症、皮下出血、血腫、目の違和感、感染、疼痛、肥厚性瘢痕、ケロイド
