二重埋没後の内出血を抑えるには?術後に気をつける重要な注意点
二重埋没法を検討している方の中には、「術後の内出血が心配」「ダウンタイムをできるだけ短くしたい」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
内出血は二重埋没法における一般的な症状とされ、多くの場合1週間程度で自然に消失していく傾向があります。
しかし、術後の適切なケアを行うことで、内出血の程度や回復期間を軽減できる可能性があります。
本記事では、二重埋没法後に内出血が起きる原因から、術後の経過、自宅でできる対処法、そして受診が必要なケースまで詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、不安を軽減してダウンタイムを過ごすための参考にしてみてください。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年4月時点の情報をもとにまとめています。
※二重埋没法は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※二重埋没法に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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二重埋没で内出血が起きる主な原因と予防は?
二重埋没法では、施術中にまぶたの組織を針が通過する際に毛細血管が傷つくことで内出血が発生する傾向があります。
内出血の程度には個人差がありますが、原因を理解することで予防につなげられる可能性があります。
ここでは、内出血が起きるメカニズムと予防のポイントについて見ていきましょう。
血管損傷の仕組みと手術中のリスク
二重埋没法では、局所麻酔の注入時と糸をまぶたに留める際に医療用の極細針を使用します。
この針が皮膚や脂肪層に存在する毛細血管を傷つけると、損傷部位から血液が周囲の組織に漏出し、皮下血腫として現れるのが内出血です。
内出血のピークは術後72時間以内に訪れることが多く、この時期はまぶたへのダメージによる炎症が強い状態といえるでしょう。
初期には赤紫色から濃紫色の小さな点や線状の出血が見られ、数日経過すると黄色から薄茶色に変化していく傾向があります。
この色の変化は、ヘモグロビンが徐々に分解されるという生化学的プロセスを反映しているとされています。
体質や服薬が内出血に与える影響
内出血の程度には個人差があり、毛細血管が傷つきやすい体質の方は内出血がより顕著に出てしまう傾向があります。
また、まぶたが二重化粧品の使用で炎症を起こしている状態や、アレルギーにより目を頻繁に掻く習慣がある場合も、通常より内出血が起きやすいと考えられています。
血液をサラサラにする薬を服用している方は、出血が止まりにくくなる可能性があるため、必ず事前に医師へ相談しましょう。
術式と医師選びで内出血を減らす方法
内出血の程度は医師の技術力に影響される面があります。
クリニック選びの際は、医師の経験年数や過去の症例数を確認することをおすすめします。
また、術前のシミュレーションが丁寧に行われるかどうかも、仕上がりに影響する可能性のあるポイントです。
二重埋没の手術後に出る内出血の経過と見分け方は?
術後の内出血がどのような経過をたどるのか、事前に知っておくことで不安を軽減できるでしょう。
腫れや痛みとの違いを理解し、正常な回復過程かどうかを見極めるポイントを解説します。
また、受診が必要なサインについても把握しておきましょう。
内出血の見た目と回復の目安
術後の内出血は、時間の経過とともに色が変化していく傾向があります。
以下は一般的な回復経過の目安です。
| 術後の日数 | 内出血の状態 | 日常生活の目安 |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 赤紫〜濃い紫色 | 腫れのピーク、安静推奨 |
| 4日目~約1週間 | 黄色〜薄茶色に変化~徐々に消失 | メイクでカバー可能~ほぼ通常どおりの生活 |
多くの方が術後1週間程度で大体の腫れや内出血が軽減するといわれています。
腫れや痛みとの違いの判断ポイント
術後は内出血だけでなく、腫れや軽度の痛みも同時に現れることがあります。
腫れは「泣いた後のようなむくみ」と表現されることが多く、まぶたが重たく感じられる場合があるでしょう。
内出血は見た目の色の変化で判断でき、時間とともに赤紫から黄色へと変わっていく傾向があるのが特徴です。
片方だけに症状が出る場合もありますが、左右差は時間とともに落ち着いていくことが多いようです。
合併症と早めに受診すべきサイン
通常の経過とは異なる症状が現れた場合は、早めに医師へ相談することが大切です。
以下のような症状がある場合は受診を検討してください。
- 急に強い痛みが生じた場合
- 術後1ヶ月以上経っても症状が改善しない場合
- 症状が悪化している場合
- 発熱や膿が見られる場合
これらの症状は感染症や他の合併症の可能性を示唆していることがあります。
不安を感じた際は躊躇せず、施術を受けたクリニックに連絡しましょう。
二重埋没の内出血がひどいときの対処法は?
内出血が気になる場合でも、適切なケアを行うことで回復を促進できる可能性があります。
自宅でできる応急処置から、受診が必要な場合の流れまで詳しく解説します。
自宅でできる応急処置と冷却や安静のコツ
術後72時間以内は、冷却が内出血の拡大を抑えるために大切とされています。
清潔なタオルで包んだ保冷剤を1回15〜20分程度、1日数回に分けてまぶたに当てましょう。
ただし、冷やしすぎは凍傷のリスクがあるため、就寝中の冷却は避けることが推奨されます。
体位管理も大切で、枕を高めにして頭の位置を心臓より高く保つことで、まぶたへの血液集中を防げる可能性があります。
横向きやうつ伏せで寝ると片側に血液が溜まりやすくなるため、仰向けで寝ることを心がけましょう。
目の周りからこめかみ、耳の下へとリンパの流れに沿った軽いマッサージも推奨されています。
ただし、まぶたに直接強い刺激を与えることは避けてください。
内出血をカバーしたい場合は、コンシーラーやメイクが役立つ可能性があります。
アイメイクは術後3日目から可能とされることがありますが、クレンジングの際はこすらず優しく行いましょう。
外出時はサングラスやアイマスク、伊達メガネを活用すると自然に過ごせるでしょう。
また、術後は血行を促進する行為を控えることが大切です。
- 激しい運動は1週間程度控える
- 飲酒は術後数日間は禁止
- 長時間の入浴やサウナは避ける
- 香辛料を多く含む食事は控える
カリウムが豊富なほうれん草やバナナ、アボカドなどを積極的に摂取すると、浮腫み軽減につながる可能性があります。
塩分の多いラーメンやスナック菓子は浮腫みを悪化させるため、控えめにしましょう。
受診が必要な症状と受診までの流れ
通常、内出血は1週間程度で自然に吸収されて消失する傾向があります。
しかし、1ヶ月以上経っても症状が治まらない場合や、症状が悪化している場合は受診が必要とされることがあります。
急に強い痛みが生じた場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡しましょう。
多くのクリニックでは、術後1週間程度で経過観察の診察が設けられている傾向があります。
不安なことがあれば、その機会に医師へ相談することをおすすめします。
病院での検査と行われる可能性のある処置
受診した際は、医師が内出血の状態や回復の進み具合を確認します。
必要に応じて、二重のラインの状態や糸の位置なども診察されます。
症状が重い場合は、追加のアフターケアが提案されることもあります。
経過が順調であれば、引き続き自宅でのケアを続けながら様子を見ることになるでしょう。
アフターケアの内容や費用については、事前にクリニックへ確認しておくことが推奨されます。
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| 施術方法 | 価格 |
|---|---|
| 2点自然癒着法 | 49,800円 |
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| 4点自然癒着法(スクエア) | 368,000円 |
| 4点自然癒着法 | 448,000円 |
| 4点自然癒着法 デザイン変更あり | 528,000円 |
※局所麻酔代を含みます。
| 施術方法 | 価格 |
|---|---|
| 全切開 | 327,800円 |
| 部分切開 | 217,800円 |
※局所麻酔代を含みます。
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二重埋没についてよくある疑問
内出血を早く消すために市販の塗り薬を使っても良いですか?
市販の打ち身用塗り薬などには血行を促進する成分が含まれているものがありますが、術後すぐの使用は慎重に判断する必要があります。
自己判断で薬を塗布すると、成分が傷口から侵入して炎症を招いたり、逆に内出血を広げてしまったりする可能性も考えられるためです。
もし使用を検討される場合は、必ず施術を受けたクリニックの医師に確認し、許可が出てから使用するようにしましょう。
片目だけ内出血がひどいのですが、失敗の可能性はありますか?
片目だけに内出血が強く出ることは珍しいことではなく、必ずしも施術の失敗を意味するものではないとされています。
人の体は左右で血管の走行がわずかに異なるため、同じように針を通しても片側の血管だけに触れてしまうケースがあるためです。
左右で回復のスピードに差が出ることもありますが、多くの場合、時間の経過とともに両目とも自然な状態に落ち着いていく傾向があります。
内出血が出ている間、サウナや岩盤浴はいつから行けますか?
内出血が目立っている時期のサウナや岩盤浴は、術後1週間程度は控えるのが望ましいとされています。
これらは通常の入浴以上に体温を上昇させ、血流を急激に促すため、一度落ち着きかけた内出血や腫れが再発・悪化するリスクがあるためです。
内出血の色が黄色くなり、まぶたの熱感が完全に引いたことを確認してから、短時間ずつ様子を見て再開するのがスムーズかもしれません。
【二重埋没法に関する法的記載事項】
治療内容:埋没法は、二重まぶたを形成する方法の1つで、切開を行わずに糸をまぶたの組織に通して二重のラインを作る手術法です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:49,800〜528,000円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、内出血、目のゴロゴロ感
【二重切開法に関する法的記載事項】
治療内容:二重切開法は、まぶたを直接切開し、不要な脂肪や皮膚を取り除きながら理想的な二重ラインを形成する方法です。
標準的な治療回数:2回
標準的な費用:217,800〜327,800円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:1時間〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、合併症、皮下出血、血腫、目の違和感、感染、疼痛、肥厚性瘢痕、ケロイド
