【二重切開】ハム状態になる原因は?修正方法と注意点
二重切開の施術後、「まぶたがぷっくり腫れて不自然に見える」「ハム状態になってしまったかもしれない」と不安を感じていませんか。
ハム状態とは、二重ラインからまつ毛のキワまでの皮膚が膨らみ、ボンレスハムのような見た目になる状態を指します。
この記事では、ハム状態になる原因や修正方法、施術前に知っておきたい予防策について詳しく解説します。
ご自身の状態を正確に把握し、医師との相談に役立つ知識を身につけていただければ幸いです。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2026年3月時点の情報をもとにまとめています。
※二重切開は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※二重切開に用いられる医療機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
二重切開後のハム状態の特徴とは?
二重切開後に起こりうるハム状態について、まずは基本的な特徴を理解しておくことが大切です。
どのような状態を指すのか、どんな方に起こりやすいのかを把握することで、ご自身の状況を客観的に判断しやすくなるかもしれません。
ハム状態とは何か
ハム状態とは、二重のラインからまつ毛の生え際までの皮膚がぷっくりと膨らんでいる状態のことです。
その見た目がボンレスハムの紐で縛られた部分に似ていることから、このように呼ばれています。
通常の二重まぶたとは異なり、まつ毛の生え際に皮膚が被さって見えることが特徴です。
施術直後は腫れによって一時的にハム状態のように見えることがありますが、1ヶ月以上経過しても改善しない場合は本当のハム状態の可能性があります。
見た目と症状の具体例
ハム状態になると、目を開けたときに二重幅の部分がぷっくりと盛り上がって見えます。
まつ毛の生え際が皮膚に隠れてしまい、アイラインが引きにくくなることもあります。
また、目の開きが重たく感じられたり、眠そうな印象に見えたりすることも症状の一つです。
二重のラインが食い込んで見える一方で、その下の皮膚がたるんでいるように見えるのが典型的とされる外見です。
起きやすい人のタイプ
ハム状態は、まぶたの状態や施術内容によって起こりやすさが異なるとされています。
以下のような特徴がある方は、ハム状態のリスクが高まる可能性があります。
- まぶたが厚めで脂肪が多い方
- 皮膚が柔らかくたるみやすい方
- 二重幅を広く希望された方
- 眼瞼下垂の傾向がある方
これらの特徴に当てはまる場合は、施術前のカウンセリングで医師と十分に相談することが推奨されます。
二重切開でハム状態になる主な原因とは?
ハム状態が起こる原因は複数あり、単独または複合的に影響することがあります。
原因を正しく理解することで、修正方法の選択や今後の施術に向けた判断材料になるでしょう。
術後の腫れとむくみ
二重切開後は腫れやむくみが生じる傾向があります。
切開法の場合、完全に腫れが引くまでには1~2週間程度かかることが一般的です。
この期間中はハム状態のように見えることがありますが、1ヶ月以上経過しても改善しない場合は別の原因を疑う必要があります。
ダウンタイム中の飲酒や塩分の過剰摂取はむくみを悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
二重幅が広すぎること
希望する二重幅が広すぎる場合、ハム状態になるリスクが高まる可能性があります。
二重のラインを高い位置に設定すると、ラインの下の皮膚が余ってぷっくりと膨らみやすくなることがあるでしょう。
骨格やまぶたの状態に合わない幅を選ぶと、不自然な仕上がりにつながることがあります。
一般的に二重幅が狭い方がハム状態のリスクが少ないとされており、適切な幅の設計が重要です。
まぶたの脂肪や筋肉の処理不足
まぶたには脂肪や眼輪筋と呼ばれる筋肉が存在します。
これらの組織が十分に処理されていないと、二重ラインの下がぷっくりと膨らんで見えることがあるでしょう。
特にまぶたが厚めの方は、脂肪除去や筋肉の調整が適切に行われないとハム状態になりやすい傾向があります。
施術時にどの程度の処理を行うかは、医師の判断と技術に左右される部分です。
癒着の位置や強さの問題
二重切開では、皮膚と深部の組織を癒着させることで二重のラインを形成することを目指します。
この癒着の位置が適切でなかったり、強さのバランスが悪かったりすると、ハム状態の原因となることがあります。
固定が強すぎると食い込みが目立ち、弱すぎると皮膚が垂れ下がって見えることがあるでしょう。
また、癒着が強く形成された場合、後の修正が困難になる可能性もあります。
眼瞼下垂や組織の個人差
眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉の機能が低下している状態を指します。
眼瞼下垂がある方に対して二重切開のみを行うと、目の開きが改善されずにハム状態になることがあります。
挙筋機能が不足している場合は、眼瞼下垂の施術を併用する必要があるかもしれません。
まぶたの皮膚の厚さや脂肪量、筋肉の状態には個人差があり、同じ施術でも結果が異なることがあります。
施術計画と医師の技術的要因
ハム状態は、施術計画の段階でのデザインミスが原因となることもあります。
骨格やまぶたの状態を十分に考慮せずに二重ラインを設定すると、不自然な仕上がりになる可能性があるでしょう。
以下のような要因がハム状態につながることがあります。
- 二重ラインの位置が高すぎる設計
- 皮膚の切除量が不適切
- 眼瞼挙筋と腱膜の関係を考慮していない
- 左右のバランスが取れていない固定
信頼できる医師を選び、事前のカウンセリングで十分な説明を受けることが大切です。
二重切開のハム状態の経過と対処法とは?
ハム状態かもしれないと感じたとき、どのように対処すればよいのでしょうか。
段階に応じた対処法を解説します。
自宅でできるセルフケア
術後の腫れやむくみを軽減するために、自宅でできるセルフケアがあります。
ただし、これらは一時的な腫れに対するものであり、本当のハム状態を改善するものではありません。
- 就寝時に頭を少し高くして眠る
- 塩分の多い食事を控える
- アルコールの摂取を避ける
- 目を強くこすらない
- 医師の指示に従って冷却を行う
これらのケアを行っても改善が見られない場合は、医師への相談を検討してください。
経過観察の見極めと修正相談のタイミング
ハム状態かどうかを正確に判断するためには、適切な時期に医師の診察を受けることが重要です。
術後1ヶ月の時点で気になる症状がある場合は、まず担当医に相談しましょう。
修正手術を検討する場合は、術後3〜6ヶ月程度経過してからが一般的です。
組織が安定してから修正を行うことで、より正確な施術が可能になる傾向があります。
修正手術の主な選択肢
ハム状態を修正する方法には、主に再切開法と埋没法による修正があります。
再切開法は、余分な皮膚を切除したり癒着を調整したりすることで改善を目指す方法です。
前回の切開による癒着の強さや状態によって、修正方法が決定されるでしょう。
埋没法による修正は、切開を伴わない方法で行える一方、古い切開線の傷跡が残ることや癒着が強い場合は対応できない可能性があります。
どちらの方法が適しているかは、まぶたの状態や原因によって異なるため、医師との十分な相談が必要です。
修正を受ける際のリスクと期待値の管理
修正手術を受ける際には、リスクと期待値を適切に理解しておくことが大切です。
再切開による修正は改善が期待できるとされる一方で、侵襲が大きくなる傾向がありダウンタイムも発生することがほとんどです。
埋没法による修正は切開を伴いませんが、戻るリスクがあり長期的な持続性には限界があることもあります。
修正後も完全に理想通りになるとは限らず、複数回の施術が必要になるケースもあります。
医師とよく相談し、現実的な期待値を持って施術に臨むことが大切です。
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■二重埋没法
| 術式 | 価格 |
| 2点自然癒着法 | 49,800円 |
| 4点自然癒着法(トライアングル) | 288,000円 |
| 4点自然癒着法(スクエア) | 368,000円 |
| 4点自然癒着法 | 448,000円 |
| 4点自然癒着法 デザイン変更あり |
528,000円 |
※局所麻酔代を含みます。
■二重切開法
| 術式 | 価格 |
| 全切開 | 327,800円 |
| 部分切開 | 217,800円 |
※局所麻酔代を含みます。
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二重切開についてよくある質問
ハム状態と一時的な腫れはどう見分ければよいですか?
術後1ヶ月以内は腫れによってハム状態のように見えることがあるでしょう。
1ヶ月以上経過しても二重ラインからまつ毛までの皮膚がぷっくりしている場合は、ハム状態の可能性があります。
不安な場合は、術後1ヶ月を目安に担当医の診察を受けることをおすすめします。
ハム状態は自然に治ることはありますか?
術後の腫れやむくみが原因の場合は、時間の経過とともに改善することがあります。
しかし、デザインの問題や組織の処理不足が原因の場合は、自然には改善しにくいとされています。
3ヶ月以上経過しても変化がない場合は、修正手術を検討するために医師に相談してみてください。
ハム状態になるとまつ毛が下を向いてしまいますか?
ハム状態によってまつ毛のキワに皮膚が被さると、まつ毛が押し下げられて下向き(逆さまつ毛気味)に見えることがあります。
本来、二重切開が適切に行われればまつ毛の生え際が上を向き、パッチリとした目元になります。
しかし、ライン下の皮膚が過剰に余るハム状態では、その重みでまつ毛が隠れたり、下を向いたりしてしまい、目が小さく見えてしまうケースがあるのです。
【二重埋没法に関する法的記載事項】
治療内容:埋没法は、二重まぶたを形成する方法の1つで、切開を行わずに糸をまぶたの組織に通して二重のラインを作る手術法です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:49,800〜528,000円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:30分〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、内出血、目のゴロゴロ感
【二重切開法に関する法的記載事項】
治療内容:二重切開法は、まぶたを直接切開し、不要な脂肪や皮膚を取り除きながら理想的な二重ラインを形成する方法です。
標準的な治療回数:2回
標準的な費用:217,800〜327,800円(局所麻酔の費用を含みます)
標準的な治療期間:1時間〜1週間(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ、合併症、皮下出血、血腫、目の違和感、感染、疼痛、肥厚性瘢痕、ケロイド
