植毛・AGA

つむじはげは思い込み?正しい見分け方・原因・対処法を徹底解説

「つむじが薄くなってきた気がする」と感じている方は少なくありません。

しかし、実際には照明や角度によって薄く見えているだけの可能性も否定できません。

本記事では、つむじはげが思い込みなのか実際のものなのかを正しく見分ける方法について解説します。

髪の毛が生える仕組みから、セルフチェックの方法、原因の分類、そして対処法までを紹介しましょう。

監修者
AND美容外科 監修医師/韓国美容外科学会会長
林 鍾学
【経歴】
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師

※本記事は2026年1月時点の情報をもとにまとめています。
※植毛は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※植毛に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

つむじはげを見分けるには?

つむじはげが思い込みか実際の脱毛症かを判断する方法の一つは、客観的なセルフチェックです。

ここでは、自宅で実施できる具体的な確認方法について説明します。

継続的な観察と記録によって、より正確な評価につながるでしょう。

抜け毛の本数や毛質を数日間記録する方法

毎日の抜け毛の本数を観察することは、一般の方でも実施しやすい自己評価方法の一つです。

以下のタイミングで抜ける本数を、数日間記録してみましょう。

  • 朝起きたときに枕に付着している毛髪の本数
  • 洗髪時に抜ける毛髪の本数
  • 日中にブラシで整髪するときに抜ける毛髪の本数

正常な毛周期では、毎日50本から100本程度の毛髪が自然に脱落するとされており、これを超える脱毛が数週間以上継続する場合は薄毛を疑う必要があります。

抜けた毛の質も重要な観察ポイントです。

毛根部分が丸く膨らんでいる毛は、成長を終えた自然な抜け毛である可能性が高いでしょう。

一方、毛根が細くなっていたり、毛髪自体が以前より細く短くなっている場合は、毛包の縮小が進行している恐れがあります。

数日間の記録によって、脱毛量が安定しているのか、増加傾向にあるのかを把握することができます。

頭皮の色や赤み、毛流の乱れをチェックするポイント

頭皮の状態を観察することも、つむじはげの判断に役立ちます。

健康な頭皮は青白い色をしており、赤みや炎症がない状態が正常です。

つむじ周辺の頭皮が赤くなっていたり、かゆみや痛みを伴う場合は、何らかの頭皮トラブルが生じている可能性があります。

毛流れの乱れも観察すべきポイントです。

以前より渦巻きがはっきりしなくなったり、毛の流れがバラバラになっていたりすると、髪の密度が減っている可能性があります。

家族歴や年齢を踏まえたリスクの見方

家族歴の確認は、つむじはげのリスク評価において重要な要素とされています。

父親や兄弟などの近い親族に薄毛の方がいる場合、遺伝的に薄毛になりやすい体質を持っているかもしれません。

特に男性の薄毛は遺伝の影響を受けやすいと言われています。

また、年齢も判断材料の一つになるでしょう。

日本人男性の場合、30代以降になると年齢とともに薄毛が気になる人が増えていく傾向があります。

まだ20代前半なのに急激に薄くなってきたという場合は、早めに医師に相談した方がいいでしょう。

つむじはげの主な原因は何があるの?

つむじが薄くなる原因は一つではなく、いろいろな要素が重なっていることがあります。

ここでは、医学的にわかっている主な原因をわかりやすく解説します。

AGA(男性型脱毛症)が起こる仕組み

つむじはげの原因として考えられるうちの一つは、男性型脱毛症です。

これは、遺伝や男性ホルモンの影響で、髪の成長サイクルが乱れてしまう症状のことです。

具体的には、男性ホルモンが悪玉ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変化し、それが「髪の成長を止めろ」という指令を出してしまうと言われています。

この指令を受けると、髪は太く長く育つ前に抜けてしまい、細くて短い毛が増えてしまうことがあります。

この「なりやすさ」には個人差があり、遺伝によって決まる部分が大きいとされています。

AGAの特徴として、つむじや前髪の生え際から少しずつ髪が細くなり、地肌が透けて見え始めるという進行パターンがあります。

もし「髪が柔らかくなってきたな」と感じたら、早めのケアが大切です。

生活習慣や栄養不足が及ぼす影響

栄養状態は毛髪の健康に重要な影響を与えるとされています。

以下の栄養素が不足すると、髪が元気に育ちにくくなってしまう可能性があります。

  • タンパク質(毛髪の主要構成成分)
  • ビタミンB、ビタミンD
  • 鉄、セレン、亜鉛

ただし、サプリメントなどで摂りすぎるのも良くないため、基本はバランスの良い食事を心がけましょう。

もし急に抜け毛が増えたり、体の調子も悪かったりする場合は、栄養バランスを見直してみるのも一つの手かもしれません。

ストレスやホルモン変化による悪化要因

ストレスは薄毛の重要な悪化要因です。

また、発熱、重篤な疾病、出産など、複数のきっかけに反応して一時的にごっそりと髪が抜ける「休止期脱毛」という症状もあります。

このタイプの脱毛では、つむじを含む頭部全体から均等に毛が抜け、分け目の地肌が目立つようになることがあるかもしれません。

ホルモン変化も脱毛に影響を与える要因の一つです。

女性では出産後や更年期におけるホルモンバランスの変化により、一時的な脱毛が生じることがあるでしょう。

つむじはげに効く生活改善や施術はどれがある?

では、気になり始めたつむじはげに対して、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

誰でもできる生活習慣の改善から、施術まで、様々な対策を紹介します。

自分の状況に合わせて、できそうなことから始めてみてください。

生活習慣の見直し

まずは、髪が育ちやすい土台を作ることから始めましょう。

髪の主成分であるタンパク質(肉、魚、卵、大豆など)を意識して摂ることが大切です。

さらに、髪の成長をサポートするビタミンやミネラル(野菜、海藻、牡蠣など)もバランスよくメニューに加えましょう。

もちろん、食事だけでなく「寝ること」もヘアケアの一つです。

寝ている間に分泌される成長ホルモンが、髪を修復し、育ててくれることが期待されるからです。

できれば1日7〜8時間は睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送りましょう。

また、軽い運動で血行を良くするのもおすすめです。

ウォーキングやジョギングで全身の血流が良くなれば、頭皮にも栄養が届きやすくなる可能性があります。

正しいシャンプーと頭皮ケア

毎日のシャンプーを正しく行うだけで、頭皮環境が良くなる可能性があります。

以下のポイントを意識して洗ってみてください。

  • 最初にお湯だけで、髪と頭皮の汚れをしっかり洗い流す
  • シャンプーは手で泡立ててから、頭皮に乗せる
  • 爪を立てず、指の腹でマッサージするように優しく洗う
  • すすぎ残しがないよう、たっぷりの時間をかけて洗い流す

ゴシゴシ洗いは頭皮を傷つける原因になることがあるので、優しく洗いましょう。

シャンプーの頻度は、1日1回、夜に洗うのが一般的とされています。

乾燥肌の人は、2日に1回程度に減らしても良いかもしれません。

育毛シャンプーなどを使うのも良いですが、それだけで髪が生えるわけではないので、あくまで頭皮ケアのサポート役として考えましょう。

内服薬や外用薬

生活改善だけでは難しい場合、薬を飲むことも選択肢の一つです。

代表的な薬は、「飲み薬(フィナステリドなど)」と「塗り薬(ミノキシジル)」です。

飲み薬は、抜け毛の原因となる悪玉ホルモンの働きをブロックし、薄毛の進行を止める作用があるとされています。

一方、塗り薬のミノキシジルは、頭皮に直接塗ることで血行を良くし、髪が生える力を高める作用があるとされています。

ただし、どちらも薬なので副作用のリスクがゼロではありません。

自己判断で海外から輸入したりせず、必ず医師の診察を受けてから使い始めましょう。

注射施術や再生医療などの選択肢

薬以外の施術として、頭皮に直接有効成分を届ける方法もあります。

「メソセラピー」は、成長因子などを頭皮に注入する施術です。

また、特殊なレーザーを当てる施術も、細胞を活性化させて髪の成長を助けるとされています。

これらの施術は、飲み薬や塗り薬と組み合わせて行うことで、よりよい結果が期待できる場合があります。

ただし、ほとんどが保険のきかない自由診療になるため、費用は高額になるかもしれません。

施術を受ける前には、医師としっかり相談し、費用や作用について納得してから決めることが大切です。

植毛の選択肢

つむじはげが著しく進行した場合、植毛という選択肢もあります。

自毛植毛は、自分の後頭部や側頭部の毛髪を、つむじなどの薄毛部分に移植する施術です。

移植された毛髪は、元の部位の特性を維持するため、脱毛に対する耐性を保ち、長期的に毛髪が維持される可能性があります。

また、自分の毛髪を使用するため、自然な仕上がりが期待できる場合があるでしょう。

ただし、植毛は保険適用外の自由診療であり、移植する毛包の数によっては数十万円から数百万円の費用がかかるケースもあります。

また、施術に伴うダウンタイムがあり、移植部位の腫れや赤み、一時的な痛みが生じる場合があるでしょう。

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AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。

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■AGA治療
薬品名
1ヶ月
2ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
12ヶ月
ミノキシジル5mg
¥3,080
¥6,160
¥8,316
¥15,400
¥30,492
フィナステリド1mg
¥4,730
¥9,460
¥12,771
¥23,650
¥46,827
ミノキシジル5mg
フィナステリド1mg
¥7,700
¥15,400
¥20,790
¥38,500
¥76,230

※処方:医薬品のため、処方には医師の診療が必要です。診療は無料ですのでお気軽にご来院下さい。
※服用方法:1日1回少量の水で服用します。
※リスク・副作用:食欲減退・全身倦怠感(肝機能障害)・性欲減退・勃起機能不全・乳房障害・抑うつ症状
※処方にあたっては、事前に血液検査にて肝機能や腎機能などの状態を確認させていただく場合があります。医師が服用を中止したほうがよいと判断した際は、その指示に従っていただくことになります。
※服用中は、献血することができません。服用中止から1ヵ月以上経過していれば、献血が可能です(妊娠または妊娠している可能性のある婦人および授乳中の婦人の体内にフィナステリド・ディタステリド成分が入るのを防ぐためとされています)。

■自然植毛(FUE法)
シェーブン法
基本治療費用
220,000円
グラフト費用
990円
ノンシェーブン法
基本治療費用
220,000円
グラフト費用
1,650円
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つむじはげについてよくある質問

つむじが薄く見えるだけで病院に行くべきですか?

つむじが薄く見えるだけで直ちに病院に行く必要はありませんが、不安が続く場合や客観的な変化が認められる場合は受診を検討しましょう。

まずは数日間の抜け毛の記録や、定期的な写真撮影による自己観察を行ってみてください。

脱毛量が正常範囲を超えて継続する場合や、明らかな毛髪密度の低下が認められる場合は、皮膚科などの受診が推奨されます。

医師による診察では、トリコスコピー検査などによって毛包の状態を正確に評価できる可能性があるため、思い込みか実際の脱毛症かを明確に判断することも期待できます。

若いうちでも植毛を受けられますか?

20代前半など若い年齢での植毛は一般的には推奨されません。

若い時期は脱毛のパターンがまだ確定しておらず、今後さらに脱毛が進行する可能性があるためです。

植毛を行った部位は毛髪が維持されても、その周囲の脱毛が進行すると不自然な見た目になる場合があります。

一般的には、脱毛のパターンが安定する30代以降に植毛を検討することが多いとされています。

ただし、個々の状態によって適切な時期は異なるため、専門の医師と相談して判断することが重要です。

つむじはげの女性(FAGA)の場合も、男性と同じ薬が使えますか?

女性の薄毛(FAGA)は男性の薄毛(AGA)とは原因や特徴が異なるため、男性と同じ薬が使えるとは限りません。

特に、男性の薄毛治療で広く使われるフィナステリドなどの内服薬は、女性(特に妊娠の可能性がある方)には使用が禁じられています。

女性には、ミノキシジルの外用薬や、スピロノラクトンなどの抗アンドロゲン作用を持つ内服薬が検討される場合がありますが、必ず専門の医師と相談して、ご自身の状態とリスクに合った薬を選ぶ必要があります。

【ミノキシジルに関する法的記載事項】
治療内容:主にAGA(男性型脱毛症)や薄毛治療において、頭皮や毛包への血流を増加させ栄養供給を改善し、毛髪の成長期を延長させることで発毛を促進します。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:5,000〜15,000円/月(処方量・製剤により変動)
主なリスク・副作用:動悸・頻脈、血圧低下・めまい、浮腫(むくみ)、体重増加、心不全の悪化、頭痛、倦怠感、吐き気、眠気
使用薬剤:Dongkwang MINOXIDIL Tab. 5mg(未承認薬)
※入手経路:Dongkwang Pharm. Co., Ltd.より医師が個人輸入しております。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度について・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在、重大なリスクは報告されておりません。

【デュタステリドに関する法的記載事項】
治療内容:男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生を抑制することで進行を遅らせます。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:6,000〜12,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、射精障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:デュタステリドは承認薬です。

【フィナステリドに関する法的記載事項】
治療内容:脱毛を引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害し、薄毛の改善に効果が期待できます。
標準的治療期間・回数:3~6ヶ月
標準的な費用:5,000〜8,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:フィナステリドは承認薬です。

【植毛(シェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。シェーブン法では、ドナーとなる部分の毛髪を短く刈り上げて(シェービングして)から株を採取します。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:5~7回程度
標準的な費用:660,000〜1,980,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕
※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。

【植毛(ノンシェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:6~8回程度
標準的な費用:935,000〜3,180,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕
※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。