美容整形

胸を大きくする方法を種類別に解説!知っておきたい特徴や注意点

「胸を大きくしたいけれど、どんな方法があるんだろう?」「私に合った選択肢はなにかな」とお考えではないですか。

胸のボリュームアップを目指す方法は、ご自宅でできるセルフケアから、専門の医療機関で行う施術など、さまざまな方法があります。

この記事では、さまざまな方法の特徴や、知っておきたい注意点を詳しくご紹介します。

監修者
AND美容外科 監修医師/韓国美容外科学会会長
林 鍾学
【経歴】
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師

※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
※豊胸施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※豊胸施術に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

胸を大きくするには自宅でできるセルフケアから

「いきなりクリニックに行くのはハードルが高いから、まずは自宅でできることを試したい」という方も多いですよね。

自宅でのケアは、胸のボリュームを劇的に増やすというよりは、形を整えたり、ハリをサポートしたりすることが中心となります。

ここでは、ご自宅で手軽に取り組めるバストケアの方法をご紹介します。

筋トレで土台となる筋肉をサポート

大胸筋(胸の大きな筋肉)を鍛えることで、胸の土台がしっかりし、全体的にハリのある美しいラインを目指せる可能性があります。

<おすすめのトレーニング例>
  • 壁を使った腕立て伏せ(プッシュアップ)
  • 膝をついた腕立て伏せ
  • 手のひらを合わせて押し合うエクササイズ

無理のない範囲で、週に数回でも継続することが、胸まわりの筋肉を引き締め、バストラインをサポートすることにつながるでしょう。

トレーニング後には、軽いストレッチで筋肉の疲労を和らげることも大切です。

マッサージとナイトケアの習慣

胸まわりを優しくマッサージすることは、血行やリンパの流れを促すことが期待できます。

お風呂上がりなど、体が温まっているタイミングで行うのがおすすめです。

オイルやクリームを使い、胸の外側から内側へ、優しく円を描くように動かしましょう。

また、就寝中にナイトブラを着用することで、寝ている間の胸の横流れを防ぎ、形を整えるサポートが期待できます。

ただし強く押したり引っ張ったりすると、かえって組織を傷める恐れがあります。優しい力加減で行ってください。

姿勢や日常の動作でできること

日常生活の中で姿勢を意識するだけでも、胸の見え方は大きく変わる場合があります。

背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せるように意識すると、自然と胸が開き、立体感が生まれやすくなります。

デスクワークやスマートフォンの操作で前かがみになりやすい方は、こまめに姿勢をリセットする習慣をつけましょう。

肩や背中のストレッチを取り入れるのも、美しい姿勢をキープするために効果的です。

適切なブラジャーを着用する

自分に合ったブラジャーを選ぶことは、胸の形を整えるうえで重要なポイントの一つです。

アンダーバストとトップバストを適切に測定し、サイズの合ったものを選ぶことが大切です。

〈バストの適切な計測のしかた〉
測定箇所 測り方
アンダーバスト 胸のふくらみのすぐ下を水平に測る
きつすぎず緩すぎない状態で測定
トップバスト 胸の最も高い位置を水平に測る
90度前かがみになって測るとよりよい

ブラジャーの適切な装着方法は、前かがみになり、胸全体をカップに収め、背中や脇のお肉もしっかりとカップに寄せ集めるように着用することが推奨されています。

定期的にサイズを見直し、体型の変化に合わせてブラジャーを選び直すことで、きれいな胸の位置と形を保つことができるでしょう。

胸を大きくするための食事やサプリは?

「胸に良いとされる食べ物って、本当に効果があるの?」と思う方もいるでしょう。

食事やサプリメントは、胸の成長や維持に必要な栄養素を補い、体の内側から環境を整えるために重要な役割を果たすと考えられています。

バランスの取れた食事と、必要に応じたサプリメントの活用法をご紹介します。

バストに関係するとされる主な栄養素

胸の発達や健康には、次のような栄養素が関わっているとされています。

  • たんぱく質: 筋肉や皮膚の材料となり、胸の土台を作るために摂取が推奨される栄養素です。
  • ビタミンE・ビタミンB群: 血行を促し、ホルモンバランスを整える働きがあるとされています。
  • イソフラボン(植物性エストロゲン): 女性ホルモンと似た作用を持つと言われており、大豆製品に多く含まれる成分です。

またミネラルや良質な脂質も、体全体の代謝をサポートする役割を果たす可能性があります。

積極的に取り入れたい食品と食べ方

特定の食品を食べるだけで劇的に胸が大きくなるわけではありませんが、栄養バランスを整えることは、体の変化につながる場合があります。

〈積極的に摂りたい食品例〉
  • 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳など)
  • 鶏肉や魚などの良質なたんぱく質
  • ナッツ類やアボカドなどの良質な脂質
  • 緑黄色野菜や果物

これらの食品は一度に大量に食べるのではなく、毎日コツコツと摂ることが大切です。

栄養の偏りがないよう、さまざまな食材をバランス良く組み合わせるよう心がけましょう。

避けたいとされる食品や習慣

一方で、過度な摂取や偏った食習慣は、ホルモンバランスや体型に好ましくない影響を及ぼす恐れがあります。

ファストフードや加工食品ばかりを食べていると、栄養が偏り、体の代謝が低下する可能性があるでしょう。

また、過度なカフェインやアルコールの摂取は、血行を悪くし、ホルモンバランスを乱す要因となることも考えられます。

極端な糖質制限や脂質制限は、胸の脂肪組織を減少させる原因となる恐れがあるため、注意するようにしましょう。

サプリメントの選び方と注意点

バストアップサプリには、イソフラボンやプエラリアなどの成分が含まれている製品があります。

これらの成分は女性ホルモンに似た働きをするとされていますが、体質や体調によってはホルモンバランスを崩す恐れもあるので注意が必要です。

サプリはあくまで食事の補助的なものと考え、バランスの取れた食生活を基本にしましょう。

サプリメントを使う際は、成分表示をよく確認し、信頼できる製品を選ぶことが重要です。

体調に異変を感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談しましょう。

胸を大きくするための医療的な選択肢は?

「セルフケアでは満足できない」「もっと早く変化を感じたい」という場合は、医療的な施術も選択肢に入ります。

医療機関での施術は、より直接的に胸のボリュームアップを行う方法です。

ここでは、代表的な豊胸術の種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

シリコンバッグによる施術

シリコンバッグによる施術は、胸にシリコン製のバッグを挿入することで、ボリュームを増やす施術です。

サイズや形を自由に選べるため、希望する大きさや形に近づけることが期待できます。

施術後は、一定の回復期間(ダウンタイム)があり、腫れや痛みが続く期間があるでしょう。

また、バッグの周囲が硬くなる現象など、望ましくない反応が起こる可能性も否定できません。

定期的な検診が推奨されているため、長期的なメンテナンスを考慮するようにしましょう。

脂肪注入による施術

脂肪注入による施術は、ご自身の体から採取した脂肪を胸に注入する施術の一つです。

ただし、注入した脂肪の一部は体に吸収される場合があり、希望するサイズまで増やすには複数回の施術が必要な場合もあります。

脂肪を採取する部位には、一時的な痛みや腫れが生じる場合があります。

手術を伴わないヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、注射によって胸にヒアルロン酸を入れる方法で、手術を伴わない施術として知られています。

しかし持続は一時的とされ、数ヶ月から数年で体内に吸収される傾向があります。

そのため定期的な注入が必要になることが多く、長期的なコストが負担になることも。

また、注入部位にしこりや変形が生じるリスクもあるため、施術前に十分な説明を受けるようにしてください。

手術を検討する際の判断基準と費用

施術を検討する際は、ご自身の希望に合った方法を選ぶことが重要です。

施術によって、費用や回復期間、持続期間が異なるからです。

施術の種類 おおよその費用 持続性
シリコンバッグによる施術 約80万円〜150万円 期待できる
脂肪注入による施術 約60万円〜120万円 期待できる
ヒアルロン酸注入 約10万円〜50万円 数ヶ月〜数年

施術を受ける前には、複数の医療機関でカウンセリングを受け、リスクや費用について十分に理解するようにしましょう。

妊娠や授乳を予定している場合は、その影響についても必ず医師に相談してください。

豊胸施術ならAND美容外科へ

AND美容外科は、豊胸施術をはじめとした豊富な美容医療メニューをご用意しています。

AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。

無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合った豊胸施術方法をご提案します。

カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。

まずはお気軽にご相談ください。

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▪️豊胸の料金(1回あたり)
施術 金額
脂肪注入豊胸(茶こし採取代) 220,000円~330,000円
ヒアルロン酸豊胸 440,000~715,000円
シリコンバッグ豊胸 1,265,000円

※保険適用外の自由診療となります。
※局所麻酔代を含みます。
※税込価格での記載です。

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胸を大きくする方法についてよくある質問

胸を大きくする方法について、よくある質問と回答をまとめました。

妊娠・授乳で胸はどう変わる?

妊娠中は、ホルモンの影響で乳腺が発達し、胸が大きくなる場合があります。

授乳期には、母乳を作るためにさらに胸がふくらむこともあるでしょう。

ただし授乳が終わると、乳腺が小さくなり、元のサイズに戻ったり、それ以下になったりする可能性も否定できません。

施術を受けたら、乳がん検診は受けられない?

施術方法によっては、マンモグラフィ(X線検査)が受けにくくなる場合があります。

例えば、シリコンバッグ挿入後は、バッグの破損リスクを考慮し、検査を断られるケースがあるでしょう。

超音波(エコー)検査やMRI検査は受けられる場合が多いですが、検診時には必ず施術を受けたことを申告するようにしてください。

痩せ型で脂肪が少ない場合はどの方法がいい?

ご自身の脂肪を吸引して注入する「脂肪注入」は、痩せ型の方の場合、十分な量の脂肪を採取するのが難しいかもしれません。

その場合、シリコンバッグによる施術やヒアルロン酸注入が選択肢として考えられます。

どの方法がご自身に適しているかは、医師に相談してみましょう。

胸の筋トレをすると胸(脂肪)が減ってしまう?

筋トレ自体が、直接的に胸の脂肪だけを減らすことは考えにくいでしょう。

ただし、全身の体脂肪を減らすような過度なトレーニングや食事制限を行うと、胸の脂肪が減る可能性はあります。

この記事でご紹介した筋トレは、胸の土台である大胸筋を鍛えるものであり、適度に行うことで胸の形を整えるサポートが期待できます。

【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化

【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化

【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化