美容整形

豊胸してる人は多い?気になる効果やリスクを徹底解説

「最近、豊胸している人が多いと聞くけど、実際はどうなの?」

「もしかして私の周りにも豊胸した人がいるのかな」

そんなふうに気になって、調べてみたことがある方もいるのではないでしょうか。

近年は美容医療全体の市場が拡大しており、バストアップ施術を検討する人も増えているといわれています。

ただし、豊胸施術にはいくつかの方法があり、持続性やリスクはそれぞれ異なります。

本記事では、豊胸の実態や施術方法の特徴、注意すべきリスクについて詳しく解説します。

※本記事は2025年10月時点の情報をもとにまとめています。
※豊胸施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※豊胸手術に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

豊胸してる人は実際どれくらいいる?日本の現状と傾向

「周りにも豊胸している人がいるのかな」と感じる方もいるかもしれません。

国際美容外科学会(ISAPS)の2021年の調査によると、日本は美容施術の総実施件数で、米国、ブラジルに次いで世界第3位に位置しています。

日本国内の豊胸施術の正確な普及率を示す公的データは限られていますが、 美容医療市場全体が拡大傾向にあることから、豊胸施術を検討する人は増えていると考えられます。

年代別に見る豊胸への関心

豊胸施術への関心を持つ傾向が比較的高いのは、19歳から34歳の女性層と言われています。

この年代では美容や体型への意識が高い一方、実際に施術を受けるかどうかは慎重に判断する方が多く、情報収集に時間をかけるケースも少なくありません。

美容医療市場全体の拡大

Fortune Business Insightsの調査によると、美容整形市場は継続的に成長しており、豊胸施術もその一部として需要が増加傾向にあるとされています。

ただし、市場の成長と実際の施術件数が必ずしも比例するわけではないため、施術を検討する際は個別のリスクや費用を確認することが推奨されます。

豊胸施術を検討する理由

豊胸施術を検討する理由としては、以下のような声が挙げられます。

  • バストサイズに対する悩み
  • 授乳後のバストの変化
  • 洋服を美しく着こなしたいという希望
  • 体型に対する自信を持ちたいという思い

これらは多くの人が抱く可能性のある関心であり、特別なものではありません。

大切なのは、施術のメリットとリスクを理解したうえで検討することです。

豊胸施術の種類別効果は?脂肪注入とシリコンバッグの違い

豊胸施術には、主に「脂肪注入豊胸」と「シリコンバッグ豊胸」の2つの方法があります。

それぞれに特徴や注意点があるため、希望するサイズアップ幅や仕上がりのイメージを踏まえて選択することが大切です。

脂肪注入豊胸の特徴

脂肪注入豊胸は、自分自身の脂肪を利用してバストに注入する方法です。

太ももやお腹から脂肪を吸引・処理して注入するため、柔らかさや見た目が自然に近いとされます。

ただし、注入した脂肪の一部は吸収されることがあるため、希望するサイズを維持できないこともあります。

シリコンバッグ豊胸の特徴

シリコンバッグ豊胸は、医療用シリコン製のインプラントを挿入してバストのボリュームを増やす方法です。

サイズや形状をある程度選択できるため、希望する仕上がりに近づけやすいとされています。

一方で、体内に異物を入れる施術であるため、感染や被膜拘縮などの合併症について事前に理解しておく必要があります。

施術法を選ぶ際に確認したいこと

施術法を選ぶ際は、以下の要素を総合的に検討することが大切です。

項目 脂肪注入豊胸 シリコンバッグ豊胸
サイズアップ幅(目安) 一度の施術で得られるサイズアップは限られる 比較的大きなサイズアップも選択できる
自然さ 自然な柔らかさを目指す方法 やや人工的な触感になる場合がある

施術法の選択は、体型や希望する仕上がり、リスク許容度などを総合的に考え、カウンセリングで医師と相談して決めることが推奨されます。

豊胸施術のリスクや副作用とは?

豊胸施術を検討する際は、期待する仕上がりだけでなく、起こりうるリスクについても理解しておくことが大切です。

事前に情報を整理し、医師と相談のうえで判断しましょう。

脂肪注入豊胸で起こりうること

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪の一部が石灰化する可能性があります。

健康診断などでの画像検査では、治療後の変化と区別が必要になる場合があり、追加の検査や評価が行われることもあります。

乳がん検診などを受ける際は、施術歴を医療機関に伝えておくと安心です。

また、時間の経過とともに脂肪が一部吸収され、バストのボリュームが変化する可能性があります。

経過観察のためには、定期的に診察を受けることが推奨されます。

シリコンバッグ豊胸で起こりうること

シリコンバッグ豊胸では、バッグ周囲に厚い膜ができる「カプセル拘縮」が起こる可能性があります。

進行すると、硬さや形の変化を自覚する場合があります。

シリコンバッグの破損や位置の変化がみられることもあり、その際は処置や再手術を検討する場合があります。

感染の可能性もあるため、術後は医師の指示に沿って受診やケアを行いましょう。

後悔しないための事前準備

豊胸施術を検討する際は、以下の点を事前に確認しておくと、納得感を持って判断しやすくなります。

  • 複数のクリニックでカウンセリングを受け、説明内容を比較する
  • 施術方法の特徴や起こりうるリスクを理解する
  • 医師の症例や経歴、説明のわかりやすさを確認する
  • アフターケア体制や緊急時の連絡方法を把握する
  • 費用の内訳や追加費用の可能性を事前に確認する

こうした情報を整理し、医師と十分に相談した上で施術を受けるかどうかを検討しましょう。

豊胸施術の費用相場と確認しておきたい追加費用とは?

豊胸施術を検討する際、費用は大切な判断材料のひとつです。

施術法によって費用が異なるため、事前に相場を知っておくと検討しやすくなります。

施術法別の費用相場

豊胸施術の費用は、選ぶ施術法や使用する材料によって大きく異なります。

代表的な2つの施術法の目安を以下にまとめました。

施術法 費用の目安 補足
脂肪注入豊胸 約80万〜190万円 脂肪吸引費用を含むのが一般的。吸引部位の範囲や注入量によって変動する場合あり。
シリコンバッグ豊胸 約100万〜200万円 バッグの種類や形状、挿入方法によって費用が変わることがある。

施術費用だけでなく、カウンセリング料や検査費用、術後ケアなどを含めた総額を事前に確認しておきましょう。

将来的な経過と対応について

施術後は、時間の経過とともにバストの状態が変化する場合があります。

脂肪注入では注入した脂肪の一部が吸収されることがあり、ボリュームが変わる場合があります。

また、シリコンバッグは、バッグの劣化や体型の変化によって将来的に交換が検討されることもあります。

こうした経過については、カウンセリング時に医師から説明を受け、定期的な経過観察を行うことが推奨されます。

追加費用の可能性

豊胸施術後には、次のような費用が発生する場合があります。

  • 定期検診費用
  • 薬代
  • 再施術が必要になった場合の費用
  • バッグの除去や交換が必要になった場合の費用

これらの費用についても、見積もりの段階で確認しておくと検討しやすくなります。

豊胸施術後のダウンタイムと注意点とは?

豊胸施術を受ける際は、ダウンタイムにどのような症状が出るか、どのくらい日常生活に影響があるかをあらかじめ把握しておくと安心です。

事前に医師から説明を受け、無理のないスケジュールを立てることが大切です。

脂肪注入豊胸のダウンタイム

脂肪注入豊胸では、脂肪を吸引した部位とバストの両方にダウンタイムが生じます。

  • 期間の目安:約2週間~3か月程度、バストは数日〜1週間ほど腫れが続くことがある
  • 術後症状:腫れ・内出血が出やすく、圧迫や安静の指示がある
  • 動作制限:激しい運動は約1か月控えるよう案内されることが多い
  • 社会復帰:日常生活には数日〜1週間で復帰できる場合が多いが、スケジュールに余裕を持つと安心

症状や回復スピードは個人差があるため、医師の指示に従い無理のない計画を立てましょう。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイム

シリコンバッグ豊胸では、術後は一定期間、回復のための休養が必要になることがあります。

  • 期間の目安:おおむね2週間〜3か月程度
  • 術後症状:痛みや腫れが強めに出ることがある
  • 動作制限:腕を上げる、重いものを持つといった動作が数週間制限される場合がある
  • 社会復帰:デスクワークなら2週間前後で復帰できる場合もあるが、体を使う仕事は医師に確認して調整

症状の程度や回復のスピードには個人差があるため、気になる症状があれば早めにクリニックへ相談しましょう。

ダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイム中は、次のような点に注意して過ごすと良いとされています。

  • 術後〜1週間:入浴制限、激しい運動を控える
  • 術後〜1か月:バストや吸引部位のマッサージは医師の指示があるまで控える、うつ伏せ寝を避ける
  • 術後〜3か月:定期検診を受診して経過を確認する

注意事項や制限の内容は施術方法やクリニックによって異なるため、必ず医師の指示に従い、異常を感じた場合は早めに相談しましょう。

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▪️豊胸の料金(1回あたり)

施術 金額
脂肪注入豊胸
(100ccあたり)
275,000円
ヒアルロン酸豊胸 440,000~715,000円
シリコンバッグ豊胸 1,265,000円

※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。

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豊胸についてよくある質問

豊胸にまつわるよくある質問をまとめました。

  • 豊胸施術後も授乳は可能ですか?
  • 豊胸施術の年齢制限はありますか?
  • 豊胸施術の除去は可能ですか?

それぞれ解説します。

豊胸施術後も授乳は可能ですか?

脂肪注入豊胸は乳腺に直接アプローチしない方法で行われることが多く、授乳への影響については明確な報告は限られています。

一方、シリコンバッグ豊胸でも挿入位置や手術方法によっては授乳が可能な場合がありますが、術前に確認しておくことが大切です。

将来的に授乳を希望している方は、施術前に医師へ相談し、リスクや注意点について十分に説明を受けておくと安心です。

豊胸施術の年齢制限はありますか?

多くのクリニックでは18歳以上を対象とし、20歳以上を推奨している場合もあります。

これは身体の発育や判断力の成熟を考慮しているためです。

上限年齢を特に設けていないクリニックが多いものの、全身の健康状態によっては施術が適さない場合もあるため、事前に健康診断や血液検査を受けて相談すると安心です。

豊胸施術の除去は可能ですか?

シリコンバッグ豊胸の場合は、手術によってバッグの除去が可能です。

ただし、除去後はバストの形や皮膚のたるみが気になる場合があるため、必要に応じて修正や再施術についても確認しておくとよいでしょう。

脂肪注入豊胸では、完全に除去することは難しいとされますが、脂肪吸引によって部分的な修正を行う方法が検討されることもあります。

除去や修正を希望する場合は、初回施術を受けたクリニックに相談し、メリットとデメリットについて説明を受けることが推奨されます。


【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化

【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化

【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化