美容整形

耳介軟骨移植で後戻りが起こるのはなぜ?おもな原因について解説

「耳介軟骨移植を受けたのに、時間が経つと鼻の形が元に戻ってしまうのでは?」

こうした不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

耳介軟骨移植は、鼻先の形を整える施術として選ばれることがありますが、後戻りのリスクについて正しく理解しておくことが重要です。

この記事では、耳介軟骨移植で後戻りが起こるメカニズムと原因を詳しく解説ます。

※本記事は2025年11月時点の情報をもとにまとめています。
※耳介軟骨移植は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※耳介軟骨移植に用いられる施術方法の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

耳介軟骨移植は後戻りすることがあるの?

耳介軟骨移植は、ご自身の耳の軟骨を鼻先に移植する施術ですが、残念ながら後戻りが起こる可能性はゼロではないでしょう。

後戻りとは、施術後に時間が経過すると、鼻先の高さや形が元の状態に近づいてしまう現象のことを指します。

後戻りの頻度と発生しやすい時期

後戻りの頻度については、施術を行う医療機関の技術力や症例の難易度によって異なるため、一概には言えません。

ただし、一般的には施術後数ヶ月から1年程度の間に変化が見られることが多いとされています。

移植した軟骨が周囲の組織に馴染むまでには時間がかかり、外見上は安定して見えても、内部組織は数ヶ月間不安定な状態が続く場合があるのです。

このため、施術後半年から1年程度は経過観察が重要な期間とされています。

軽度の後戻りと重度の後戻りの違い

後戻りの程度は、軽度なものから重度なものまでさまざまです。

軽度の後戻りでは、鼻先の高さがわずかに低くなる程度ですが、重度の後戻りでは、鼻先が大きく元の形に戻ってしまったり、ピンチノーズやアップノーズといった変形が生じたりする可能性があります。

重度の場合は、再施術や修正が必要になることもあるため、初回の施術選択が重要になってくるでしょう。

後戻りが起きやすい患者や症例の特徴

後戻りが起きやすい方には、いくつかの特徴があるとされています。

まず、皮膚が厚い方や、もともとの鼻翼軟骨が柔らかい方は、移植した軟骨が周囲の組織に押されやすく、後戻りのリスクが高くなる傾向があります。

また、移植する軟骨の量が少なすぎる場合や、支柱となる補強が不十分な場合も、後戻りが起こりやすくなることがあります。

さらに、施術後に鼻先を強く触ってしまったり、うつ伏せで寝る習慣がある方も、外部からの力が加わることで定着が妨げられる可能性があるため注意が必要です。

耳介軟骨移植の後戻りの原因は何?

後戻りが起こる原因は複数あり、それぞれが複雑に関係しています。

軟骨の性質や施術の技術、そして術後の経過など、さまざまな要因が影響を与えると考えられています。

ここでは、主な原因について詳しく見ていきましょう。

軟骨の物理的な性質と形状記憶の影響

耳介軟骨は、もともと耳の形を保つために曲がった形状をしています。

この軟骨を鼻先に移植する際、形状を整えて配置しますが、軟骨自体が持つ「形状記憶」の性質により、時間が経つと元の曲がった形に戻ろうとする力が働くことがあります。

また、軟骨は移植後に周囲の組織から栄養を受け取り、徐々に定着していきますが、この過程で一部が吸収されたり、形状が変化したりする可能性もあります。

軟骨の吸収は個人差があり、予測が難しい側面がありますが、経年的な変化として一定程度起こり得るものと理解しておくことが大切です。

移植量や配置の不適合による影響

移植する軟骨の量や配置が適切でない場合も、後戻りの原因となることがあります。

軟骨の量が少なすぎると、十分な高さや形を維持できず、時間とともに元の状態に近づいてしまう可能性があります。

反対に、欲張って多すぎる量を移植すると、周囲の組織への負担が大きくなり、血流が悪化して軟骨の一部が壊死したり、不自然な形になったりするリスクがあるでしょう。

また、軟骨を配置する位置や角度が不適切な場合、鼻翼軟骨の支えが不十分になり、外力の影響を受けやすくなることも考えられます。

手術手技や医師の経験が与える影響

施術を行う医師の技術力や経験も、後戻りの発生に影響する要因の一つです。

医師には、軟骨の採取方法、形状の整え方、固定の仕方など、すべての工程において高い技術が求められます。

また、あなたの鼻の状態に合わせて、耳介軟骨ストラット法などの補強術式を併用するかどうかの判断も重要なポイントです。

技術力が不十分な場合、軟骨の固定が甘くなったり、配置がずれたりすることで、後戻りが起こりやすくなる可能性があります。

術後の感染や炎症など合併症の関与

施術後に感染や炎症が起こると、移植した軟骨の定着が妨げられることがあります。

感染が生じると、軟骨が壊死したり、周囲の組織が損傷したりするリスクがあり、結果として後戻りや変形につながる可能性があります。

また、炎症が長引くと、瘢痕組織が過剰に形成され、鼻先の形が変わってしまうこともあります。

術後の適切なケアと、感染予防のための抗生物質の服用などが、合併症のリスクを減らすために重要です。

耳介軟骨移植の後戻りについて注意すべきポイントは?

後戻りを完全に防ぐことは難しい場合もありますが、対策はいくつかあります。

施術前の準備から術後のケアまで、それぞれの段階で注意すべきポイントを押さえることが大切です。

ここでは、具体的な方法をご紹介します。

術前カウンセリングと適切な術式選択

医師とのカウンセリングでは、あなたの鼻の状態や希望する形について詳しく話し合い、術式を選択することが重要です。

このとき、以下のような点を確認しておくことをお勧めします。

  • 皮膚の厚さや鼻翼軟骨の硬さなど、あなたの鼻の特徴
  • 移植する軟骨の量と配置の計画
  • 支柱や補強が必要かどうかの判断
  • 併用する術式の有無
  • 予想される定着までの期間
  • 後戻りのリスクとその対策

固定方法や補強の工夫

移植した軟骨を確実に固定するための工夫も大切です。

単に軟骨を配置するだけでなく、鼻翼軟骨の土台を整えた上で、移植軟骨を中央にしっかりと固定する技術が求められます。

固定の方法や補強の有無については、医師の技術力と経験に影響を受ける可能性があるため、施術を受ける医療機関の選択が重要です。

医師の選び方と症例実績の確認ポイント

そしてもちろん、経験豊富な医師を選ぶことが大切です。

医師を選ぶ際には、以下のようなポイントを確認してみてください。

  • 鼻整形、特に耳介軟骨移植の症例実績が豊富かどうか
  • 後戻りを見越した施術計画を立てる技術力があるかどうか
  • カウンセリングで丁寧に説明してくれるかどうか
  • あなたの不安や疑問に真摯に答えてくれるかどうか
  • 術後のフォロー体制が整っているかどうか

口コミやレビューも参考にしながら、最終的にはご自身が直接カウンセリングを受けて、信頼できると感じる医師を選ぶことが重要です。

術後のケアと生活上の注意点

施術後のケアと日常生活での注意は、後戻りを防ぐために重要です。

移植した軟骨が定着するまでの数ヶ月間は、特に慎重な対応が求められるとされています。

以下のような点に注意してください。

  • 鼻先を強く触ったり、こすったりしない
  • うつ伏せで寝ることを避ける
  • 激しい運動や重いものを持つことを控える
  • メガネをかける際は、鼻先に負担をかけないよう工夫する
  • 処方された薬を指示通りに服用する
  • 定期的な経過観察を受ける

また、施術後の腫れや内出血が落ち着いても、内部組織は完全には安定していないことがあるため、医師の指示に従って慎重に過ごすことが大切です。

不安なことがあれば、すぐに医師に相談するようにしましょう。

耳介軟骨移植後の経過と後戻りのサインは何?

施術後の経過を正しく理解し、後戻りのサインを早期に見つけることは、適切な対処につながるでしょう。

ここでは、一般的な経過の目安と、注意すべきポイントをお伝えします。

術直後から半年までの経過の目安

施術直後は、腫れや内出血が見られることがあります。

これらの症状は、個人差はありますが、通常1〜2週間程度で落ち着いてくることが多いとされています。

1ヶ月程度経過すると、鼻先の形がある程度見えてきますが、まだ完全な仕上がりではない場合が多いです。

3ヶ月から半年程度かけて、徐々に軟骨が周囲の組織に馴染み、自然な形に近づいていく傾向があります。

この期間中は、軽度の変化が見られることもありますが、必ずしも後戻りとは限りません。

ただし、明らかに形が元に戻っているように感じる場合は、医師に相談することをお勧めします。

後戻りを早期に見つけるためのチェックポイント

後戻りを早期に発見するためには、定期的に鼻の状態を確認することが大切です。

以下のようなサインが見られた場合は、後戻りの可能性を考えてみてください。

  • 鼻先の高さが徐々に低くなってきた
  • 鼻先が横に広がってきた
  • 鼻先がつまんだように細くなってきた
  • 鼻先が上を向いてきた
  • 鼻の穴の形や向きが変わってきた
  • 左右で形が非対称になってきた

これらの変化が見られた場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。

早期に発見できれば、保存的な施術で対応できる可能性もあります。

後戻りが見つかったときの初期対応

後戻りのサインに気づいたら、まずは施術を受けた医療機関に連絡し、診察を受けましょう。

自己判断で対処しようとすると、かえって状態を悪化させてしまう可能性があります。

医師の診察では、後戻りの程度や原因を評価し、今後の対応について相談します。

軽度の場合は、経過観察で様子を見ることもありますが、重度の場合は再施術が必要になることもあります。

保存的治療と再手術の判断基準

術後の経過には個人差があり、時間の経過とともに形の変化が見られる場合があります。

その変化への対応については、状態や希望を踏まえて、医師との相談によって方法が決められます。

経過観察を行う場合もあれば、必要に応じて医師がケアの方法や生活上の注意点について説明することがあります。

一方で、形態の変化や違和感などが見られる場合には、今後の対応について医師と話し合いが行われることがあります。

いかなる方法を選択する場合でも、医療行為には腫れ、感染、左右差、傷跡、鼻閉感、しびれなどの可能性が伴います。

不安がある場合や変化を感じた際は、自己判断を避け、医師に相談することが推奨されます。

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■鼻整形の料金
施術 金額
鼻プロテーゼ 370,000円
鼻翼縮小術 210,000〜500,000円
鼻のヒアルロン酸注入 77,000円
鼻中隔延長術 500,000円
耳介軟骨移植(鼻尖形成術) 500,000円

※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。

耳介軟骨移植についてよくある質問

術後の痛みや違和感はどれくらい続きますか?

施術後の痛みは、個人差がありますが、通常は数日から1週間程度で落ち着いてくることが多いとされています。

鼻先だけでなく、軟骨を採取した耳にも痛みや違和感が生じることがあります。

処方された鎮痛剤を適切に服用することで、痛みを和らげることにつながるでしょう。

違和感については、軟骨が定着するまでの数ヶ月間、感じることがあるかもしれませんが、徐々に慣れていくことが期待できます。

耳の採取部位の傷跡はどれくらい目立ちますか?

耳介軟骨を採取する際の切開は、通常、耳の裏側や耳の付け根など、目立ちにくい部分に行われます。

傷跡の大きさは、採取する軟骨の量によって異なりますが、一般的には数センチ程度です。

時間が経つにつれて、傷跡は徐々に薄くなり、目立ちにくくなることが期待されます。

適切な縫合と術後のケアによって、傷跡を抑えることが可能な場合があります。

ヒアルロン酸など他の方法と比べて後戻りはどう違いますか?

ヒアルロン酸注入は、メスを使わずに鼻の形を整えられる方法ですが、効果は一時的で、時間とともに吸収されてしまうとされています。

一方、耳介軟骨移植は、ご自身の組織を使用するため、定着すれば長期的な効果が期待できる可能性があります。

ただし、後戻りのリスクがゼロではないことは前述の通りです。

鼻プロテーゼなどの異物を使用する方法もありますが、感染や異物反応のリスクが異なるため、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で選択することが重要です。

費用や保険適用の可能性はどうなるの?

耳介軟骨移植は、美容目的で行われる場合、保険診療の対象外となり、自由診療となります。

ただし、外傷や先天的な変形の治療として行われる場合は、保険が適用される可能性もあります。

費用については、カウンセリング時に詳しく確認し、支払い方法やローンの有無なども含めて相談することをお勧めします。


【鼻プロテーゼに関する法的記載事項】
治療内容:鼻プロテーゼは、シリコンなどの人工物を鼻筋に入れ、鼻を高く通った形に整える手術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:370,000円
標準的な治療期間:1〜2週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
使用機器:SA・UN・SI は未承認機器です。
※入手経路等:韓国SUN MEDICAL社のものを医師が個人輸入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:韓国KFDA中国CFDA、ベトナムVFA、台湾TFDA、タイTFDA、インドネシアBPOMの認証を取得しています。

【鼻尖縮小術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻尖縮小術は、丸みを帯びて広がった鼻先の軟骨や脂肪にアプローチして形を整える施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:1〜3ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛

【鼻翼縮小術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻翼縮小術は、小鼻の広がりや鼻の穴の大きさをバランスよく整える施術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:210,000〜500,000円
標準的な治療期間:1〜2週間程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛

【鼻のヒアルロン酸注入に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸注入によって、鼻筋を自然に高く見せたり、鼻根や鼻先の形を整える施術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:77,000円
標準的な治療期間:数日程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛
使用薬剤:ジュビダームビスタ ボラックスXC(承認薬)

【鼻中隔延長術に関する法的記載事項】
治療内容:鼻中隔延長術は、鼻の中心にある鼻中隔軟骨を延ばして、鼻先の高さ・角度・形を整える施術です。
※オープン法のみ提供
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:3〜6ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛

【耳介軟骨移植(鼻尖形成術)に関する法的記載事項】
治療内容:耳介軟骨移植は、耳の軟骨を採取し、鼻先へ移植させる手術です。鼻先を高くしたり、前に出すことで鼻の形を整える施術です。
※オープン法・クローズ法を提供
標準的な治療回数:2回(1週間後のタイミングで抜糸をします)
標準的な費用:500,000円
標準的な治療期間:3〜6ヶ月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・痛み・内出血・異物感・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛