植毛・AGA

AGA治療で医療費控除は受けられる?治療前に知っておきたい注意点

「AGA治療を受けたいけれど、費用が気になる」「医療費控除は使えるのだろうか」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

AGA治療は一般的に保険適用外の自由診療となるため、月々の費用負担が大きくなる可能性があります。

この記事では、AGA治療における医療費控除の適用可能性や、費用負担を軽減するために知っておきたい税制上の注意点について詳しく解説します。

監修者
AND美容外科 監修医師/韓国美容外科学会会長
林 鍾学
【経歴】
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師

※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
※AGA治療は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※AGA治療に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

AGA治療は医療費控除の対象になるの?

結論から申し上げると、AGA治療は原則として医療費控除の対象外とされるケースが多いといえます。

国税庁の見解によると、美容整形と同様に「容姿改善」を主目的とした治療は、医療費控除の対象から除外される傾向にあるからです。

医療費控除の基本的な適用条件

医療費控除が認められるには、治療が「診断に基づく医学的根拠のある治癒目的」で行われることが重要な判断基準となります。

  • 医師による診断と治療が必要であること
  • 疾病の治癒や機能回復を目的とすること
  • 予防や美容目的ではないこと
  • 年間10万円を超える医療費(または総所得金額等の5%のいずれか少ない金額)

AGA治療の場合、多くのケースで「予防」や「外見の改善」が主目的とみなされるため、控除対象から外れる可能性が高いと考えられます。

例外的に認められる可能性があるケース

ただし、すべてのAGA関連治療が完全に対象外というわけではありません。

円形脱毛症など明確な疾病の診断がある場合や、他の疾患に併発する脱毛症状の治療については、例外的に認められる可能性があります。

最終的な判断は所轄税務署の個別審査となるため、グレーゾーンの案件では事前相談が推奨されています。

治療費用以外で控除対象となる可能性

AGA治療そのものが対象外でも、関連する費用で控除可能なものがあります。

処方薬や検査費用など、明確に医学的根拠に基づく診断・治療に関連する部分については、控除対象となる場合があるでしょう。

また、治療に伴う交通費なども、一定の条件下で控除に含められる可能性があります。

セルフメディケーション税制は活用できるの?

従来の医療費控除とは別に、セルフメディケーション税制という選択肢があります。

この制度は、対象となるOTC医薬品(一般用医薬品)の購入費用について所得控除を受けられるものです。

セルフメディケーション税制の対象商品

AGA関連では、スイッチOTC薬として販売されている育毛剤や発毛剤の一部が対象となります。

対象商品のパッケージには専用マークが記載されているため、購入前に確認することが重要です。

年間12,000円を超えるOTC医薬品購入について、88,000円を限度として所得控除を受けられる場合があります。

制度利用の注意点

セルフメディケーション税制を利用する場合、健康診断や予防接種など、健康維持増進の取り組みを行っている必要があります。

また、従来の医療費控除との併用はできないため、どちらが有利か事前に計算しておきましょう。

高額療養費制度や保険は適用されるの?

AGA治療は自由診療のため、残念ながら高額療養費制度の対象外となるケースが多いといえます。

健康保険の適用も一般的には受けられないため、治療費用は全額自己負担となる点にご注意ください。

保険適用外となる理由

日本の健康保険制度では、生命に直接関わらない症状や美容目的の治療は適用外とされています。

AGAは多くの場合、健康上の緊急性がない症状として分類されるため、保険適用の対象外となっています。

ただし、すでに解説しているとおり他の疾患に併発する脱毛症状については、例外的に一部保険適用となる可能性もあります。

高額療養費制度が利用できない影響

高額療養費制度は、月の医療費が高額になった場合に自己負担額を軽減する制度です。

AGA治療は自由診療のため、この制度による負担軽減を受けられないことが多いです。

月々の治療費用が高額になっても、上限額を超えた分の還付は受けられない点を理解しておきましょう。

費用負担を軽減する方法

保険制度が利用できない分、他の方法で費用負担軽減を検討することが大切です。

クリニックによっては分割払いやローン制度を提供している場合もありますし、複数のクリニックで費用比較を行い、適正な価格設定のクリニックを選ぶことも重要です。

申告時に必要な書類と手続きの注意点は?

ここまで解説してきたように、一般的にはAGA関連費用で医療費控除を受けることは難しいといえますが、申請する場合の手続きについても説明します。

適切な書類準備と手続きを行うことで、スムーズな申告につながるでしょう。

必要な書類と保管方法

医療費控除の申告には、以下の書類が必要となります。

クリニック発行の領収書原本は必須書類のため、紛失しないよう大切に保管してください。

書類名 発行元 保管期間
領収書(原本) 治療を受けたクリニック 申告後5年間
診断書(該当する場合) 担当医師 申告後5年間
交通費の記録 本人作成 申告後5年間

領収書には、治療内容、金額、日付、医療機関名が明記されている必要があります。

事前相談の重要性

AGA治療の医療費控除申請は判断が難しいとされる案件のため、事前に税務署への相談をおすすめします。

所轄税務署に電話または直接相談し、自身のケースが対象となるか確認しておきましょう。

相談時には、治療内容、診断書の有無、治療の目的などを明確に説明できるよう準備しておくことが大切です。

申告時の注意事項

医療費控除の申告は、確定申告期間中(通常2月16日から3月15日)に行いましょう。

年間の医療費合計額から補填された保険金などを差し引いた金額で計算します。

AGA治療費用以外の医療費も合算できるため、年間を通じて医療費の記録を保持しておくことをおすすめします。

今後の制度変更や最新動向について

税制や医療制度は定期的に見直しが行われるため、最新情報の把握が重要です。

AGA治療に関する取り扱いも、将来的に変更される可能性があります。

制度改正の可能性

近年、男性の薄毛に対する社会的認識や医学的研究が進展しています。

今後、AGA治療の医学的意義がより明確化された場合、税制上の取り扱いが変更される可能性があります。

定期的な情報収集により、制度変更の恩恵を受けられる機会を逃さないよう注意しましょう。

情報収集の方法

情報は以下の公的機関から入手できる場合があります。

  • 国税庁ホームページ
  • 厚生労働省の発表資料
  • 所轄税務署からの案内
  • 日本皮膚科学会などの学会情報

特に年末調整や確定申告の時期には、制度変更に関する情報が発表されることが多いため、注意深く確認することをおすすめします。

助成制度や新しい支援策

一部の自治体では、男性の健康支援として独自の助成制度を検討する動きがあります。

お住まいの地域で、AGA治療に関連する支援策が導入される可能性もあります。

市区町村のホームページや広報誌なども、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

AGA治療についてよくある質問

他の薬との飲み合わせに注意が必要ですか?

AGA治療薬と他の薬剤との相互作用については、医師に現在服用中の薬を報告するようにしてください。

特に血圧の薬や抗凝固薬を服用されている方は、ミノキシジル内服薬との併用について慎重な判断が必要です。

治療を途中でやめたらどうなりますか?

AGA治療は、治療薬の効果を持続させるために継続して行うのが一般的とされています。

治療を途中でやめてしまうと、せっかく生えた髪の毛が再び抜け始め、治療前の状態に戻ってしまうこともあります。

特に内服薬の場合、その効果は服用している期間に限定されることが多いため、医師と相談して継続的な治療プランを立てることが重要です。

植毛とAGA治療はどちらが推奨されていますか?

植毛とAGA治療はそれぞれ目的が異なり、どちらが良いかは薄毛の状態や目指すゴールによって異なります。

植毛は、髪の毛がなくなってしまった部分に自身の毛髪を移植して密度を改善を目指す外科的治療です。

一方、AGA治療は薬で薄毛の進行を遅らせ、今ある髪の成長を促します。

AGA治療で薄毛の進行を止めながら、植毛で髪の毛の密度を改善する、といったように併用が推奨される場合もあります。

AGA治療・植毛ならAND美容外科へ

AND美容外科は、AGA治療をはじめとした豊富な美容医療メニューをご用意しています。

AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。

無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合った方法をご提案します。

カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。

まずはお気軽にご相談ください。

AND美容外科の
詳しい情報を見る

■AGA治療

薬品名 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月
ミノキシジル5mg ¥3,080 ¥6,160 ¥8,316 ¥15,400 ¥30,492
フィナステリド1mg ¥4,730 ¥9,460 ¥12,771 ¥23,650 ¥46,827
ミノキシジル5mg
フィナステリド1mg
¥7,700 ¥15,400 ¥20,790 ¥38,500 ¥76,230

※処方:医薬品のため、処方には医師の診療が必要です。診療は無料ですのでお気軽にご来院下さい。
※服用方法:1日1回少量の水で服用します。
※リスク・副作用:食欲減退・全身倦怠感(肝機能障害)・性欲減退・勃起機能不全・乳房障害・抑うつ症状
※処方にあたっては、事前に血液検査にて肝機能や腎機能などの状態を確認させていただく場合があります。医師が服用を中止したほうがよいと判断した際は、その指示に従っていただくことになります。
※服用中は、献血することができません。服用中止から1ヵ月以上経過していれば、献血が可能です(妊娠または妊娠している可能性のある婦人および授乳中の婦人の体内にフィナステリド・ディタステリド成分が入るのを防ぐためとされています)。

■自然植毛(FUE法)

シェーブン法 基本治療費用 220,000円
グラフト費用 990円
ノンシェーブン法 基本治療費用 220,000円
グラフト費用 1,650円
AND美容外科の
詳しい情報を見る

【ミノキシジルに関する法的記載事項】
治療内容:主にAGA(男性型脱毛症)や薄毛治療において、頭皮や毛包への血流を増加させ栄養供給を改善し、毛髪の成長期を延長させることで発毛を促進します。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:5,000〜15,000円/月(処方量・製剤により変動)
主なリスク・副作用:動悸・頻脈、血圧低下・めまい、浮腫(むくみ)、体重増加、心不全の悪化、頭痛、倦怠感、吐き気、眠気
使用薬剤:Dongkwang MINOXIDIL Tab. 5mg(未承認薬)
※入手経路:Dongkwang Pharm. Co., Ltd.より医師が個人輸入しております。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度について・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在、重大なリスクは報告されておりません。

【デュタステリドに関する法的記載事項】
治療内容:男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生を抑制することで進行を遅らせます。
標準的治療期間・回数:3~12ヶ月
標準的な費用:6,000〜12,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、射精障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:デュタステリドは承認薬です。

【フィナステリドに関する法的記載事項】
治療内容:脱毛を引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害し、薄毛の改善に効果が期待できます。
標準的治療期間・回数:3~6ヶ月
標準的な費用:5,000〜8,000円/月
主なリスク・副作用:性欲減退、勃起機能障害、精子数減少(妊活中は注意)、乳房の張り・女性化乳房、肝機能障害、抑うつ気分、倦怠感、妊婦は薬剤への接触禁止(胎児への影響リスクあり)
使用薬剤:フィナステリドは承認薬です。

【植毛(シェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。シェーブン法では、ドナーとなる部分の毛髪を短く刈り上げて(シェービングして)から株を採取します。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:5~7回程度
標準的な費用:660,000〜1,980,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕

※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。

【植毛(ノンシェーブン法)に関する法的記載事項】
治療内容:後頭部や側頭部の髪の毛を採取し、うす毛や抜け毛が気になる箇所に移植する手術です。
標準的な治療期間:12ヶ月程度
標準的な治療回数:6~8回程度
標準的な費用:935,000〜3,180,000円(税込)
主なリスク・副作用:腫れ・内出血、赤み・かさぶた、痛み・違和感、ショックロス(移植毛や周囲の毛の一時脱毛)、感染、瘢痕

※当院で使用するFUE SYSTEMは未承認機器です。
※入手経路等:当院で取り扱うFUE SYSTEMは国内販売代理店経由で入手しています。
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用についての報告はありません。