40代のバストアップ方法を徹底解説!各選択肢の特徴と知るべきリスク
40代になると「バストが以前よりハリを失った」「形が変わってきたように感じる」といった変化を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
年齢とともにバストの形やボリュームが変化していくのは自然なこととされていますが、ご自身に合った方法を選ぶことで印象を変えられる可能性もあります。
本記事では、40代の方が知っておきたいバストの印象に関する選択肢について、ご自宅でできるセルフケアから医療機関で受けられる施術まで幅広くご紹介します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
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40代でもバストの印象を変えることはできる?
40代でも、バストの印象を変えられる可能性はあります。
ただし、年齢による体の変化を考慮すると、どの程度の変化が期待できるかは方法や個人差によって異なる場合があるでしょう。
現実的な目標を考え、ご自身に合ったアプローチを選ぶことが大切になってきます。
40代で期待できる変化の目安
40代でバストの印象を変えたい場合、若い世代と比べて変化の幅は限定されることが考えられます。
ご自宅でのセルフケアでは、ハリや形の変化を感じられる場合があるものの、劇的なサイズ変化は期待しにくいでしょう。
医療機関で行われる施術であれば、セルフケアに比べボリューム増加につながる可能性がありますが、体質や選択する方法によっても結果は変わってくる場合があります。
どの方法を選ぶにしても、現実的な変化の範囲を理解しておくことが推奨されます。
年齢による変化と現実的な目標設定
40代になると、皮膚の柔軟性が若い頃より低下し、脂肪や筋肉の質も変化していく傾向があります。
そのため、20代や30代と同じ方法を試しても、同等の変化が得られない場合があるでしょう。
例えばセルフケアでは、バストを支える筋肉を鍛えることで形を整えることにつながる可能性がありますが、大幅なサイズアップは難しいかもしれません。
医療機関での施術は、セルフケアに比べれば変化を目指せる選択肢の一つですが、年齢に応じた体の特性を考慮した計画が望まれるでしょう。
セルフケアで変化が期待しやすい点
ご自宅でのケアで変化が期待しやすい点としては、バストのハリや形の印象が挙げられます。
例えばご自身の体に合ったサイズのブラジャーを選び、姿勢を整えるだけでも、見た目の印象が変わる場合があります。
また、大胸筋を鍛えることで、バストを支える土台を安定させることにつながり、形の変化を抑えられる可能性もあります。
ただし、これらの方法は根本的なサイズ変化を生むものではなく、あくまで現状の維持や軽度な変化を目指すアプローチとして考えた方がいいでしょう。
40代のバストが変化する要因は何?
40代でバストの形やボリュームが変化する背景には、複数の要因が関わっていると考えられます。
年齢とともに進む体の変化を理解することで、ご自身に合ったケアや施術の選択につながるでしょう。
女性ホルモンと更年期の変化
40代は女性ホルモンの分泌が徐々に減少し始める時期とされています。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、乳腺の発達や脂肪の蓄積に関与しているとされており、分泌量が減るとバストのハリやボリュームが失われる傾向があるよ うです。
閉経前後になると、この変化がより顕著になる場合があるでしょう。
ホルモンバランスの変化は個人差が大きく、すべての人が同じように変化が現れるわけではありませんが、バスト変化の主要な要因の一つとされています。
クーパー靭帯と皮膚の変化
バストを支えるクーパー靭帯は、加齢や重力を受けることで伸びたり損傷したりする恐れがあります。
この靭帯は一度伸びると元に戻りにくいとされ、バストの形が変わる要因の一つといえます。
また、皮膚の柔軟性を保つコラーゲンやエラスチンも年齢とともに減少し、皮膚が柔軟性を失いやすくなる場合があります。
これらの変化が重なることで、バスト全体の形が変わってくる可能性があるでしょう。
脂肪量と筋肉量の変化
40代になると、体全体の脂肪分布や筋肉量が変わってくる場合があります。
バストは主に脂肪組織で構成されているため、体重の増減や代謝の変化によってボリュームが変動する場合があります。
また、運動不足や加齢により大胸筋の働きが低下すると、バストを支える力が弱まり、形が崩れやすくなるかもしれません。
筋肉と脂肪のバランスを保つことが、バストの印象を維持するためにつながるといえます。
妊娠・授乳や生活習慣との関連
過去の妊娠や授乳の経験は、バストの形やボリュームに長期的に関連する場合があります(授乳後にバストが小さくなる、位置が下がるなど)。
また、日常の姿勢やブラジャーの選び方、喫煙や過度なダイエットなどの生活習慣も、バストの状態に関連する可能性があります。
これらの要因が複合的に作用することで、40代のバストは変化していくと考えられています。
40代向けの自宅でできるセルフケア方法は?
自宅でできるセルフケアは、始めやすい選択肢の一つです。
劇的な変化は期待しにくいものの、継続することで形の維持や変化につながる可能性があるでしょう。
大胸筋を意識した運動
大胸筋を鍛えることで、バストを支える土台を安定させ、形を整えることが期待できます。
運動の例として、以下のようなものが挙げられます。
- 腕立て伏せ(膝をついた状態からでも可)
- 合掌ポーズ(胸の前で両手を押し合う)
- ダンベルプレス(軽いものを使用)
- チェストフライ(ダンベルを持って腕を開閉)
過度な負荷をかけると体を痛める恐れがあるため、フォームを意識して行うことが大切です。
ハリを保つためのマッサージと保湿
バストマッサージは、体の巡りを促し、ハリを保つ効果が期待できます。
ただし、強く揉みすぎるとクーパー靭帯を傷める恐れがあるため、優しく行うことが大切です。
保湿クリームやオイルを使用し、バストを下から上に向かって軽く持ち上げるようにマッサージすると良いでしょう。
ご自身に合ったブラとナイトブラの使い方
ご自身の体に合ったサイズのブラジャーを選ぶことは、バストの形を保つ基本の一つです。
サイズが合っていないと、バストの形が崩れやすくなる恐れがあります。
定期的にサイズを測り直し、体に合ったものを選ぶことが望ましいでしょう。
また、就寝時にはナイトブラを使用することで、寝ている間のバストの揺れを抑え、クーパー靭帯への負担を減らせる可能性があります。
食事と栄養補助食品
バランスの取れた食事は、体全体の健康を保つことにつながります。
特に、タンパク質やビタミンEを含む食品は、皮膚や筋肉の維持に必要です。
ただし市販のサプリメント(栄養補助食品)の働きについては個人差があり、中には科学的に効果が実証されていないような製品もあります。
また、過剰摂取は体調不良につながる恐れがあるため、使用する場合は医師や薬剤師に相談するのがよいでしょう。
見直したい生活習慣
質の良い睡眠は、ホルモンバランスを整えることに役立つとされています。
睡眠不足が続くと、体全体の代謝が低下し、バストの状態にも関連する可能性があるでしょう。
また、適度な運動は体の巡りを促し、体の調子を整えることにもつながります。
姿勢を意識することも意識したい点であり、猫背が続くとバストの形に変化が出やすくなる恐れがあるため、日頃から意識すると良いでしょう。
40代が検討する豊胸施術とその違いは何?
セルフケアでは変化を感じにくい場合、医療機関で受けられる施術をするという選択肢もあります。
各施術には異なる特徴があり、期待できる変化や伴う可能性のあるリスクも異なります。
脂肪注入豊胸の特徴
脂肪注入豊胸は、自分自身の体の他の部位から採取した脂肪をバストに注入する方法の一つです。
自身の組織を使用するため、異物を体内に入れることに抵抗がある方が選択することが多いようです。
ただし注入した脂肪の一部は体に吸収されるため、定着する量が限られる場合もあります。
複数回の施術が求められる場合もあり、費用や時間を考慮する必要が出てくることがあるでしょう。
インプラント(バッグ式)豊胸の特徴
インプラントを用いる施術は、シリコンや生理食塩水を充填したバッグをバストに挿入する方法です。
脂肪注入と比べて、サイズ変化を期待しやすい方法といえるでしょう。
ただし、異物を体内に入れるため、長期的な経過観察が求められ、数年から十数年ごとに交換や検査を要する場合もあります。
また、インプラントの周りが硬くなる現象(被膜拘縮)や位置のずれが起こる可能性なども考慮することが必要となってきます。
ヒアルロン酸注入とハイブリッド豊胸の特徴
ヒアルロン酸注入は、注射でバストにボリュームを加える方法の一つです。
施術時間が短い傾向がありますが、変化は一時的で、数ヶ月から数年で体内に吸収されるといわれています。
ハイブリッド豊胸は、脂肪注入とヒアルロン酸注入を組み合わせた方法の一つで、両方の特性を活かすことを目指したものです。
どの方法も、期待できる変化の程度や持続期間が異なるため、医師とよく相談して選ぶようにしましょう。
仕上がりや持続期間の傾向
自然な仕上がりを重視する場合、脂肪注入はご自身の組織を使用するため、触り心地や見た目が自然になりやすい傾向があるとされています。
一方、インプラントはサイズ変化を得やすいものの、触感や見た目に違和感を覚える場合もあるでしょう。
いずれにしても定期的なメンテナンスが求められる可能性はあります。
豊胸施術を受ける前後の注意点と施術後の過ごし方は?
施術を受ける際は、事前の準備や施術後の注意点について把握しておくことが大切です。
リスクのあることを理解し、自身に合ったケアを行うことが大切です。
カウンセリングで確認したい点
施術前のカウンセリングでは、自身の希望や体の状態を詳しく伝えるようにしましょう。
医師に確認したい内容の例として、以下のようなものが挙げられます。
- 施術の具体的な流れと所要時間
- 期待できる変化とその範囲
- 考えられる副反応や合併症
- 施術後の生活制限(ダウンタイム)の期間と過ごし方
- 費用の詳細と追加費用の有無
- アフターフォローの内容
不明点や不安があれば、遠慮せずに質問し、納得してから施術を受けるようにすることが望ましいでしょう。
術前の準備とリスクについての理解
施術前には、健康状態を確認するための検査が行われる場合があります。
喫煙や特定の薬の服用は、施術の結果に関連する恐れがあるため、事前に医師に伝えることが望ましいでしょう。
また、施術には副反応などのリスクが伴うことを理解し、感染症や出血、麻酔によるアレルギー反応などについて説明を受けることが大切です。
これらの情報をもとに、施術を受けるかどうか慎重に判断するようにしましょう。
施術後の経過と回復の目安
施術後は、腫れや痛み、内出血などが生じる場合があります。
施術後の生活制限(ダウンタイム)の期間は施術方法によって異なります。
回復期間中は、激しい運動や重いものを持つことを避け、医師の指示に従うのがよいでしょう。
また、圧迫下着を着用するよう指示される場合もあるかもしれません。
長期的なケアと定期検診について
施術後は、定期的に医療機関を受診し、経過を確認することが望ましいでしょう。
特にインプラントを使用した場合、数年ごとに画像検査を受けることが推奨されています。
また、何か異変を感じた場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。
長期的なケアが適切に行われない場合、合併症が進行する恐れも考えられるため、継続的なフォローが大切になってきます。
望まない結果を避けるためのクリニック選びのコツ
施術を受けるクリニックを選ぶ際は、医師の経験や考え方を確認することが一つの方法です。
資格や専門性を持つ医師が在籍しているか、過去の症例数はどの程度かを調べると良いでしょう。
また、確認したい点として、クリニックの設備や衛生管理体制、アフターフォローの充実度が挙げられます。
口コミや評判だけでなく、実際にカウンセリングを受けて、ご自身が納得できると感じるクリニックを選ぶのがよいかもしれません。
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40代のバストケアに関するよくある質問
豊胸手術に年齢制限はありますか?
豊胸施術自体に明確な年齢制限は設けられていないことが多いですが、健康状態や体の特性によって施術が適さない場合があります。
40代以降でも施術を受けられる場合もありますが、年齢に応じた体の変化や可能性のあることを考慮し、医師とよく相談することが推奨されます。
また、施術後の回復や長期的な経過についても、年齢が関連する可能性があるため、慎重に判断することが大切です。
豊胸後に乳がん検診は受けられますか?
豊胸施術後も乳がん検診を受けることは可能な場合が多いですが、施術内容によって検査方法に配慮が求められる場合があります。
インプラントを使用している場合、マンモグラフィ検査で画像が見えにくくなる場合もあるため、超音波検査やMRI検査を併用することもあるでしょう。
いずれにしても、施術を受けたことを検診時に伝えることが大切です。
痩せ型で脂肪が少ない場合でも、脂肪注入はできますか?
脂肪注入は、ご自身の他の部位(お腹や太ももなど)から脂肪を採取する必要があります。
そのため、痩せ型で採取できる脂肪量が非常に少ない場合は、脂肪注入による豊胸が難しい、または期待するボリュームアップが得られない可能性があります。
ご自身の体型で脂肪注入が可能かどうかは、医師の診察を受けて判断することになるでしょう。
【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化
【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化
【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化
