20代のバストアップ方法を紹介!各選択肢の特徴と知っておきたいリスク
「バストにもっとボリュームがほしい」「自分に自信を持ちたい」と考える20代の方もいらっしゃるかもしれません。
バストアップの方法としては、日々の生活習慣を見直すものから、医療機関で行う施術まで、さまざまな選択肢が考えられます。
本記事では、20代の女性が検討できるバストアップの方法について、それぞれの特徴と知っておきたいリスクを詳しく紹介します。
大阪大学皮膚科・形成外科
大阪警察病院形成外科勤務
愛媛大学医学部非常勤講師
インディアナ大学医学部解剖学講座講師
※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
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20代のバストアップ方法は施術以外ある?
「20代になったら、もうバストは大きくならないのかな…」と感じるかもしれません。
20代は身体の成長が落ち着く時期とされていますが、生活習慣やホルモンバランスの調整によって、バストの見た目に変化が現れる可能性もあります。
施術以外の方法でのバストアップは、劇的な変化を期待するものではなく、健康的な身体づくりの一環として捉えることができます。
ここでは、施術以外の方法で期待できる変化の範囲と、個人差が生じる理由について紹介します。
施術以外の方法で期待できるサイズ変化
生活習慣の改善や運動によるバストアップは、急激なサイズ変化をもたらすものではないと考えられています。
大胸筋を鍛えることで土台が厚くなり、バストが持ち上がって見えるかもしれません。
ただし、マッサージなどをしても乳腺組織そのものが増えるわけではないため、大きな変化は見込みにくいと考えられます。
ホルモンと年齢が与える影響
バストの発達には、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが深く関わっているとされています。
これらのホルモンは、思春期や月経周期、妊娠時に乳腺組織の成長を促す働きを持つとされています。
20代では身体の成長がほぼ完了しているため、ホルモンバランスを整えることでバストの状態を維持しやすくなるかもしれませんが、新たな成長を促す変化は限定的と考えられます。
ちなみに、ホルモンバランスの乱れは、ストレスや睡眠不足、栄養の偏りといった要因によって引き起こされることがあるとされています。
変化が出やすい体質と注意点
バストアップへの取り組みによる変化には個人差があり、体質や生活習慣によって結果が異なる場合があります。
体脂肪率が適度にある方は、筋力トレーニングやマッサージによって見た目の変化を感じやすい傾向があるかもしれません。
一方で、極端なダイエットや栄養不足は、バストのボリュームが失われる恐れがあるでしょう。
自然な方法を試す際は、無理のない範囲で継続することが望まれます。
20代が試しやすいバストアップのための生活習慣と食事とは?
バストの健康を保つためには、日々の生活習慣や食事内容が関係しているとされています。
ここでは、20代の方が取り組みやすい生活習慣の改善ポイントを紹介します。
良質な睡眠とホルモンリズムの整え方
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、バストの健康に影響を与える可能性があります。
成長ホルモンは睡眠中に分泌されやすいため、夜間に十分な休息を取ることが望ましいとされています。
就寝前のスマートフォンの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう。
また、毎日同じ時刻に寝起きする習慣を作ることは、体内リズムを安定させる助けになると考えられます。
バストの健康に関わる栄養素と具体的な食事例
バストの健康を保つには、たんぱく質やビタミン、ミネラルといったさまざまな栄養素をバランス良く摂取することが大切とされています。
主な栄養素と、それらが含まれる具体的な食品例を以下にまとめます。
体重管理と栄養バランスのポイント
急激な体重の増減は、バストのボリュームや形に影響を及ぼす恐れがあります。
過度なダイエットは体脂肪が減少し、バストのサイズが小さくなる原因となるかもしれません。
無理のない範囲で体重を維持し、栄養バランスの取れた食事を心がけることが望ましいでしょう。
20代が取り組みやすい筋トレとマッサージの方法とは?
大胸筋を鍛える運動やマッサージは、バストの見た目に変化をもたらす可能性があります。
筋力トレーニングによって土台が厚くなり、バストが持ち上がって見える変化が期待できるかもしれません。
ここでは、自宅でも取り組みやすい方法を紹介します。
取り組みやすい大胸筋のトレーニング
大胸筋を鍛える代表的な運動として、腕立て伏せが挙げられます。
腕立て伏せは、両手を肩幅より少し広めに開き、胸を床に近づけるように身体を下ろす動作を繰り返すものです。
初めての方や筋力に自信がない方は、膝をついた状態で行うことで負荷を軽減できる場合があります。
週に2〜3回程度、10回を1セットとして2〜3セット行うことが目安とされています。
- 合掌のポーズ:胸の前で手のひらを合わせて押し合う動作
- チェストプレス:ダンベルや水の入ったペットボトルを使って胸を開く動作
- ウォールプッシュアップ:壁を使った立位での腕立て伏せ
バストアップマッサージの手順の一例
マッサージは、血行やリンパの流れを促すことで、胸のハリを保つ助けになる可能性があります。
入浴後など、身体が温まった状態で行うといいでしょう。
マッサージの手順は、バストの外側から内側に向かって、優しく円を描くようになでる動作が推奨されることがあります。
力を入れすぎず、痛みを感じない程度の強さで行うことが大切です。
姿勢改善とブラ選びで意識したい点
猫背や前かがみの姿勢は、バストが垂れて見える原因となる場合があります。
背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せるように意識することで、胸が開いて見える変化が期待できるでしょう。
また、ご自身の身体に合ったサイズのブラジャーを選ぶことも大切です。
サイズが合わないブラジャーは、バストの形が崩れる原因になる恐れがあるため、定期的にサイズを測り直すことが望ましいでしょう。
豊胸を検討する20代が知っておきたい手術と非手術の方法とは?
生活習慣の改善だけでは望む変化が得られないと感じる場合、医療機関で行う豊胸施術を検討する方もいらっしゃるかもしれません。
豊胸施術には、手術を伴う方法と注射といった非手術的な方法があり、それぞれに特徴とリスクがあります。
ここでは、代表的な豊胸施術の特徴と注意点について紹介します。
ヒアルロン酸注入の特徴と注意点
ヒアルロン酸注入は、注射によってバストにボリュームを加えることを目指す施術の一つです。
この方法は切開を伴わないため、手術を伴う方法に比べダウンタイム(施術後の回復期間)が短い傾向にあるとされています。
ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、状態の持続期間は1〜2年程度となる傾向があるでしょう。
加えて、注入後にしこりができる可能性や、感染症のリスクが考えられます。
シリコンインプラントの主な特徴とリスク
シリコンインプラントは、シリコン製の袋をバストに挿入する施術です。
ヒアルロン酸注入と比べて状態の持続期間が長いことや、バストのサイズや形を大きく変えることが期待できるかもしれません。
しかし、手術を伴うため、麻酔のリスクや術後の痛み、腫れといった症状が生じる場合があるでしょう。
さらに、インプラント周囲に瘢痕組織(はんこんそしき)が形成され、胸が硬くなる被膜拘縮(ひまくこうしゅく)という合併症が起こる可能性もあります。
脂肪注入豊胸の特徴と術後経過
脂肪注入豊胸は、ご自身の体の別の部位から脂肪を採取し、それをバストに注入する施術です。
注入した脂肪の一部は体内に吸収されるため、期待したサイズを維持できない場合があるでしょう。
あわせて、脂肪が壊死してしこりになる脂肪壊死や、石灰化が生じる可能性も考えられます。
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バストアップや豊胸に関するよくある質問
20代で豊胸手術を受ける場合の注意点はありますか?
20代で豊胸施術を受けること自体に年齢的な制限は多くの場合ないとされますが、身体の成長が完全に終わっているか確認することが推奨されます。
バストの成長が続いている段階で施術を受けると、将来的に形やバランスが変わる可能性があるためです。
医療機関で、ご自身の状態について十分なカウンセリングを受けた上で判断することが望ましいでしょう。
妊娠や出産は豊胸やバストアップにどのような影響がありますか?
妊娠中や授乳期は、女性ホルモンの分泌が増加し、乳腺組織が発達してバストが大きくなる傾向があります。
しかし、授乳が終わると乳腺組織が縮小し、バストのボリュームが減少する場合があるでしょう。
豊胸施術を受けた後に妊娠や出産を経験すると、バストの形やサイズに変化が生じる可能性があるため、ライフプランを考慮した上で施術を検討することが望まれます。
豊胸手術後にマンモグラフィ(乳房X線検査)は受けられますか?
豊胸術後でもマンモグラフィ検査を受けることは一般的に可能とされています。
しかし、シリコンインプラントなどの施術を受けている場合、インプラントの破損リスクを避けるため、また乳腺組織全体を正確に写し出すことが難しくなる場合があるため、注意が必要です。
検査を受ける際には、必ず事前に医療機関に豊胸術を受けていることを申告するようにしてください。
多くの施設では、インプラントを損傷させない特別な撮影方法を用いるか、マンモグラフィの代わりに超音波(エコー)検査やMRIなど、他の画像診断を推奨することがあります。
【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化
【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化
【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化
