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顔の脂肪溶解注射は何cc必要?注入量と費用の目安・注意点を解説

顔の脂肪溶解注射に興味を持ちながらも、実際に必要な量や費用について疑問を感じたことはありませんか?

脂肪溶解注射は「1ccあたりいくら」という料金体系が多いため、どの程度の量が必要か知りたい方が多いでしょう。

しかし、注入量には個人差があり、顔の部位や脂肪溶解注射の種類によっても異なります。事前のカウンセリングで医師にしっかり相談・確認することが重要です。

この記事では、顔に脂肪溶解注射を打つ際の必要量や費用の目安、さらに安全に施術を受けるための注意点をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 顔の脂肪溶解注射の必要量・費用の目安
  • 顔の脂肪溶解注射の注意点

※本記事は2025年2月時点の情報をもとにまとめています。
※脂肪溶解注射は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※脂肪溶解注射に用いられる医薬品には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、脂肪が気になる部位に薬剤を注入し、皮膚下の脂肪細胞を溶かす痩身施術です。

溶けた脂肪は老廃物として体外に排出されるため、脂肪細胞そのものを減らす効果が期待できます。

脂肪溶解注射の特長は、主に以下の3つが挙げられます。

  • リバウンドしづらい
    脂肪細胞自体を減らすため、リバウンドのリスクが低いとされています。
  • 手軽に受けられる
    切開を伴わない施術のため、10分程度の短時間で気軽に受けられる痩身術として人気があります。
  • 顔への施術も可能
    顔の脂肪溶解注射は、特にダイエットでは落としにくい二重あごや顔の輪郭調整などにも対応可能です。
▼脂肪溶解注射の症例 脂肪溶解注射の一回目の術後写真

1回目施術後

脂肪溶解注射の三回目の術後写真

3回目施術後

施術名:脂肪溶解注射

治療内容:脂肪細胞を溶かして体外へ排出させる注射です。
標準的な費用:1cc3,500円〜1cc5,000円
治療期間:6週間
回数:3回
リスク・副作用:一時的な赤み・腫れ・痛み・内出血
施術院:AND美容外科

脂肪溶解注射を顔に打つなら何cc必要?

一般的に、顔の1部位に必要な注入量は、1〜5cc ほどが目安です。

ただし、脂肪溶解注射の必要量は、脂肪の量や部位の広さによって異なります。

そのため、施術を受ける際はカウンセリングで医師に相談し、希望する仕上がりや施術内容を明確にしてから決定することが理想的です。

例えば、頬全体を対象にする場合には3〜10cc程度必要になるケースもあります。

ここでは、国内のクリニックでよく用いられている「BNLSアルティメット」を例にとって説明します。

部位 注入量の目安 費用の目安
ひたい 1cc程度 1,700〜2万6,400円程度
上まぶた 1cc程度 1,700〜2万6,400円程度
1〜4cc程度 1,700〜10万5,600円程度
小鼻(鼻翼部) 1〜4cc程度 1,700〜10万5,600円程度
こめかみ 1cc程度 1,700〜2万6,400円程度
頰骨部 1〜4cc程度 1,700〜10万5,600円程度
頰(ほうれい線上) 1〜2cc程度 1,700〜5万2,800円程度
下頬部(口の横) 1〜4cc程度 1,700〜10万5,600円程度
側頬部(フェイスライン) 2〜4cc程度 3,400〜10万5,600円程度
下あごの輪郭 1〜4cc程度 1,700〜10万5,600円程度
あご下 3〜5cc程度 5,100〜13万2,000円程度

ただし、クリニックによってBNLSアルティメットの料金設定は異なり、実際の料金は変動します。正確な料金や回数などは、個別のカウンセリングで確認してください。

次に、代表的な顔の3つの部位(頬・フェイスライン・あご下)別に、脂肪溶解注射の注入量の目安を解説します。

頬の脂肪溶解注射の注入量の目安

頬に脂肪溶解注射を受ける場合、3〜10cc程度が注入量の目安です。

頬は「頬骨上」「ほうれい線上」「下頬部(口の横)」など複数の部位に分けられます。

それぞれの部位で必要な注入量が異なるため、どこの脂肪をどの程度減らしたいかを明確にすることが重要です。

頬の脂肪は加齢によって自然に減る部分もあるので、必要以上にボリュームを減らしてしまうと、かえって老けた印象を与える可能性があります。

医師との相談のもと、自分に適した注入量を決め、納得したうえで施術を受けるかどうかを判断しましょう。

フェイスラインの脂肪溶解注射の注入量の目安

フェイスラインの脂肪溶解注射を受ける場合、2〜4cc程度が注入量の目安です。

特に、顔の横幅が気になる場合は、頬の前側にある脂肪を減らすことで、フェイスラインがスッキリする可能性があります。

脂肪のつき方や顔のバランスによって効果が異なるため、施術前のカウンセリングでどの部位をどの程度施術するかを確認しましょう。

あご下の脂肪溶解注射の注入量の目安

あご下の脂肪溶解注射を受ける場合、3〜5cc程度が注入量の目安です。

あご下は顔の中でも脂肪がつきやすい一方で、脂肪溶解注射で効果を実感しやすい部位のひとつとされています。

ただし、必要な量は範囲や脂肪の厚みによって異なるため、理想的な仕上がりを目指すためにも、医師としっかり相談のうえ、適切な注入量を決定しましょう。

参考:Talathi A, Talathi P. Fat Busters: Lipolysis for Face and Neck. J Cutan Aesthet Surg. 2018 Apr-Jun; 11(2):67-72.

顔の脂肪溶解注射を受ける場合の注意点

脂肪溶解注射を顔に打ちたい場合、安全かつ効果的に施術を受けるため、以下の点に注意しましょう。

  • 一度に大量に注入するのは避ける
  • 必要な注入量や回数には個人差があることを理解する
  • 予算の上限を決めておく

それぞれ見ていきましょう。

一度に大量に注入するのは避ける

脂肪溶解注射を受ける際には、一度に大量の薬剤を注入するのではなく、少量ずつ複数回に分けて施術を行うことが推奨されます。

一度に多くの薬剤を注入すると、以下のようなリスクがあるためです。

  • 脂肪が減りすぎて不自然な仕上がりになる
  • 周囲に薬剤が漏れて予期しない部位の脂肪が減る
  • 老廃物の急増により腎臓に過剰な負担がかかる

脂肪が過剰に減少すると、頰がこけた印象になったり、皮膚がたるむことで老けて見える可能性があります。

また、薬剤が想定外の部位にまで広がり、狙った部位以外の脂肪が減ることでバランスを崩し、不自然な仕上がりになるケースもあります。

一度減らした脂肪は元に戻せないため、こうしたリスクを防ぐための慎重な施術が必要です。

さらに、溶けた脂肪は老廃物として排出されますが、その際に腎臓が大きな負担を受ける場合があります。

老廃物の処理が追いつかないと、水分の排出が滞り、むくみが生じることもあります。

このような理由から、一度に大量の薬剤を注入するのではなく、少量を複数回に分けて注入する方法がおすすめです。

必要な回数は使用する薬剤や個人の体質により異なりますが、一般的には3回程度の施術を行うことで効果を実感できることが多いとされています。

医師と十分に相談しながら、適切な施術を計画しましょう。

必要な注入量や回数には個人差があることを理解する

脂肪溶解注射の注入量や回数には個人差があり、事前に十分な理解が必要です。

施術を検討する際は、以下の点を押さえておきましょう。

  • 注入量は、施術範囲や脂肪の量によって異なる
  • 効果の現れ方には個人差があり、1回の施術では十分な変化を感じられない場合もある
  • 目指す効果によって必要な回数が異なる

脂肪が多い部位ほど注入量が増える傾向があるため、希望する仕上がりや予算に応じた計画が重要です。

また、脂肪溶解注射の効果はゆっくりと現れるため、1回で理想的な結果を得られないこともあります。

劇的な変化を求める場合には、複数回にわたる施術を視野に入れる必要があります。

さらに、希望する仕上がりの程度によっても施術のプランは変わります。

事前のカウンセリングで医師と具体的な希望を共有し、適切な施術計画を立てることが満足度の高い結果につながるでしょう。

予算の上限を決めておく

脂肪溶解注射は1ccごとに費用が設定されていることが多く、注入量が増えるほどトータルの費用も高額になります

  • 1回あたりの費用と、トータルでかかる費用を把握する
  • 予算の上限を超えない範囲で施術プランを立てる
  • 必要以上の注入を避けるため、医師に最適な量を相談する

予算が多い場合でも、予算内ギリギリまで注入を行うと、必要以上の薬剤を使用してしまい、理想的な仕上がりから外れるリスクがあります。

そのため、予算に余裕がある場合は、医師と相談しながら本当に必要な量を見極めることが重要です。

こうすることで、理想の仕上がりを維持しつつ、無理のない費用内で施術を受けることができるでしょう。

顔の脂肪溶解注射に関するよくある質問

顔の脂肪溶解注射について、よくある質問にお答えします。

顔の脂肪溶解注射にリスクはある?

脂肪溶解注射には、以下のようなリスクや副作用が伴う可能性があります

  • 一時的な腫れや内出血など
    注射を受けた部位が一時的に腫れたり、内出血が生じることがあります。これらは数日から1週間程度で自然に治まる場合がほとんどです。
  • 左右差が出る可能性
    注入量や施術の技術によって、仕上がりに左右差が出ることがあります。対称性が気になる場合は、施術後に修正を行うことも可能です。
  • 完全に太らなくなるわけではない
    脂肪溶解注射は一度溶解した脂肪を排出する施術ですが、残った脂肪細胞が大きくなる可能性があるため、体重管理が重要です。
  • 効果が穏やか
    施術後すぐに効果が出るわけではありません。1回の施術での効果は穏やかであり、数回の施術を重ねることで徐々に変化を感じられることが一般的です。

顔の脂肪溶解注射のダウンタイムは?

脂肪溶解注射の腫れやダウンタイムの長さは、使用する薬剤の種類によって異なります

脂肪溶解成分であるデオキシコール酸の配合率が0.02%のBNLSアルティメット、0.5%のカベリンなどは腫れが少なく、3日程度で治まるケースが多い傾向にあります。

一方、デオキシコール酸の配合率が1%と高いFatX Coreを使用する場合、腫れが1〜2週間程度続くことがあります。

脂肪溶解注射を選ぶ際には、デオキシコール酸の配合率や腫れ・痛みの程度を確認し、自分の生活スケジュールや希望に合った薬剤を検討しましょう。

その際、クリニックで事前にしっかり相談することが大切です。

詳しくは、ダウンタイムについて取り上げた下記の記事も参考にしてください。

顔の脂肪溶解注射ならAND美容外科

この記事では、顔の脂肪溶解注射の注入量や費用の目安、注意点などを解説しました。

フェイスラインをシャープにしたい方や、スッキリとした小顔を目指したい方は、AND美容外科の脂肪溶解注射がおすすめです。

AND美容外科では、カベリン(1cc3,500円)とVライトソリューション(1cc5,000円)の2種類の薬剤を採用しています※。

カベリン Vライトソリューション
主成分 デオキシコール酸 デオキシコール酸
チロシン
アデノシンリン酸2ナトリウム
デオキシコール酸濃度 0.5% 1%
脂肪溶解効果
治療周期 1週間に1回 1週間〜10日間に1回

いずれもデオキシコール酸の濃度が高く、効率よく脂肪を分解する効果が期待できます。早い場合は、注入後3日程度で効果を実感できるでしょう。

施術後に赤みや腫れが出ることもありますが、数日から1週間程度で自然に治まるケースが多く、施術を検討しやすい薬剤です。

一般的には、1週間程度の間隔を空け、3〜5回の施術を受けることをおすすめしています。

AND美容外科では、脂肪溶解注射に関する不安や疑問を解消するため、無料カウンセリングを実施しています。

気軽にご相談いただき、ご自身に最適な施術プランを見つけてください。

※2回目以降は処置料として別途3,300円頂戴します。

<カベリンについて>
(医薬品)は未承認機器・医薬品です。

入手経路について:NEW FACE Laboratories社(韓国)が製造したものを当院で個人輸入。

国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

諸外国における安全性等の情報:諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

当治療に用いる医薬品の主成分デオキシコール酸は、米国・FDA(アメリカ食品医薬品局)認証医薬品です。

<Vライトソリューションについて>
Vライトソリューション(V Light Solution/医薬品)は未承認機器・医薬品です。

入手経路について:KB Med社(韓国)が製造したものを当院で個人輸入。

国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

諸外国における安全性等の情報:以下の国で化粧品としての認証を取得しております。

韓国(MFDS)、ヨーロッパ(CPNP)、 ドバイ(UAE )、インドネシア(BPOM)

<リスクについて>
赤みや腫れ、痛み、内出血が出ることがありますが、通常は数日〜1週間程度で引いていきます。

<医薬品副作用被害救済制度について>
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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  • ※医療機関等の公式ホームページに掲載されている内容も十分にご確認のうえ、ご自身の判断で適切な医療機関への相談・受診等を行ってください。