美容整形

【豊胸】垂れ乳に悩む方必見!施術方法の選び方や注意点を解説

「年齢と共にバストが垂れてしまって、自信が持てない」

「授乳後にバストの形が変わってしまった」

こうした悩みを抱えている方は少なくありません。

バストの下垂、いわゆる垂れ乳は、女性の多くが経験する自然な身体の変化です。

しかし、その変化が見た目への不安や、コンプレックスにつながってしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、垂れ乳に対する豊胸施術の種類や選び方、注意すべきポイントについて詳しく解説します。

監修者
AND美容外科 医師
田中 真輔
【経歴】
九州大学附属病院 頭頸部外科 入局
久留米大学附属病院 形成外科 入局
済生会二日市病院 形成外科部長
リッツ美容外科 副院長
城本クリニック新宿院 院長
城本クリニック新宿院 非常勤勤務
Clean Beauty Clinic 東京院 院長 勤務

※本記事は2025年9月時点の情報をもとにまとめています。
※豊胸施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※脂肪注入豊胸に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

垂れ乳の原因を知っていますか?

バストの垂れは多くの女性が経験する現象ですが、その根本的な原因を理解することで、適切な対策の参考になるはずです。

まずは垂れ乳がなぜ起こるのか、そしてセルフケアの限界について詳しく解説します。

加齢・出産・授乳による皮膚と組織の変化

バストの垂れの主な原因は、皮膚や乳腺組織の構造的な変化が要因です。

年齢を重ねることで、皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、弾力性が低下していく可能性があります。

特に妊娠・授乳期間中は、ホルモンの影響でバストが大きくなり、その後急激に縮小することで皮膚が伸びた状態になることがあります。

一度伸びてしまった皮膚や靭帯は元の状態に戻りにくいため、下垂の要因となると考えられるでしょう。

急激な体重変動とクーパー靭帯への影響

バストを支えるクーパー靭帯も、垂れ乳と深く関係している組織です。

急激なダイエットや体重増加により、この靭帯に過度な負荷がかかることで伸びてしまう場合があります。

さらに、胸や体に合っていないブラジャーを長期間着用することや、激しい運動時のサポート不足も靭帯の損傷に繋がることもあるかもしれません。

クーパー靭帯は一度伸びると修復が困難とされており、これが垂れ乳の根本的な原因の一つとなっています。

筋トレやマッサージの限界と現実的な予防効果

大胸筋トレーニングやバストマッサージは、予防や軽度の改善に役立つ可能性があります。

しかし、これらのセルフケア方法では、すでに伸びてしまった皮膚組織や損傷したクーパー靭帯を元の状態に戻すことは期待できません。

ナイトブラや補正下着についても、現状維持や軽度の予防という観点では意味がある一方、根本的な改善には限界があるのが現実です。

本質的な垂れ乳の改善を目指す場合は、医療による改善が選択肢のひとつとなります。

豊胸で垂れ乳は改善できるの?

医療機関で行われる豊胸施術は、垂れ乳の改善に向けた選択肢の一つです。

ここからは主な施術方法の種類と、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

脂肪注入豊胸による自然な仕上がりのアプローチ

脂肪注入豊胸は、ご自身の脂肪を採取してバストに注入する施術方法です。

太ももや腹部などから脂肪を吸引し、精製した後にバストに注入することで、自然な質感とボリュームの改善が期待できます。

この方法の特徴として、異物反応のリスクが低いことや、触れた時の自然な感触が挙げられるでしょう。

ただし、採取できる脂肪量には限界があるため、大幅なサイズアップを希望する場合には適さない可能性があります。

シリコンバッグ豊胸でのボリューム補填効果

シリコンバッグを挿入する豊胸手術は、サイズアップとボリューム補填が期待できる方法です。

バッグのサイズや形状を選択することで、希望に応じた仕上がりを目指すことが可能とされています。

垂れ乳の場合、ボリュームを補うことで見た目の改善が期待できる場合があります。

一方で、定期的なメンテナンスや将来的な入れ替えの可能性など、長期的な視点での検討が必要な施術でもあるのです。

マストペクシー(乳房吊上げ術)による形状修正

マストペクシーは、バストの位置を上げて形を整える施術です。

余分な皮膚を切除し、乳輪の位置を調整することで、より若々しいバストラインを目指す方法とされています。

重度の下垂がある場合は、この施術と豊胸を組み合わせた複合的なアプローチが提案される場合もあります。

施術によって傷跡が残る可能性があるため、術後の回復過程や傷跡の状態について、医師から十分な説明を受けることが重要です。

あなたに合った施術方法の選び方とは?

豊胸施術にはさまざまな選択肢があるため、どの方法が自分に適しているか迷われる方も多いでしょう。

ここでは施術選択の判断基準や、検討すべきポイントについて詳しく解説します。

(H3)皮膚の弾力性と下垂の程度による適応の違い

施術方法の選択では、現在の皮膚の状態と下垂の程度が重要な判断材料になります。

軽度から中等度の下垂で皮膚の弾力が保たれている場合は、脂肪注入やシリコンバッグでの改善が期待できる可能性もあるでしょう。

重度の下垂や皮膚の余剰が著しい場合は、マストペクシーや複合的な施術が検討される場合があります。

美容外科医による詳細な診察を通じて、お客様の状態に応じた提案を受けることが大切です。

希望するサイズアップの程度と自然さのバランス

どの程度のサイズアップを希望するかによって、適した施術方法は変わってきます。

自然な範囲でのボリューム改善を目指す場合は、脂肪注入が選択肢として考えられるでしょう。

より大幅なサイズアップを希望する場合は、シリコンバッグの使用が検討される可能性があります。

ただし、極端に大きなサイズを選択すると、肩こりや姿勢への影響も考慮する必要があります。

ライフスタイルと施術後の生活への影響

施術選択では、お客様のライフスタイルや職業も重要な考えるべきポイントです。

ダウンタイムの長さや、職場復帰までの期間は施術方法によって異なります。

また、今後妊娠・授乳の予定がある場合は、その点も含めて医師と相談しましょう。

スポーツや身体を使う仕事をされている方は、施術後の活動制限についても十分な説明を受けることが大切です。

豊胸施術を受ける前に知っておくべきリスクと注意点とは?

豊胸施術を検討する際は、期待できる効果だけでなく、起こりうるリスクや注意点についても理解しておくことが重要です。

ここでは施術に伴う可能性のあるリスクと、それらを抑えるための対策について説明します。

感染・出血・しこり形成などの合併症リスク

どんな豊胸施術においても、手術に伴う一般的なリスクがあることを理解しておきましょう。

感染、出血、傷の治癒不良などが起こる可能性があり、これらは適切な術前準備と術後管理によってリスクを下げることが目指されます。

脂肪注入では、注入した脂肪の一部が石灰化やしこりを形成する場合もあるでしょう。

シリコンバッグ豊胸では、被膜拘縮や破損などのリスクについても事前に説明を受けることが大切です。

術後の左右差や不自然な仕上がりの可能性

施術後にバストの左右差や、期待していた仕上がりと異なる結果になる可能性があります。

これらは術前のカウンセリングでの十分な話し合いや、医師の技術・経験によって影響を受ける要素です。

特に脂肪注入では、定着率に個人差があるため、予想よりも小さな仕上がりになる場合もあります。

修正が必要になった場合の対応や費用についても、事前に確認しておくことが大切です。

ダウンタイムと社会復帰までの期間

豊胸施術後は、一定期間の安静や活動制限が必要です。

脂肪注入の場合は、脂肪採取部位の腫れや痛みが続く場合があります。

シリコンバッグ豊胸やマストペクシーでは、より長期間の安静が必要になることが一般的です。

職場復帰や運動再開の時期については、医師の指示に従うことが重要とされています。

施術をスムーズに進めるための準備とクリニック選びのポイントとは?

豊胸施術を検討する際には、適切な準備とクリニック選びが大切です。

ここでは施術前の準備事項と、信頼できるクリニック選びのポイントについて解説します。

カウンセリングで確認すべき内容

初回カウンセリングでは、あなたの希望や不安について率直に相談することが大切です。

施術方法の詳細説明、期待できる結果、起こりうるリスクについて十分な時間をかけて説明を受けましょう。

費用についても、施術料金以外にかかる可能性のある追加費用まで含めて確認することが重要です。

複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することで、より納得できる選択ができる可能性があります。

医師の資格・経験と施設の医療体制

豊胸施術を行う医師の資格や経験は、施術の質に影響する要素の一つです。

形成外科や美容外科の専門医資格を持つ医師であるか、豊胸施術の経験が豊富であるかを確認しましょう。

クリニックの医療体制についても、万一の合併症に対する対応能力があるかを確認することが推奨されます。

アフターケア体制や、術後に何か問題が起きた際のサポート体制についても事前に確認しておくことが大切です。

術前検査と健康状態の管理

施術前には、あなたの健康状態を詳しく確認するための検査が行われます。

血液検査や心電図など、必要な検査を受けて、施術に支障がないことを確認することが重要です。

服用中の薬やサプリメント、アレルギーの有無なども正確に伝えるようにしましょう。

禁煙や飲酒制限など、術前に守るべき注意事項がある場合は、指示に従って準備を進めることが大切です。

豊胸ならAND美容外科へ

AND美容外科は、豊胸をはじめとした豊富な美容医療メニューをご用意しています。

AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな施術を提供しています。

無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合った豊胸の施術方法をご提案します。

カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。

まずはお気軽にご相談ください。

▪️豊胸の料金(1回あたり)
施術
金額
脂肪注入豊胸
(100ccあたり)
275,000円
ヒアルロン酸豊胸 440,000~715,000円
シリコンバッグ豊胸 1,265,000円

※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。

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豊胸についてよくある質問

脂肪注入豊胸にまつわるよくある質問をまとめました。

  • 豊胸施術後も自己検診は必要ですか?
  • 豊胸施術後、MRI検査などは可能ですか?
  • 豊胸施術はどのくらいの期間効果が持続しますか?

それぞれ解説していきます。

豊胸施術後も自己検診は必要ですか?

豊胸施術を受けた後も、定期的な自己検診やクリニックでの検診が推奨されます。

特にシリコンバッグを挿入した場合、破損や被膜拘縮といった予期せぬトラブルが起こる可能性も考慮する必要があるでしょう。

定期検診については、施術を受けたクリニックの指示に従うことが重要とされています。

豊胸施術後、MRI検査などは可能ですか?

豊胸施術の種類や挿入物の有無によって、検査方法が限られる場合があります。

特に、シリコンバッグ豊胸の場合はMRI検査の際に注意が必要とされています。

事前に医師に豊胸施術を受けていることを伝え、適切な検査方法を確認するようにしましょう。

豊胸施術はどのくらいの期間効果が持続しますか?

施術方法や体質によって持続期間には差があります。

脂肪注入豊胸では、定着した脂肪が長期間残る場合もありますが、すべての方に当てはまるわけではありません。

シリコンバッグ豊胸は、バッグの寿命や状態により入れ替えが必要になる場合もあります。

詳細については、カウンセリングで医師に確認することが推奨されます。


【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化

【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化

【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化

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  • ※医療機関等の公式ホームページに掲載されている内容も十分にご確認のうえ、ご自身の判断で適切な医療機関への相談・受診等を行ってください。