医療ダイエット

脂肪冷却って生理中でも大丈夫?知っておきたい施術の注意点

「脂肪冷却の施術を受けたいけど、生理中でも大丈夫?」「予約日と生理が重なってしまった…」このような悩みを抱える女性は少なくありません。

脂肪冷却は、気になる部分をスッキリさせたい方に人気の医療痩身施術です。でも、生理中の施術には、いくつか知っておいてほしいポイントがあるんです。

この記事では美容外科医の視点から、脂肪冷却と生理中の関係や施術を受けるタイミングについて、わかりやすく解説していきます。

監修者
AND美容外科 医師
中村 光宏
【経歴】
沖縄県立中部病院 初期臨床研修
湘南美容クリニック 熊本院
Aクリニック 銀座院
Aクリニック 仙台院 院長

※本記事は2025年8月時点の情報をもとにまとめています。
※脂肪冷却は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※脂肪冷却に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

脂肪冷却って生理中でも施術を受けられるの?

脂肪冷却は、生理中でも施術自体は可能です。しかし多くのクリニックではあまりおすすめしていません。なぜなら、生理期間中はホルモンバランスが大きく変化して、体調や痛みの感じ方に影響が出やすいからなんです。

そのため、できるだけ生理期間を避けて施術を行うことが望ましいと言えます。

生理中の脂肪冷却施術が推奨されない理由

生理中は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が大きく変わります。

このホルモンバランスの変化によって、普段よりも身体が敏感になり、いつもより痛みを感じやすくなることがあるのです。

脂肪冷却の施術では、専用の機器で皮膚を吸引し、マイナスの温度で冷やしていきます。そのため、普段でも少しひっぱられるような感覚や、ひんやりとした不快感を伴うことがあります。

生理中は、そうした違和感や不快感が強く感じられる可能性が高いかもしれません。

生理中の施術を制限している場合もある

クリニックによっては、生理中の脂肪冷却施術をお断りしている場合があります。これは、身体への負担を考えた配慮なんです。

生理予定日と施術日が重なりそうな場合は、予約する前にクリニックの方針を確認したり、事前に相談したりするようにしましょう。

ホルモンバランスが施術効果に与える影響は?

生理期間中は、ホルモンバランスが乱れることで、身体の代謝機能が変わっていることがあります。この時期だと、施術後の変化を実感しにくくなる可能性も考えられます。

そのためにも、ホルモンバランスが安定している時期を選ぶのがおすすめです。

生理中に脂肪冷却を受けるとどんなリスクがあるの?

生理中に脂肪冷却の施術を受ける場合は、通常よりも気をつけたいリスクがいくつかあります。特に、痛みが強く感じられたり、施術後の症状が長引いたり、体調を崩しやすくなったりすることが挙げられます。

これらのリスクをきちんと理解した上で、施術のタイミングを検討することが大切です。

痛みや違和感が強くなりやすい

生理中は、身体全体が敏感になっているため、普段なら気にならないような刺激も強く感じてしまうことがあります。脂肪冷却では、皮膚を吸引する際のひっぱられる感覚や、冷却される時の冷たさが、通常よりも不快に感じられる可能性があります。

特に、お腹まわりの施術では、生理痛と相まって痛みがさらに強く感じられることもあるでしょう。

症状が長引く可能性

脂肪冷却の施術後には、赤みや腫れ、内出血といった症状が出ることがあります。生理中は血行が良くなっているため、これらの症状が普段より強く出たり、長引いてしまったりする可能性があります。

体調不良になるリスクも

生理期間中は、貧血気味になったり、全体的に体調が不安定になりやすい時期といえます。
そんな時に施術を受けると、身体への負担が加わって、めまいや吐き気といった体調不良を引き起こす可能性も考えられます。

施術後の回復にも時間がかかることがあるので、体調管理の面からも注意が必要です。

脂肪冷却に適したタイミングはいつ?

脂肪冷却の施術を受けるのにおすすめのタイミングは、生理が終わった後から排卵前の期間です。この時期は、ホルモンバランスが比較的安定していて、調子も良い状態が続くことが多いです。

実感するためにも、ご自身の身体に合ったタイミングを選ぶことが大切ですよ。

生理終了後から排卵前が理想的

生理が終わってからの約1週間は、エストロゲンの分泌が安定して、身体の調子が上向きになります。この時期は、痛みに対する敏感さも普段のレベルに戻るでしょう。

また代謝機能も活発になる時期と言われています。一般的には、生理終了後5〜10日程度が、施術に適したタイミングだとされていますよ。

排卵期以降は慎重に判断を

排卵期以降は、プロゲステロンというホルモンの分泌が増えて、身体がむくみやすくなる傾向があります。この時期は身体の水分代謝が少し落ちるため、施術効果を実感しにくくなる可能性も考えられます。

ただし、生理前症候群(PMS)の症状が軽い方であれば、施術を受けられる場合もあります。

施術スケジュールの立て方

施術スケジュールを組む際は、以下の点に気を付けてみましょう。

  • 施術間隔は2〜3ヶ月あける
  • 生理周期に合わせて計画を立てる
  • 基礎体温を記録して排卵期を把握する

生理中に脂肪冷却を受けるための注意点は?

生理中に施術を受ける必要がある場合は、事前の準備と当日の体調管理が重要になります。医師やスタッフに相談して、安全を優先して判断しましょう。

もし体調に異変を感じたら、施術を中断することも大切です。

事前カウンセリングで医師に相談

生理中に施術を希望する場合は、事前カウンセリングで医師にその旨を伝えて相談してみましょう。ご自身の生理周期の特徴や、普段の症状の重さ、体調の変化について詳しく伝えることが重要です。

医師が全体的な体調をみて、施術を受けられるかどうかを判断してくれます。正直に体調を伝えるようにしましょう。

施術当日の体調チェック

施術当日は起床時から体調をチェックし、異変を感じたら無理をしないでください。

次のような症状がある場合は、施術を延期することをおすすめします。

  • 強い生理痛がある
  • めまいがする
  • 吐き気がある

施術前の血圧測定や問診で、スタッフが体調を確認しますので状態を伝えてください。

施術後のアフターケア

生理中に施術を受けた後は、も丁寧なアフターケアが必要です。
以下のような行動は避けるようにしましょう。

  • 激しい運動
  • サウナや長時間の入浴
  • 身体を冷やす行為

もし赤みや腫れが強く現れた場合は、クリニックに連絡して医師の指示を仰ぐようにしましょう。

脂肪冷却ならAND美容外科へ

AND美容外科は、脂肪冷却をはじめとした豊富な医療痩身メニューをご用意しています。

AND美容外科は、医療の力で「短期間で結果を出す」ことをコンセプトに、さまざまな部分痩せ施術を提供しています。

無料カウンセリングでは丁寧にお悩みや目標をうかがい、あなたに合ったダイエット方法をご提案します。

カウンセリングのご予約は公式LINEにて24時間・365日受け付けています。

まずはお気軽にご相談ください。

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■脂肪冷却の価格

プラン名 脂肪冷却(4部位) ダイエット薬 治療期間 価格(税込)
トライアル 1回 なし 1ヶ月 367,600円
スタンダード 3回 1種2ヶ月分 2ヶ月 616,000円
プロ 5回 2種2ヶ月分 4ヶ月 874,400円
プレミアム 7回 2種4ヶ月分 6ヶ月 1,132,800円
プレミアム+ 9回 2種6ヶ月分 9ヶ月 1,520,400円

※治療内容:脂肪細胞を冷却して破壊し、体外に排出することで部分痩せを目指す美容治療です。
※1 ダイエット薬についてはお客様のご体調をもとに、医師と相談の上処方させて頂きます。
※2 脂肪冷却での同部位へのお施術は、1ヶ月の期間を空けていただいております。

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脂肪冷却についてよくある質問

生理予定日と施術日が重なりそうな場合はどうする?

生理予定日が近づいていて、施術日と重なりそうな場合は、できるだけ早くクリニックに連絡して相談してください。多くのクリニックでは、予約の変更に柔軟に対応してくれるでしょう。

妊娠中や授乳中でも脂肪冷却は受けられる?

妊娠中や授乳中の脂肪冷却施術は、安全性への配慮から推奨されていません。
この時期はホルモンバランスが大きく変化しているため、お母さんや赤ちゃんへの影響が心配されるからです。

卒乳して、生理周期が安定してからの施術をおすすめします。

脂肪冷却の効果を高めるためにできることは?

施術後は適度な運動とバランスの良い食事が重要です。施術後の脂肪細胞の排出を促すために、十分な水分摂取と質の良い睡眠を心がけてください。

定期的なマッサージやリンパドレナージュもおすすめです。

【脂肪冷却に関する法的記載事項】
施術内容:脂肪細胞を冷却して破壊し、体外に排出することで部分痩せを目指す美容治療です。
標準的な施術回数:1~3回
標準的な治療期間:2ヵ月〜9ヵ月
標準的な費用:14,800円〜44,400円(税込)
主なリスク・副作用:発赤、内出血、凍傷、痛み、感覚鈍麻、神経損傷が起こる可能性があります。

<Snoer α>
※使用機器:Snoer α(機器)は未承認機器・医薬品です。
※入手経路等:当院医師の判断の元、個人輸入をしています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。

<グラマースノエル>
※使用機器:グラマースノエル(機器)は未承認機器・医薬品です。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
※医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:以下の認証を取得しております。
・ヨーロッパCE承認:0B210906.ZPLQ030(2025年にUSFDA,Medical CE追加取得予定)

<クールスカルプティングⓇエリート(クルスカダブル)>
※施術の説明:脂肪細胞のみを冷却し、アポトーシス(細胞死)された脂肪層が体外へ排出されることで、脂肪そのものを減少させる部分痩身機器です。
※リスク・副作用:発赤・内出血・硬結・知覚鈍麻・凍傷・色素沈着・逆説的過形成・輪郭異常。

【ダイエット薬に関する法的記載事項】
治療内容:食べ過ぎ防止・満足間の持続・体脂肪をつきにくくする、などの効果が期待できるお薬を用いた治療です。医師と相談の上処方させて頂きます。
治療回数:1回〜9回
※契約プランにより回数が変わります。
治療期間:1ヶ月〜9ヶ月
※契約プランにより期間が変わります。
費用:1ヶ月分:20,000円(税込)〜180,000円(税込)
※契約プランにより費用が変わります。
主なリスク・副作用:頭痛、便秘、吐き気、下痢、食欲減退、など

<リベルサス>
※未承認医薬品等(異なる目的での使用):医薬品医療機器等法において2型糖尿病の効能効果で承認されていますが、肥満治療目的の使用については承認されていません。
※入手経路等:当院で使用しているリベルサスは、国内の医薬品卸業者より、購入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:リベルサスと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
※医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。

<メトホルミン>
※未承認医薬品等(異なる目的での使用):医薬品医療機器等法において2型糖尿病の効能効果で承認されていますが、肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
※入手経路等:当院で使用しているメトホルミンは、国内の医薬品卸業者より、購入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:国内で肥満治療の効能・効果で承認されているビグアナイド系薬剤はありません。
※医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性などに係る情報:GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

<カナグル>
※未承認医薬品等(異なる目的での使用):医薬品医療機器等法において、「糖尿病」の効能・効果で承認されていますが、当院で行う美容目的での使用については国内で承認されていません。
※入手経路等:当院で使用しているカナグルは、国内の医薬品卸業者より、購入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:カナグリフロジン水和物を一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
※医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。

<オゼンピック>
※未承認医薬品等(異なる目的での使用):医薬品医療機器等法において2型糖尿病の効能効果で承認されていますが、肥満治療目的の使用については承認されていません。
※入手経路等:当院で使用しているオゼンピックは、国内の医薬品卸業者より、購入しています。
個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:オゼンピックを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
※医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性などに係る情報:GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

<マンジャロ>
※未承認医薬品等(異なる目的での使用):マンジャロは、医薬品医療機器等法において、「糖尿病」の効能・効果で承認されていますが、当院で行う美容目的での使用については国内で承認されていません。
※入手経路:当院で使用しているマンジャロは、国内の医薬品卸業者より、購入しています。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html
※国内の承認医薬品等の有無:チルゼパチドを一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
※医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※諸外国における安全性等に係る情報:現在重大なリスクは報告されておりません。

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