豊胸手術の値段の平均はどのくらい?選び方のポイントと注意点
「豊胸手術を検討しているけれど、費用の目安がよくわからない」
「値段だけで選んで後悔したくない」
そんな不安を抱える方も少なくありません。
豊胸手術の費用は施術方法やクリニックによって異なります。
一般的には、シリコンバッグ豊胸で約80万〜150万円前後、脂肪注入豊胸で約50万〜150万円前後、ヒアルロン酸注入で10ccあたり約2万〜8万円程度が目安とされています。
ただし、値段だけで判断してしまうと、自分に合った施術が選びにくくなる場合があります。
この記事では、豊胸手術の費用相場や平均的な金額、追加費用の内訳、クリニックを選ぶ際のチェックポイントについて整理します。
九州大学附属病院 頭頸部外科 入局
久留米大学附属病院 形成外科 入局
済生会二日市病院 形成外科部長
リッツ美容外科 副院長
城本クリニック新宿院 院長
城本クリニック新宿院 非常勤勤務
Clean Beauty Clinic 東京院 院長 勤務
※本記事は2025年9月時点の情報をもとにまとめています。
※豊胸施術は保険診療が適用されない自由診療となります。
※記事内の金額は税込です。
※豊胸施術に用いられる機器の中には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。 未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。
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豊胸施術の値段相場はどうして差があるの?
豊胸施術の値段を調べると、クリニックによって幅があることに気づく方も多いでしょう。
これは自由診療であり、各クリニックが独自に価格を設定しているためです。
そのため、同じ施術内容でも費用が大きく変わることがあり、値段だけで選ぶと想定外のリスクにつながる可能性があります。
だからこそ、費用の背景にある要因を理解して比較検討することが大切です。
施術方法によって値段が異なる理由
豊胸施術には主に3つの方法があり、それぞれ使用する材料や技術の複雑さが異なります。
材料費や施術時間、技術的な難易度の違いが、価格差につながる要因のひとつです。
例えばシリコンバッグ豊胸では、バッグの種類や形状によっても費用が変わることがあります。
地域や立地による価格差
同じ施術でも、都市部と地方とでは料金が異なる場合があります。
都市部のクリニックは家賃や人件費が高いため、施術料金に反映されるケースもあります。
立地条件の違いが料金差の一因になると考えられます。
クリニックの規模と価格設定
大手美容外科クリニックと個人経営のクリニックでは、価格の傾向が異なる場合があります。
大手は設備や症例数を強みとし、比較的高めに設定することもあります。
一方、個人クリニックでは価格を抑えて提供するケースもありますが、費用だけで技術を判断することはできません。
料金とあわせて、実績や説明の丁寧さなども含めて総合的に判断することが大切です。
施術方法別の値段相場はどれくらい?
豊胸手術を検討する際に、まず把握しておきたいのが施術方法ごとの値段相場です。
費用は施術の種類や内容によって幅があるため、希望と予算の両面から検討していく必要があります。
施術方法 | 値段相場 |
---|---|
脂肪注入豊胸 | 50万円~150万円 |
ヒアルロン酸注入 | 10ccあたり2万円~8万円 |
シリコンバッグ豊胸 | 80万円~150万円 |
脂肪注入豊胸の費用幅
脂肪注入は、体の一部から採取した脂肪を胸に注入する方法で、50万円から150万円程度の費用が目安とされています。
費用は、脂肪を吸引する範囲や注入量などによって変わることがあります。
痩せ型の方の場合、複数回に分けて施術を行うケースもあるため、合計の費用を事前に見積もってもらうことが大切です。
ヒアルロン酸注入の費用と注意点
ヒアルロン酸注入による豊胸は、10ccあたり2万円から8万円程度とされています。
必要な量は希望するバストサイズや体型によって異なり、総額は人によって変わります。
また、ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、再注入が必要になる場合があります。
施術を検討する際は、初回費用だけでなく将来的な費用も含めて確認することが重要です。
シリコンバッグ豊胸の値段傾向
シリコンバッグを用いた豊胸は、80万円から150万円程度が相場とされています。
バッグの種類や形状によって金額が変わる場合があり、またオプションの有無によっても総額が変動します。
契約前に「料金に含まれる内容」や「将来的な交換・メンテナンスの費用」について確認しておくと安心です。
追加料金にはどんなものがあるの?
豊胸手術の費用を検討する際には、基本料金だけでなく追加で必要となる費用も把握しておくことが大切です。
事前に確認しておくことで、後から想定外の金額に驚くリスクを減らせます。
麻酔代が別途かかる場合
豊胸施術では全身麻酔や局所麻酔が用いられることがあり、その費用が別途必要になるケースがあります。
全身麻酔で5万〜15万円程度、局所麻酔で2万〜5万円程度が目安とされます。
基本料金に含まれているかどうかは、カウンセリング時に確認すると安心です。
検査料や材料費について
施術前には血液検査や心電図検査などが必要になる場合があり、1万〜5万円程度かかることがあります。
また、施術内容によってはシリコンバッグ代や特殊な注入器具の費用が追加されることもあります。
こうした費用が基本料金に含まれているかどうかは、クリニックごとに異なるため、事前に説明を受けることが大切です。
アフターケアや修正施術の費用
施術後の定期検診、処方薬、包帯などの費用が別途かかる場合があります。
また、仕上がりに調整が必要になった場合には追加の施術費用が発生することもあります。
保証制度の有無や対象範囲について、事前にしっかり確認しておくと安心です。
値段以外で確認しておきたい選び方のポイント
「安いから即決しよう」と考える前に、価格以外の要素にも目を向けることが大切です。
ここでは、施術を検討する際に注目しておきたい代表的なポイントを整理します。
医師の経験や実績を確認する
豊胸施術は、担当医師の経験や実績によって施術内容や説明の仕方に違いが出る場合があります。
日本美容外科学会などの専門資格や、豊胸施術に関する症例数がどの程度あるかを確認しておくと参考になります。
クリニックの設備や安全管理体制
施術を行う施設が清潔に保たれているか、緊急時の対応体制が明確にされているかは重要なチェックポイントです。
医療機器の導入状況や術後のフォロー体制も含め、事前に確認しておくと判断材料になります。
カウンセリングで確認できること
カウンセリングでは、リスクや副作用について十分な説明があるか、契約を急がされるようなことがないかが確認ポイントです。
疑問や不安に丁寧に対応してくれるかどうかを見極めることで、信頼して相談できるかを判断しやすくなります。
後悔を減らすために確認しておきたい注意点
豊胸施術を検討する際には、事前に知っておくべき注意点があります。
納得のいく判断をするために、リスクや確認ポイントを整理して理解しておきましょう。
モニター価格の条件を必ず確認する
「モニター価格で半額」といった広告を見かけることもありますが、適用には条件がある場合があります。
写真提供や体験談の公開が必要なケースもあり、プライバシーの観点から慎重な検討が必要です。
条件を満たせない場合は通常料金になることもあるため、事前に詳細を確認しておくことが大切です。
保証制度の内容を事前に理解しておく
「修正保証あり」と記載されていても、適用条件はクリニックによって異なります。
保証期間や対象範囲、追加費用の有無については、契約前に必ず確認しましょう。
書面での説明を受け、不明点は事前に質問しておくと安心です。
ダウンタイムと日常生活への影響
施術後は一定期間の休養が必要で、仕事や家事に影響が出ることがあります。
例えばシリコンバッグ豊胸では数週間程度、脂肪注入豊胸では1〜2週間程度の回復期間が必要になることもあります。
施術の時期を検討する際には、スケジュールに余裕を持ち、生活への影響も考慮して計画することが大切です。
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▪️豊胸の料金(1回あたり)
施術 | 金額 |
---|---|
脂肪注入豊胸 (100ccあたり) |
275,000円 |
ヒアルロン酸豊胸 | 440,000~715,000円 |
シリコンバッグ豊胸 | 1,265,000円 |
※保険適用外の自由診療となります。
※税込価格での記載です。
詳しい情報を見る
豊胸施術の値段と平均についてよくある質問
豊胸施術の値段と平均にまつわるよくある質問をまとめました。
- 費用と持続性のバランスをどう考えればいいですか?
- 分割払いは利用できますか?
- 施術前にセカンドオピニオンを受けるべきですか?
それぞれ見ていきましょう。
費用と持続性のバランスをどう考えればいいですか?
費用と得られる変化のバランスは、個人の価値観や目的によって異なります。
例えば、自然な仕上がりを重視する方は脂肪注入豊胸を選ぶケースがあり、長期的な持続性を考慮する場合にはシリコンバッグ豊胸が選択肢に含まれることもあります。
ご自身の希望を明確にしたうえで、医師と相談して判断することが大切です。
分割払いは利用できますか?
一部のクリニックでは、医療ローンやクレジットカードの分割払いを利用できることがあります。
月々の支払額を抑えられる可能性がありますが、金利や手数料を含めた総額を事前に確認しておきましょう。
施術前にセカンドオピニオンを受けるべきですか?
複数のクリニックでカウンセリングを受けることは、より納得のいく判断につながると考えられます。
異なる医師の説明を聞くことで、施術内容や費用、リスクについて多角的に理解できるでしょう。
【脂肪注入豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:自分の脂肪を採取して胸に注入し、バストアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:275,000円(100ccあたり)
標準的な治療期間:治療期間:数日〜1週間程度(ダウンタイムを含む)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・知覚変化
【ヒアルロン酸豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:ヒアルロン酸を胸に直接注入して、バストのボリュームや形を整える豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:440,000~715,000円
標準的な治療期間:約1〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・脂肪壊死・脂肪塞栓・左右差・吸引部の凹凸・知覚変化
【シリコンバッグ豊胸に関する法的記載事項】
治療内容:シリコン製のインプラント(バッグ)を胸の中に挿入して、バストのサイズアップや形の改善を行う豊胸術です。
標準的な治療回数:1回
標準的な費用:1,265,000円
標準的な治療期間:約2週間〜3か月程度(ダウンタイムを含みます)
主なリスク:腫れ・内出血・痛み・被膜拘縮・左右差・知覚変化